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大学の卒業式と言えば?

そろそろ大学では卒業式(正確には、学位記授与式や学位記伝達式というそうです)のシーズンになりますね。

2020年は、新型コロナウイルス感染防止のため、卒業式を中止する大学も相次ぎましたが、2021年は、ニュース記事や新聞記事に「2年ぶり」という文字が多く見られるように、対面で実施した大学が多かったようです。


さて、そんな筆者も、十数年前に、大学の卒業式に参列したわけですが、
今でも記憶にあるのは、卒業式開始まで大学サークルのオーケストラが「威風堂々(Pomp and Circumstance)」第1番(E.W.エルガー)を演奏していたことで、卒業式というシチュエーションのなか、鳥肌が立つくらい感動したのを覚えています。


スピーカーからBGMとして流れる音楽も、それはそれで雰囲気が出てよいのですが、生演奏となると、どこかこう違うものを感じてしまいます。


ところで、筆者の大学では、卒業式に、オーケストラによる生演奏が行われていたのですが、これって、自分の出身大学だけなのでしょうか?

グーグル先生で検索すると、大学の管弦楽団の行事予定表には「入学式、卒業式の演奏」とあり、意外に、多くの大学で生演奏をしている様子でした。

例えば、東京の大学で見ると、東大、青山学院大、中央大、法政大、明治大、早稲田大があり、また東京電機大学では、「管弦楽団の記念講演(平成29年)」として生演奏を行っていたり、一橋大学のように、卒業式には行わないが入学式で披露するといった大学もあるようです。

一方、慶應義塾大学のように、應援指導部による演奏で塾歌を斉唱するといった大学もあるのですね。


音楽大学でも、演奏はするのでしょうか?

例えば、東京藝術大学では、卒業式の式次第を見ると、「奏楽」というかたちで、オーケストラではなく、ピアノや管楽器、弦楽器など様々な演奏が行われているようです。

ちなみに、筆者の場合、「威風堂々」だったのですが、大学の卒業式では、どのような曲が演奏されているのでしょうか。

一番は、校歌・学園歌だと思うのですが、それ以外と言えば・・・、

「世界の民謡・童謡 (worldfolksong.com)」というサイトに「卒業式に使われる定番のクラシック音楽・ピアノ曲」として紹介されている曲を参考にすると、「なるほど」と思うような名曲ばかり。


実際には、参考に挙げられている曲が演奏されているのでしょうか。

例えば、東京大学 音楽部 管弦楽団のホームページを見ると、卒業式では、東京大学学生歌以外に、「バッハやヘンデルの管弦楽曲」を演奏するとありました。

おお!
先ほどの「卒業式に使われる定番クラシック曲」に挙げられていた作曲家!

グーグル先生による検索では、曲名までわかりませんでしたが、YouTube などの動画映像を参考にすると、入退場の演奏以外では、学校歌を演奏するところが多いようですね。

ちなみに、平成28年の横浜市立大学の卒業式では、「威風堂々」が演奏されていました!


2022年の卒業式はどのような曲が演奏されているのでしょうか。

今春、大学を卒業する皆さんに、心からお祝い申し上げます。


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