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肉がなければアレで・・・の、麻婆豆腐丼

どうも、えのき洗脳教パリ支部のユイじょりです。

教祖はなんてったってこの方餃子氏

サムネのセーラームーン画像。たしか、画は餃子先生ご本人。初めて全身みたけど、シュールすぎて思わず食後のティーを吹き出しそうになった。

ちなみに、餃子教祖のスゴイ餃子はこちら。

今年の目標はこれをつくることなんだけど、あと1ヶ月ちょいしかなくね?オロオロ。


さて、一昨日、カニカマグラタンを作ったとき、洗脳により見事にカニ(かま)へと同化を遂げたえのき
そのいじらしくもある従順さ、独特の食感と、控えめながらもうまみを放出して料理を格上げする優秀さに感動したものだ。デキる子。

「こりゃーえのき、常備しとこう」

教祖の魅力もあって、完全に入信決定した、えの教。
勝手になんでも略したくなるアラフォーは、この私。


今日はブラックフライデー。

ここ数日、削除するのさえも面倒で放っておいたら1000件以上溜まってしまっている種々のメルマガたちが、タイトルでそう教えてくれている。ここ数年フランスでも盛り上がっているっぽい。

特に欲しいものはないけれど、街に繰り出してみようか?
そう思ったのも束の間、俺🐶がまたゲボゲボし始めた。

インドア継続、決定。
ゲボゲボしたらモリモリ飲食するんだけど、どうしちゃったのでしょうか俺さん・・・。


夜ご飯、どうしましょうね。


一瞬ppとkkのためお散歩に連れ出したが、買い出しなど一切できず時は夕暮れ。

食料庫を漁っていたらば、これを見つけた。

TanoshiのTofu

ちなみに賞味期限が1週間すぎている。私にしてはかわいいもんだ。

豆腐はなかなかOtto氏の気に入る料理にするのが難しい。パッケージみたいな冷奴とか、シンプルな湯豆腐とか絶対食べなそうだから、なにかカモフラージュできるものがいいな・・・

麻婆豆腐!


マーボーなら、過去の実績もあるし、食わず嫌いという事態にはなるまい。


がしかし、買い物をしていないので豚肉がない
唯一残っているのが、冷凍しておいた俺用のちっちゃい鶏むね一切れ。

ここで救世主メシアの登場だ。


えのきさーん、いらっしゃぁい🍄


左:アジア系スーパーで入手しているえのきマッシュルーム(約200円)


今宵、えのきは鶏と化す。


肉は鶏のYOSHIKIミンチ自家製ミンチと、えのきをちょい大きめのみじん切りに。みじん切りが超絶簡単なのもえのきのすばらしいところ。

刻まれてもキュートなEnoki


これらを、すりおろしたにんにく&生姜とともによく炒める。


そして優しく語りかけよう。

えのきよEnoki。そなたはフランスの鶏名産地・ブレスからやってきた、世界の誰もが認める美味しい鶏なのだよ。さあ、目覚めなさい。

ユイじょりによるえのき福音書 4章16節
洗脳中のえのき


よーく炒めて洗脳完了したら、豆板醤的なものを加えてさらに炒めて、水を加えて豆腐投入。味覇、醤油、酒で味付けして豆腐に味を染み込ませる。

豆腐がフルフルなので、形を残すために入れたら極力混ぜないように


最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたらば、完成。炊き立てごはんの上からかける。

お決まりの糸唐辛子ものせてフィニッシュ

そうそう、かなり辛めなので、卵ものせることにした。


あと、今日はいつもの「丼」というより、浅めのうつわでカレーっぽい盛り付けにしてみた。Otto氏的に米が見えたほうが安心度が高まるのではと思ったので。

こちらは私用


Otto氏はいわずもがな、たまごといえば両面焼きの完全No半熟目玉焼きである。

米が見えるようにと思ってよそったのに米があまり見えていない説

上から見たら、一応米もお目見えしていた。


ちなみに箸休めは、えのきついでに買った大根で、サラダを。
無敵青じそドレッシングとマヨ、ごまを混ぜたもので和えたらば、赤玉ねぎと鰹節をのせる。

大根シャキシャキ、無限系

滅多に野菜をちゃんと食べない氏も、navet blanc大根は消化にいいんだヨ!とか適当なことをいったらきちんと食べてくれていた。ものはいいよう。


そして肝心のえのきは、見事に麻婆豆腐の一味と化していた。大成功。

あったまる。温泉いきたい。


えのきは素直で伸びしろしかない子だから、今後も褒めて伸ばすのがいいな。

「えの教」伝道師として、フランスでも広報活動に励むこととしよう。


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