見出し画像

冷凍タラが爆格上げ!パプリカソース

おいたんテンプレでまいります🙏


ボンソワー!フランスにいても、食べてるものはもっぱら和なユイじょりだよ🇯🇵

相変わらず毎日どこかしら水漏れとか壁の穴とか発見する日々が続いてて、ほんと要らん刺激よね。昨日はキッチンの棚の扉が壊れた。前の家主、何も言わなかったよねー。KUSO(←おいたんは決して言わない)。

まあ、そんななかでも豊かな食生活はマストよね。

豊かな食生活となると、やっぱりフレンチ🇫🇷
・・・じゃなくって、私的にはやっぱり和🇯🇵なんだけどもね。

「安い食材でもソースにちょっと気合を入れて作れば、それだけでもうテーブルがパリよ」

って日本のParisのおいたんがおっしゃるので、こないだ買ってみた冷凍cabillaud(タラ)をうまいことしたいなって思ったのよね。ほら、今日は金曜、キリスト教的にお魚の日🐟だし。

冷凍タラ、こちら。身もちゃんとしているし、値段も普通にちゃんとしている。

港町に住んでるくせになに冷凍魚使ってんだ!ってツッコミは受け付けるけど、夕飯のことを考える時間には魚屋閉まってるんだ。そしてこの街の魚はもれなく水産企業に買われていくような気がしている。まわり回ってこのタラちゃんもこの街の魚なのではないかな。


パプリカソース、つくろ

こないだおいたんがソーシエに変身して作っていたソース。このパプリカソースってのが気になる。

サーモンに合わせていたくらいだから、海のものには合うであろう。


本家本元の修家シェフはサーモンに加えてじゃがいもまで。こんなプロの美しい盛り付けは無理だけど、いつかサーモン×芋で真似っこしたい。

そうそう、おいたんのソースは、最近ご近所でよく見るからちゃんの香川本鷹を隠し味?に使っている模様。


確かに辛味があったほうがよさそうだな・・・と、ここはフランスの風をブイブイ吹かせてPiment d'espelette(バスク風唐辛子)を入れてみようか。ラブバスク。

パプリカ、トマトペースト、エシャロット、にんにく、白ワイン、バスク唐辛子

パプリカはオーブンに入れて、皮がぺりぺりしてくるまで放置。

Bon sauna!


パプリカサウナ中、トマト系ソースをつくる。

パプリカ以外の材料(にんにく、エシャロット)はみじん切りにしてオリーブオイルでいためる
トマトペーストと白ワイン投入
白ワインを数回とぼとぼいれながら、煮詰める


トマト系のソースが煮詰まってきた頃、先にオーブンにいれておいたパプリカもパプ生のピークをむかえる。
だいぶしわくちゃになったから、皮も向きやすくなるわね?

人間の皮膚も暑いところに数時間いるとこんなん。。。?🙂


皮をむいたパプリカと事前に作っておいたソースの素をミキサーにいれてぎゅいーん。

皮剥き後パプリカ
ミキサーでぎゅいーん



ミキサーの掃除が面倒なのでお願いだから普通で便利なギュイーン(ハンドミキサー)がほしい。。

荒い液状。味見したら美味しい


おさかな、焼こう

メインのcabillaudは冷水で自然解凍したら、水気をとって小麦粉をはたき、たっぷりバターの海で泳がせる。

アロゼしながら徐々に火を通す。

ひっくり返してさらに少しして完成。

こんがり焼けた。本心では皮が欲しい。


おさかな、食べよう


今日は久しぶりにソースを下にしきたい気分。

付け合わせは焼きブロッコリー。焼きバゲットとともに。

バゲットはバターをちょっとだけ塗りつけてオーブンで焼いた


パプリカソース、美味!

パプリカの甘味がトマトの酸味を和らげていい感じに。かつバスク唐辛子のほのかな辛味がアクセントになって絶妙な美味しさ。困ったときの即席冷凍タラが実にいいご馳走になるな。

ブロッコリーって焼くとただただ暗くなるから、次回は適度に茹でよう。。

「残ったソースはバゲット泥棒と化す」とおいたんから聞いていたので、バゲットは多めにスタンバイ。

こちらOtto氏のお皿。私の5倍くらい早く食べ終わる
「残ったソースはバゲット泥棒と化す」の画 by Otto氏


やっすい食材をご馳走に変える魔法のフレンチソース by おいたん

まさにこれを実感!
おいたんも修家シェフもありがとうございますー!


せっかくフランスにいるから、ソース研究に邁進しようかな我。


この記事が参加している募集

#今日のおうちごはん

18,319件

サポートいただいた分は、おうちごはん研究費としてフル活用いたします!