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”It's a small world”でIt's a small world

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今朝、アマゾンから届いた、ママ友に勧められたお茶を飲みながらの投稿です。

この所、考える投稿が多かったので、今日は頭もお休み。私の反抗期の話です。

ちょうど、英語に興味を持ち始めた中学生の私が、作文で書いた将来の夢は「世界中の遊園地に行く事」。中学でこれ。お勉強できない感、滲み出てますぅ〜。担任の先生はどう思いながら読んだんだろう、と思うアラフィフ。

当時、流行ったドラマ「積み木くづし」のような反抗期では全くなかったけど、それなりに親に対して、「いちいち、うるさい。」「私はもう子供じゃないんだ。」と言う思いが湧き上がってた。「私は、こんなにできるんだ!」と親に証明したい思いもあったのだろう。私のやり方は、「夏休みに一人でアメリカ行く!成人式の振袖を買うための貯金あったでしょ。振袖いらないから、そのお金でアメリカへ行く。」ってな感じで、親の前に横浜駅周辺で集めてきたアメリカ旅行のパンフレットを並べた。(こ〜わっ。よかった、私が自分の娘じゃなくて。)

やっぱり、ディズニーランドは外せない!本場でミッキーとミニーに会ってみたい。芸能人がお正月に行くハワイにも行ってみたい。大好きだった「アメリカ横断ウルトラクイズ」の福留さんの質問「ニューヨークへ行きたいかー?」には、「もちろんです。」でした。

その当時、円相場は1ドル=250円ぐらいだったんじゃないのかな?まだ、高校生だったので添乗員さんのいるツアー旅行を選びました。7−10日で、60万円位。アメリカ旅行のパンフレットを突然、突き付けられた「とりあえず、反対せずに聞く主義」の両親は、驚きながらも、本当に考えてくれました。

出された答えは、パンフレットの中にあった、3週間の高校生用のホームステイ・プログラム。母親も主催会社に連絡し、安心できそうなプログラムである事、私に振袖は本当に着なくていいのかを再度、確認した上での答えだった。そして私が選んだのは、ミッキーが待っているカリフォルニア州のロサンゼルス近郊でした。

その当時、日本から出たことのない両親と説明会へ行ったり、パスポートを取りに行ったり、スーツケースを買いに行ったり、親子共々、全てが初体験。その年は、ちょうど、東京ディズニーランド(TDL) のオープンの年でもあり、ラッキーにも、日本航空勤務のパパをもった友人が、4/15の一般開園前に入園できる券を手に入れ、友人達とディズニーランド初体験。「うわぁあ〜。」と言う声しかでない、初めて体感した夢の国での1日は、ティンカーベルのようにお空を飛びっぱなし。

次は、The Happiest Place on Earth。「本場のディズニーランドよ!」

夏休みに入って、全国から集まった15人前後の高校生達とロサンゼルスへ。平日の日中は、その高校生達と観光へ行ったり、アメリカの文化を学びながら過ごし、週末はそれぞれのホームステイ先の家族と過ごしました。

このプログラムは、日本帰国前にディズニーランドへ行くツアー付き。でも、私のホストファミリーは、その前に、夢にまで見た本場のディズニーランドへ連れていってくれました。今思えば、その当時のTDLの園総面積は本場よりもずっと広かったのに、アトラクションが少なく、園内スカスカだったのですが、本場ときたら、TDLでは見なかったアトラクションもあるし、いる人が ”外人!外人!”。(いや、私が外国人)興奮しすぎの高校生の私。何もかもがディズニーだし、何もかもが大きい。あの時食べた、大きいターキー・レッグの衝撃は今でも忘れられない。

ホストファミリーがいろんなアトラクションをエスコートしてくれました。カリブの海賊、ホンテッド・マンション、ジャングルクルーズ。。。そして「It's a small world.」。その名前が出たら、もう、あの歌、聞こえちゃうし、口ずさんじゃう。

♪ララ・ラン・ラン・ラン。ララ・ラン・ラン・ラン♪

ドキドキしながら、順番を待ちわびる私。現地のライドを待つ列は、向こう側とこっち側。2列あるのでとってもスムーズ。さー、いよいよ、私たちの順番。気をつけてボートに乗って、よっこいしょ。いざ、しゅっぱーつ!

♪ララ・ラン・ラン・ラン。ララ・ラン・ラン・ラン♪

「あれ?」あっちの列から来た、前に座ってる人達、東洋人だ。さすが、アメリカ、人種がいっぱい!

「あれ?」なんだか、一緒にTDLに行ったクラスメートに似てる。世界には何人か、自分に似てる人がいるって言われてるからなー。

「ん?」

「あれ?」

「マジか!!!」

なんと、前に座ってた私のクラスメート似の東洋人は、

正真正銘の、私のクラスメートでした!!!

本当に本当の「It's small world」であった、It's a small world の話。

確か夏休みに家族でアメリカに行くような事は言ってたけど、まさかのまさか。


世界はとても広いけど、人と人との繋がりによって、狭く感じる事があったり、絶対あり得ないと思うことも、起きちゃうことがある。私の高校2年生の夏、ビックリ仰天な事が夢の国で起きちゃった。人生、何があるかわからない。

そう言えば、ピノキオで言ってた。♪星に願ったら、君が誰だなんて関係ない、心に思う事は叶うんだよ♪って。信じてみる?

Love,

Midori

”When You Wish Upon a Star" from Pinocchio





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