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【雪国ワーホリ日記】 雪の町です。 本当に雪だらけです。

 同じく北緯37度に位置するサンフランシスコとは全く異なる世界がここ南魚沼にはあります。豪雪地帯として半年近くものあいだ雪に覆われるこの地。縄文時代から雪と苦楽を共にしてきた数千年の歴史が、人間と雪が共存する知恵を授け、今もなお太古の教えが生活に根付く文化圏。
 景色や文化、生活、人など “異日常” 溢れるこの雪國・南魚沼で、暮らしながら学ぶプログラム「雪國ワーホリ」。実際に訪れている若者の声を届けていく企画連載「雪国へ、ゆく」が始まります。

今回は、髙橋 洸揮(たかはし こうき)さんの滞在記を紹介します。初めて雪国に訪れた高橋さんの素直な感想や言葉の数々をお楽しみ下さい。

髙橋 洸揮(たかはし こうき)
愛知県出身 / 高崎経済大学 地域政策学部 1年(取材当時)

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■最初の印象はとにかく「雪」 (1/5)

東海生まれの私にとって、新潟県は未開の地。

―― 初めて訪れた新潟の地。まず最初の印象はとにかく「雪」です。

雪まみれの駅。
雪化粧をまとった山々。
雪化粧をまとった山々。

そしてひたすら続く雪の壁。雪の壁など都市伝説だと思っていた私。雪の多さにただただ圧倒されるばかりでした。

友人が迎えにきてくれ、目的の場所「愛・南魚沼みらい塾」に到着しました。到着早々みらい塾理事の倉田さんにランチをご馳走になりました。食後、みらい塾のお仕事に触れることになります。

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■大学の座学と実社会が交わる瞬間 (2/5)

まず、南魚沼市の職員の方との打ち合わせに参加しました。内容は、ワーケーションやリトリート、ふるさと納税などの話まで多彩なものでした。

ワーケーションについては、私も大学で学んでおり大まかな内容は知っていました。しかし、実際に市役所の方々や倉田さんのお話を伺うと、

ーー 授業で習ったこと以上の学びがありました。

他には、町づくり活動の財源の話、ふるさと納税、空き家対策へのリノベーションなど、大学で習ったことや自身の知識が実際に生きているということや、それらの知識以上のものが学ているといったことを感じました。

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■情熱を持って語るということ (3/5)

その後に、友人と新潟県立六日町高等学校の生徒たちとのミーティングに参加しました。生徒の活動は、地域社会で活躍している人にインタビューをして、学びや気付きを資料にまとめるというもの。

今回は、その事前ミーティングでした。生徒たちは、多様な感性を元にさまざまな意見や感想を共有してくれました。「〇〇さん同じですが」と言いつつも、しっかりと自分の言葉で意見を口に出来ている点には大変驚きました。

様々な角度から感想を持っており、学生たちの熱意やそれぞれの感性の多感さを改めて感じることができました。

ここまでを終え、友人と夕食を食べ、温泉を満喫マンキツしたのちに就寝しました。温泉は本当に素晴らしく、南魚沼にきてよかったと感じられた大きな要因になったと思います。

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■雪国・南魚沼の未来に、今思うこと (4/5)

最後に、私が感じた南魚沼の印象をまとめたいと思います。

―― まず南魚沼は、雪の町です。本当に雪だらけです。

雪の壁は当然、雪で道が塞がるのもざらです。
しかし、雪のおかげで美しい景色が四方に広がります。
どこから見ても雪山は美しく飽きません。

これだけでも来た甲斐があると思います。

次に感じることは、南魚沼市は米所であるということ。雪に埋もれた田んぼらしい箇所が至るところにあります。また、お米は本当においしかったです。本当か?と思う方もいらっしゃるかと思いますが「本当」です。現に、帰宅後お米の味の違いに気づくようになりました。

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■ここに明るい未来はあるのか (5/5)

さらに感じたことは、決して田舎という感じではないということです。自動車が必須という点はありますが、住んで不自由ということはあまりないのではないかと思います。

現在、地方が衰退する要因には、仕事がない、生活が不便といった点があると思います。しかし、こと南魚沼に関しては、その点はあまり懸念ケネンすべき点ではないと思います。東京や高崎市と比べると、地方感は否めませが、住んで不便と言われるとそうでもなく、

むしろ町もありながら豊かな自然に囲まれ、さまざまな資源に恵まれる大変良い土地であると思います。

2日という大変短い期間ではありましたが、2日という短期間であったために感じたことも多かったのではないかと思います。

                ◆◆◆

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