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管理と自主性 =自律するチームのつくり方=

管理と自主性。僕は、どちらを重んじるかで、その組織のカラーも、どこまで伸びるかも決まると思っています。


管理を徹底すればするほど、「何も考えずにこのとおりやっていればいい」というメッセージを組織内に刷り込むことになります。そして、管理する組織では、当然ながらパーフォーマンスはその管理の範囲内ということになります。日頃から、「余計なことは考えるな」と刷り込んでいるのですから。それから、思っていることが言いにくいため、不平不満も多くなります。


一方、自主性を重んじる組織をつくるためには、誰かが少しでも違和感を感じたら、すぐに話し合う必要があります。それを放置しておくと、組織とは言えない、それぞれが好き勝手なことをする集団になってしまうからです。話し合うことで、そのことの意味を確認し合う。そうすると、自然と共通の価値観が醸成されますし、個々のレベルが上がっていきます。“違和感を感じたらすぐに話し合う”ということは、考えるということですから。誰もが常にいろいろなことを考えていれば、組織は強くなり、パーフォーマンスも上がります。何か違和感を感じたらすぐに言えるため、不平不満も減ります。


一概にどちらが良いとは言えませんが、“どんな組織にしたいのか”、一度、じっくり考えてみるとよいのではないでしょうか。何も考えずに、以前からそうしているからという理由だけで組織運営しているリーダーが多いように思います。

リーダーが“どんな組織にしたいのか”、それがないのに良い組織はできないことだけは確かです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

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