Yoshihiro Arakawa

『自律するチームのつくり方』を探究するサラリーマンです。

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    僕はこれまでたくさんの不格好な経験をしてきました。不器用でおどおどして残念な結果を招いたり、何とも後味の悪いことをしてしまったり。そんな僕の不格好な思い出を綴っていきます。

最近の記事

あさビジ!『トップ1%のマネジメント思考』セミナー開催しました

倍増会議コンサルタントの中尾友和さん主催のあさビジ!のセミナーに、1月28日(土)登壇させていただきました。 あさビジ!は、無料のビジネス勉強会です↓ 中尾友和さんは、稼ぐ力を倍増させる超人気コンサルタント↓ 昨日のセミナーは2部構成 1.カバン持ちの経験談 2.人の行動予測 お試し体験 1.カバン持ちの経験談   僕がカバン持ちをしていた超仕事ができる社長が教えてくれた   「人の心を動かし行動を促す」マネジメント手法   ある難しい課題を驚きの方策で一発解決した

    • トップ1%のマネジメント思考 『人の行動予測』お試しセミナー開催

      倍増会議コンサルタントの中尾友和さん主催のビジネス勉強会:あさビジ! 次回:1月28日(土)7:00-8:30 オンライン 無料 セミナー講師として登壇します。 テーマ:『トップ1%のマネジメント思考 ~人の行動予測~』 僕は、“10万人に一人の超仕事ができる社長”の カバン持ち(社長秘書) をしていました。 その方は、人間観察が鋭く、僕は、その社長の前に出ると「自分の考えや行動を全て見抜かれている」ように感じていたほどです。 そして、その方は、ものごとを、将棋の

      • 指示よりも目的を伝えることを重視する =自律するチームのつくり方=

        部下に何かしてもらいたいとき、僕は以前、目的よりも指示を伝えていました。しかも、自分のイメージしたとおりのアウトプットを出してもらえるように、できるだけ細かく指示していました。 今振り返って考えてみると、、、 目的を達成するアウトプットであれば十分で、部下が出したアウトプットをその観点で受け入れるべきだったのに、 自分のイメージするアウトプットが最も良いものであるかのように考え、 それを上から目線で押しつけていました。 本来の目的とは直接関係のない、社内の限られた人

        • リーダー不在でも動く組織をめざす =自律するチームのつくり方=

          『リーダーが一番活躍しているチーム』 と 『メンバーの活躍が目立つチーム』。 かつての僕は、リーダーである自分が一番活躍していることに何の疑問も感じていませんでした。むしろ、自分が活躍することでチームがの仕事がうまく回っているのだと思い、それがリーダーとしての自分の存在意義だと考えていました。 重要な打合せには必ず出席し、自分が意見を言う。重要な資料は自分が細かな指示を出して部下の人達に作ってもらい、少しでも気になる表現があれば修正してもらう。重要な判断は全て自分が行う。

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        記事

          存在意義を感じられる仕掛けをたくさんつくる =自律するチームのつくり方=

          一般的に、人は、人格や言動を肯定(承認)されるとポジティブな感情が湧きます。 他人から自分の人格や言動を褒められたり感謝されたり敬われることで、「自分はそこにいていいんだ!」「自分は誰かの役に立っている!」「自分がそこにいる意味がある!」と、自分で自分のことを認識できるからです。他人が(自分の)存在意義を示してくれることによって、自分で自分のことが客観的に認識できる。いわゆる自己承認欲求が満たされている状態です。 そして、自己承認欲求が満たされると、自己承認欲求を満たして

          存在意義を感じられる仕掛けをたくさんつくる =自律するチームのつくり方=

          コントロールできることとできないことの境界を動かす =自律するチームのつくり方=

          チームで何か大きなことを成し遂げようとしたとき、そこには大きな障壁が必ず立ちはだかります。そもそも、障壁のないことは大きなこととは思わないので。 そして、障壁の中には、 『自分達が頑張れば何とかできるかもしれないこと=コントロールできること』 と 『自分たちがどんなに頑張っても何ともならないこと=コントロールできないこと』 があります。 その境界を見極めて、自分達が頑張れば何とかできるかもしれないこと=コントロールできることをやり続けることが大事で、チームのみんな

          コントロールできることとできないことの境界を動かす =自律するチームのつくり方=

          ヒーロー・ヒロインになる場をメンバー全員につくる =自律するチームのつくり方=

          人は、組織の中で“自分が活躍している”と認識できると輝きます。その活躍を称賛される場があるとモチベーションが上がります。 そのため、いろいろな会社では優秀な社員を表彰しているのだと思います。 でも、成り行き任せでは、仕事ができる特定の人しか表彰されませんし、恐らく半数以上か3分の2くらいの人達はその競い合いで勝とうとは競い合いが始まる前から思っていないのではないでしょうか。 つまり、表彰制度を運営する側が意図する競い合いは、勝てる可能性のあるごく一部の優秀な社員の間で繰

          ヒーロー・ヒロインになる場をメンバー全員につくる =自律するチームのつくり方=

          問題・課題があるから、チームも個人も成長できる =自律するチームのつくり方=

          チームも個人も、それまでの知識や経験では解決できない問題・課題に直面し、いろいろともがき、そのもがく過程を通じて成長します。 だとすると、そのチームや個人にとって、次の成長に相応しい課題を次から次へと設定していけば、成長のスピードが早くなります。 これは、学校で習う勉強をする際には当たり前のように行われていることです。難易度の低い問題から始め、段々難易度を上げていくことでレベルアップしていきます。小学校のときから延々と続け、学校を終えるまで途中で終わることはありません。

          問題・課題があるから、チームも個人も成長できる =自律するチームのつくり方=

          できるだけメンバーの頭の中のモヤモヤを解消する =自律するチームのつくり方=

          人は、何かモヤモヤしたことがあると、そのことばかり考えてしまい、他のことに集中できなくなります。 そのモヤモヤが仕事に関することや職場内で起きていることであれば尚更で、業務時間中もそのことが気になって仕事に集中できなくなります。 だから、リーダーは朝の声掛けが大事で、声掛けへの反応、ちょっとした間やちらっと見せた顔の表情などからモヤモヤの有無をうかがい知ることができます。気になったら、「何かあった? 何かあるならいつでも相談に乗るよ」と伝えるだけでも効果があるかもしれませ

          できるだけメンバーの頭の中のモヤモヤを解消する =自律するチームのつくり方=

          メンバー全員と面談して仕事の困りごとを吸い上げる =自律するチームのつくり方=

          チームのリーダーから、「チームに活気がないが、何からどう手を付けたらよいでしょうか?」という相談を受けます。 そんなとき、僕は、「まずは、チームのメンバー全員と1人ひとり個別に面談して仕事の困りごとをヒアリングしてみたら」とアドバイスしています。 そうすると、「そんなことをしたら困りごとがたくさん出てきて収拾がつかなくなりませんか?」と聞かれます。 そうしないため、次のように宣言してから始めます。 「まずはメンバーの皆さん全員から困りごとを吸い上げて、それらをリストに

          メンバー全員と面談して仕事の困りごとを吸い上げる =自律するチームのつくり方=

          部下に伝えるときの表現・立ち位置・言葉選び =自律するチームのつくり方=

          部下に自分が伝えたいことを言う場面。ついつい自分(上司)の目線で一方的に話してしまいがちですが、言い方ひとつでその後の部下の動きが変わってきます。 そう考えると、できるだけ部下の気持ちが高まるような表現・立ち位置・言葉選びをする方がよいですよね。 例えば、その部下がしたことのない仕事を依頼する場面。 A:「この仕事はチームとしてやらなくちゃならないんだ。あなたの職位であればこれくらいの仕事はやってもらって当然なんだから頼むね」 B:「こういうことを実現するために この

          部下に伝えるときの表現・立ち位置・言葉選び =自律するチームのつくり方=

          管理と自主性 =自律するチームのつくり方=

          管理と自主性。僕は、どちらを重んじるかで、その組織のカラーも、どこまで伸びるかも決まると思っています。 管理を徹底すればするほど、「何も考えずにこのとおりやっていればいい」というメッセージを組織内に刷り込むことになります。そして、管理する組織では、当然ながらパーフォーマンスはその管理の範囲内ということになります。日頃から、「余計なことは考えるな」と刷り込んでいるのですから。それから、思っていることが言いにくいため、不平不満も多くなります。 一方、自主性を重んじる組織をつく

          管理と自主性 =自律するチームのつくり方=

          どちらでもOKの選択は、部下に全てを委ねる =自律するチームのつくり方=

          A案とB案、どちらもいけそう、やり方の違いだけで大差ない、ということがあります。そうしたとき、リーダーがどちらにするのかを決めがちですが、こんなときこそ、選択からやり方まで、全てを部下に委ねてはどうでしょうか。 自ら選択した案件には、オーナーシップ、つまり、“自分のもの”という意識が芽生えます。そして、自らやり方を考えて進めることには、自ずから責任感が生まれます。 これらのオーナーシップや責任感は、他人事ややらされ感とは対極にあるものです。 その案件を誇らしげに感じます

          どちらでもOKの選択は、部下に全てを委ねる =自律するチームのつくり方=

          めざすべきは、目標の達成ではなく、ビジョン(夢)の実現 =自律するチームのつくり方=

          仕事を、苦しいこと、大変なことと捉えて、一生懸命頑張る。そして、目標を達成したら、次の目標を設定し達成に向けて頑張る。そうして、次から次へと目標を設定して達成していく。 一見、うまくいっている職場に思えますが、意外とメンバーがへとへとになっているケースがあります。 メンバーにとってみると、苦しいこと、大変なことが延々と続いていくように思えます。これでは、楽しい気持ちになれないのではないでしょうか。息つく暇もありませんから。 一方、誰もが楽しくなるようなビジョン(夢)を掲

          めざすべきは、目標の達成ではなく、ビジョン(夢)の実現 =自律するチームのつくり方=

          部下が考えたネタを、潰すのではなく、立派な形にする =自律するチームのつくり方=

          部下が考えて、 「こうしてみたらどうでしょうか」と持ってきた提案。 内容を聞いてみると、「それができたらいいけど、現実的に難しいのでは?」とか、「そのやり方では、社内の承認が取れないよなあ」とか、「まだまだ考えが浅いよな」と思うことがあります。 そんなとき、「ここがこうダメだから難しいね。もうちょっと考えてみて」と言うことは簡単です。更に考えて再提案してくる部下に対してはそれでよいのですが、そのまま提案を取り下げてしまう部下に対してそれを言うと、せっかく提案してくれたこと

          部下が考えたネタを、潰すのではなく、立派な形にする =自律するチームのつくり方=

          意見を言う時を後ろにずらし、言う時を減らしていく =自律するチームのつくり方=

          リーダーが積極的に意見を言うチームが多いと思いますが、リーダーが意見を言えば言うほど、チームのメンバーは自分で考えなくなります。 メンバーが言った意見を否定ばかりしていれば尚更です。 そういうリーダーに限って、「うちのチームにはまともな意見を言うメンバーがいない」と言っているような気がします。 それでは、メンバーの意見のレベルを引き上げていくにはどうしたらよいでしょうか。 まず、リーダーが、メンバーのレベルがいきなり上がることはないことを認識することです。そして、現状

          意見を言う時を後ろにずらし、言う時を減らしていく =自律するチームのつくり方=