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個人事業主として独立開業したのに、お金をもらって仕事することに抵抗感があるという餓死一直線な私が、コーチングを受けた結果。

長いタイトルを読んでいただきありがとうございます。
2020年10月1日に個人事業主としてコーチング業で開業した山田と申します。

自分がコーチングサービスの提供者になるにあたり、まずはサービスの受け手としてコーチングサービスの価値を実感しようと、最近複数コーチに依頼して日々コーチングを受けております。

(その他の意図として、「自分自身いま人生の分岐点なので純粋に内省を深めたい」、「コーチとしてすでに活動している方々へどのように生計を立てているか、話伺ったりアドバイスをいただきたい」、「コーチ仲間ができる」、と自分にとって一石四鳥かなと)

コーチングを受けるたびに毎回気付きがあり進歩があって満足しているのですが、どうせなら自分自身の考察を整理しより深められたらと思い、今回から体験記として随時記事にまとめて発信することにしました。(※突然休載になる可能性は十二分にお含みおきください。)

実際のセッション内のやり取りを開示することで、読む方々が抱いているかもしれないコーチングに対する得体の知れないものというイメージを少しでも解消できたらとも思っています。
では、早速標題の内容に関連するテーマで相談した内容をご紹介させていただきます!

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■コーチング体験記vol.1


■コーチングを担当してくださった方
yuki_usagi_82さん
( https://bosyu.me/b/4WeWW7-cNZ4 )

■日時場所
10/6(火)18:00-18:45@Zoom(音声のみ)

■今回山田が持って行った相談テーマ

【お金をいただいてコーチングをすることに対する葛藤や恐れの原因を明確にしたい】

■テーマの背景
2020年9月末に会社を辞め、10月1日に個人事業主としてコーチング業で独立開業。自分が動かねば当然のごとく収入はゼロ!

そのため今後コーチングの有料セッションを行っていきたいが、どうも売上獲得のためのアクション(サービス設計、価格設定、サービスの告知宣伝)の気が進まない現状…。

内省の結果、お金をいただいてクライアントへコーチングを行うことに対して抵抗を感じてしまうという絶望的にビジネス向いていないであろう奇跡の感受性を自覚。
さてこのポンコツどうしよかと、コーチングを受けてみました。

■問いかけていただいた内容と、それを踏まえた山田の応答

Q. (中略)。大学生に対するコーチングと、20-30代前半のビジネスマン向けのコーチングは、山田さんにとって何が大きく違うのでしょうか?※

※補足:山田はこれまで就活する大学生向けに就活相談の文脈で、一回90分のセッションを60回以上、メッセージでの相談含めると200名以上に対し、我流ですがコーチング的なセッションを無償で提供してきました

山田:ん~、そういわれると年代や属性による違いは自分にとってあんま重要じゃない気がしますね…。やっぱ無償でやっているか、お金をもらってやっているかの違いが今の自分にとっては重要なんだと思います。

Q.(中略)お金をいただいて行うセッションについて、どのような状況をイメージして恐れているんですかね?  (中略) 何にストレスを感じているんですかね?

山田:商品の説明をした後のタイミングで値段を相手に伝えたとき、相手から「うわ高っ!」って言葉や表情など自分に対する否定的なリアクションを受け、自分がショックを受けること。

あとはセッションがうまく行ったときはいいんでしょうけど、やっぱセッションを通じて最後まで相手のモヤモヤを僕が捉えきれなかったり、セッション前後で相手が変化を実感できいない様子であることが見て取れる時とかが怖いです。
仮に相手が言葉にしていなくても、表情とかから相手が「あーこれなら高い金払って受けるんじゃなかった」「こういう内容なら●●円払いたくなかったわ」っていう気持ちを持っていると自分が受けとってしまう瞬間が怖いんですよね…。

(中略)

あと自己矛盾抱えるのも嫌なんすよね。
独立してもう一度青臭く「相手の役に立ちたい」っていうピュアな貢献意欲で熱意を持って仕事をしたくてコーチングを選んだのに、自分が生活するために必要って超利己的な理由を根拠にして価格設定をして、結果としてクライアントの金銭的な負担へとしわ寄せ行くっていう自己矛盾的な状況を作りたくないんですよねぇ。

Q.そう感じていらっしゃるんですね。(中略) お金をもらってコーチングすることへの後ろめたさは、何があれば無くなりそうですか?

山田:先に提供側から具体的な値段と提供するサービスの具体的イメージ(話や問いかけの流れや具体例)を明示しておいて、「その上でお願いしたい!」って依頼をされることですかね。
あとはセッションの骨組みを自分がしっかり理解できていてどんなに冴えていなくてもセッション後のクライアント満足度で100点中75点は取れるって自信があることですかね。それなら後ろめたさや不安なく、100点目指してクライアントの課題や心境へ100%意識を集中できると思います。

■上記をはじめとした個別具体の問答を経て、今回のセッションで得られた気付き。


要は自分がサービスの提供者になる上で、大切にしたことは以下だと気付くことができました。

【クライアントに納得してお金を払っていただきたい。それを実現するために自分が重要だと感じていることの一つが、提供するサービスの透明性。】

上記を実現するために今からできることの案もいくつか出せました。
・セッションの流れ等、サービスの骨組みをnote等のSNSで発信する
・セッション後に効果を感じられない場合の返金制度を設ける
・セッションの開始時に改めて期待値調整を行う(コーチができることとできないことを明示する)

できること、一方で現実的には厳しそうなことがあるので、今後も吟味と仮説検証を続けたいと思いますが、少なくても自分の心のボトルネックになっていた価値観を言語化でき、それを踏まえ次の策を考えられる段階へと進むことができました。

価格設定についてはまた相場やその考え方など様々な情報踏まえて作り込んでいきたいと思います。

■まとめ

とりあえず、ネクストアクションとして、
「セッションの流れ等、サービスの骨組みをnote等のSNSで発信する」
を決め、担当いただいた方へ、山田からリクエストして継続セッションを依頼しました。

個人事業主として生きていく上で、有料の商品を作り受注して売上を上げていくことの重み・リアリティを、改めて考える機会ができています。

これは、自分で商品を作り自分で提供していくにあたり、自分の考えを色濃く反映させたサービスへのフィードバック(特に否定的なもの)が、自分自身へ大きな影響を与えるということを直感的に感じているからこそかもしれません。

まだまだ模索の日々は続きそうですが、自分自身も適宜コーチングを活用しながら、よりよい未来を迎えられるよう日々精進していきたいと思います。

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