「知の交差点」としてのQuizKnock
QuizKnockは「知の交差点」になってほしい
『僕はQuizKnockは「知の交差点」になってほしいって思ってるんですよね。
いろんな人が交差点にやってきて、議論したり、落書きしたり、何かを得て帰っていく。そうやって文化を醸成する場所にしたいと思っていました。』
代表の伊沢さんはそうおっしゃった。
【引用元】QuizKnock『200万人達成記念 伊沢が語るQuizKnockとbatonのこれまでとこれから』
QuizKnockとは
QuizKnockは、クイズを題材とするWEBメディア、YouTuber。
「楽しいから始まる学び」 や「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」 をコンセプトに、伊沢拓司さんを中心とした東京大学などの卒業生及び現役生らにより運営されている知的メディアです。
議論メシ編集部もそうありたい
議論メシ編集部も「知の交差点」でありたいです。
議論メシ編集部も500人以上いまして、かなり多種多様な方がいらっしゃいます。
会社員、経営者、フリーランスがそれぞれ3割。その他は学生さん、無職などです。
出身大学としては、東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、大阪大学、九州大学、早稲田大学、慶応義塾大学、MARCH、海外の大学等が挙げられます。
様々な方が「交錯する」場を創っていきたいのですが、中々少しずつにしか形に出来ません。
議論メシ編集部を知らない貴方へ
大半の方がQuizKnock目当てだと思いますので、はじめまして。ぶちょうと申します。
議論メシ編集部というものを立ち上げて4年以上が過ぎました。
「議論メシ編集部」とは
「議論メシ編集部」はアウトプットコミュニティです!
議論メシ編集部は「アウトプットコミュニティ」と題して、出版、note、イベント、英語部、対談番組、ソニーBRIDGE TERMINAL様との講演会など幅広くやりすぎております。
2019年12月9日に設立されました!
「議論メシ編集部」の趣旨
多くの議論メシメンバーがnoteやブログで世に向けて文章を書いている事が分かり、皆でお互いの文章を褒めあって、
「隠れた才能を発掘しよう」というコンセプトの元生まれました。
主に本を出版したりしています。3年で28冊本を出版いたしました!
メンバーの100名以上の方はnoteを書き、何人か本を出すようになってきました。
編集部のモットーとは
もしご興味があればこちらの記事をどうぞ
あと一応私も東大院卒です
国際協力学専攻というものを修了しております。
「マダガスカルが詳しい」というような「やけに詳しい部分」をもっと増やしたいし、そういう方が受容される社会を作りたい。
ゲーム『GeoGuessr』(画像から場所を当てていくゲーム)のマダガスカルマップのやりすぎで「マダガスカルへの愛」に目覚めた、日本のマダガスカル界隈代表、石田武蔵さんというQuizKnockの編集部の方がいらっしゃいます。
この動画56分もございますが、53分からそれはめくるめく楽しい時間が待っているでしょう。私は笑い泣きしました。
この石田さんは凄まじいスピードでマダガスカルの場所を当てていくのです。
これが「QuizKnockの真骨頂」
「僕はインドネシアの電柱を覚えたので」、「イギリスの市外局番を全部覚えている」、という『GeoGuessr』のみにしか殆ど使われない知識ですが、須貝さんも「やっぱりQuizKnockこうじゃないといけないんだよな」と仰っていた通り、この「マダガスカルが詳しい」というような「やけに詳しい部分」をもっと増やしたいし、そういう方が受容される社会を作りたいです。
「何故そんなことを知っているの?」という方がもっと社会で受容されるべきだと私は考えます。
ロッシーニ「ウィリアムテル」序曲の解説
私の例ですと、上記の動画の53:13から使われているのは『ロッシーニ「ウィリアムテル」序曲』です。
著作権が切れているので、QuizKnockのみならず、他のYouTuberもよくお使いになっております。
何故曲名を存じ上げているかというと、高2の時定期演奏会でコントラバスで弾いていたからです。
ロッシーニ「ウィリアムテル」序曲をコントラバスで弾くと大変面白い
ロッシーニ「ウィリアムテル」序曲はあらゆる定期演奏会の大抵アンコール2曲目あたりに演奏され、最後の曲は大体「ラデツキー行進曲」ですね。
これは会場のお客様が一緒に拍手をして演奏して盛り上がる曲だからです。
ロッシーニ「ウィリアムテル」序曲をコントラバスで弾く際は、ちょっと弓を緩めて、馬を鞭で叩くようにして弾きます。
あとはピッチカートも1拍置いてから始めるのもオシャレで、早いから難しそうに見えるのですが、繰り返しが多いので意外とそんなに苦労しないのも良いポイントです。
こんな感じで「誰も知らねえよ」ということをこれからも蓄えていきたいです。
私にも『マダガスカルに詳しい』みたいなことがあるかと考えました。
私はフィリピンガチ勢です
私は実はフィリピンは計1年半住んで5回も行った者です。
フィリピン大学に1年間交換留学も行っておりました。
第2外国語はフィリピノ語でした。
ちなみに日本には790大学あるのですが、フィリピノ語を学べる大学は3大学しかございません。
私は『スラム街出身のフィリピン人海外出稼ぎ労働者の安全な海外就労に対する考察 : ナボタス町サント・ニーニョ村C3地区を対象に』という題で、120人以上のフィリピン人にフィリピノ語と英語を交えてインタビューを行い、研究をしておりました。
ちなみに専攻長賞を頂きました。
https://repository.dl.itc.utokyo.ac.jp/records/7326
あとちなみに修士論文を元に勁草書房から本として出させて頂いております。
まとめ QuizKnockと議論メシ編集部は「知の交差点」になってほしい
QuizKnockと恐縮ながら議論メシ編集部も「知の交差点」になっていきたいです。
色んな人が交差点にやってきて、議論したり、対談を行ったり、出版したり、noteを書いたり、アウトプットしたりして、何かを得られる場所。
そうやって文化を醸成する場所にしたいと思っています。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください
平成31年度東京大学学部入学式では上野千鶴子・東大名誉教授の祝辞が話題となりました。
特に注目を集めたのは次の一節です。
『がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。
(中略)世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひとたちがいます。(中略)
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。
そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください』
【引用元】東京大学『平成31年度東京大学学部入学式 祝辞』
「知の交差点」の場を作り、維持することが「才」たる者の「責務」
このメッセージを「支えあい助け合う社会の大切さ」と捉えた方が、遥かに実り多いのではないでしょうか。
私は「知の交差点」の場を作り、維持することが「才」たる者の「責務」だと信じてこれからも活動を続けたいと思います。
【おまけ】
めっちゃオタ活しました。
【東京ドームシティ × QuizKnockのコラボめっちゃ良かった】
【QuizKnockコラボカフェ】
私は1回目も来ている古参です。
「エマダツィ」と「棒付きムラサキピリ辛動物」も食べております。
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