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day10 「本」 運が良い悪いは存在しない。

私はこの本の題名よりも帯の言葉に惹かれて購入にした。

「なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」

まさに私がそのとき思っていたことである。職場で全然うまくいっていなかったから。仕事の結果はともかく、それまでの過程の中で、私は真面目にやっているつもりなのに、全く事はいい方向へ進まなかった。

時間も守っている。

あの人より真面目に働いている。

残業までしてちゃんと1つの責任を果たしている。

それなのに、褒められるどころか、どこかで誤解を招き、上司の機嫌を悪くさせてしまう始末。その間にも同僚たちはパッパと仕事を終わらせ帰っていく。それを横目で見ながら、内側からふつふつと湧き上がってくる怒りを抑えつつ、ただ目の前の仕事に取り組むしかなかった。

そして、やっと仕事が終わった後に寄った本屋で見つけた1冊だった。


本というのは、ぶっつけ本番の人生を生きていく私たちにとって何かヒントをくれる存在だと最近になってすごく思う。


この「運転者」を読んで私はまた、ヒントをいただいた。


https://www.amazon.co.jp/運転者-未来を変える過去からの使者-喜多川-泰/dp/4799324500


この本は、小説ではあるけど今現在の社会と精通しているような。現実ではありえないストーリーだけど、どこか哲学チックなとこがあるような。読み終えた後感じた第一印象がそれだった。

超簡単にあらすじを言うと...

何をしてもうまくいかない主人公の前に、タクシーの運転手が現れる。「運がいい人生なんて俺には無縁だ」という主人公の運をそのタクシーの運転手が変えてくれるという物語。

まだまだ文章力がなく、ネタバレしてしまっても嫌なので本当に超簡単にですみません...。

この「運」というものの考え方を深く考えさせられた!

(あの人は運がいいから...)

(私は運が悪いから...)

そういうのに左右されて生きていくのはなんとも醜い生き方だと思い知らされた。

「運」ていうのは人それぞれ平等なもので、貯めては使うポイントのようなものだと小説の中では描かれている。

現実問題もその通りではないか!

いいことをすれば運(ポイント)が貯まり、その運(ポイント)を使えばいいことが起こる。


その一回に満足することなく、またポイントをため続ければその分自分に返ってくる。

なんてシンプルな...

考え方は人それぞれあると思うけど、この本をきっかけに私はまた考え方が変わったし、この小説誰かに教えてあげたい!!!状態になったので、ブログに書いてみた次第です。


もしあなたも自分の心の中に、

なんで私ばっかり...

私は運が悪いから...

なんて思っていることがあるならぜひ読んでいただきたい一冊です。


それを読み終わった後、あなたの悩みや不安が解決の方向にいってくれたらいいなあ。

最後まで読んでくださりありがとうございました🙆‍♀️


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