宇野善昭|LEDONIA

ジム経営・バスケ選手|Never too late(遅すぎることはない)がモットーです…

宇野善昭|LEDONIA

ジム経営・バスケ選手|Never too late(遅すぎることはない)がモットーです|パーソナルジムLEDONIA代表|3人制バスケチームLEDONIARS代表兼選手|B3リーグで選手をしていました|実家の猫3匹が好きです。

最近の記事

  • 固定された記事

スポーツ選手という商品の価値

ここ数ヶ月、スポーツ選手のSNS発信は格段に増えた。コロナの影響が大きいのは言うまでもなく、これまで以上にスポーツ選手が「商品としてどのような価値があるか」をシビアに判断されるようになり、”競技者として以外の価値”を考え始める選手が増えたからだろう。最近は現役選手のSNSでセカンドキャリアやデュアルキャリアという言葉を目にする機会も多い。 ただ、この6月、7月で少し状況が変わったように思う。発信の頻度や質、量がやや減った感があるし、Twitterのタイムラインを眺めても熱量

    • 5年間と2,000万円を投下して得た学び

      2019年に自分で立ち上げた3人制バスケットボールチーム「TOKYO LEDONIARS」の活動が今日をもって終了します。5年間続けさせてもらいました。 この5年で得た知見や感情を、記憶と気持ちが鮮明なうちに、自分のために文章にまとめときたいと思います。 厚かましいけど、もしかしたらこれから何かチャレンジしようとする人の参考にもなるかもしれないので、できるだけありのままに書いておきたいと思います。 なので、人によっては不快な部分もあろうかと思いますがご容赦いただけたら幸いで

      • 【日記】しらけた毎日に突破口

        今日で株式会社LEDONIAの創業4期目が終了した。 (改めましてLEODONIAは、パーソナルトレーニングジム部門と、3人制バスケットボールチーム運営部門の2つを運営する会社です) ここ数日、チーム運営で印象的というか、ターニングポイントになれそうな出来事があったので、勢いのまま日記として残しておこうと思う。 チーム発足から5シーズン目となる今年も、僕は引続き「選手兼オーナー」としてコートに立っている。 一昨日の7月29日に行われた3x3 PREMIER 2023

        • 32歳、プロチーム加入2年目、引退に際して気づいたこと

          6月はじめにB3リーグ引退をお伝えして、多くの方から労いや応援のお言葉をいただきました。今日で無事に(?)契約満了となります。 改めてありがとうございました。 みなさんからの言葉を介して自身の活動を振り返ったときに、1つ大きな気づきがありました。前回同様に自分のために書き残しておきたいと思います。 今回はぼくの内面にグリっと踏み込むような話なので「たまたま見つけて読む」というより「読みたい」と思って読んでくれる人だけに届けばいいかなと思い、有料にしました。 すこし感情

          有料
          500
        • 固定された記事

        スポーツ選手という商品の価値

          B3リーグ引退に寄せて

          昨日リリースがありました通り、この度「さいたまブロンコス」を退団することになりました。 短い期間でしたが、今の想いや、今後のこと、またプロリーグの現場で実際に見て感じたことを自分なりに書き残しておきたいと思います。 引退できることの幸せ僕のB3リーグ1年目であった昨年は、新型コロナによりシーズン終盤での中止という形で終了しました。 各チーム経営の改革を迫られるなか、今期は「実力のある選手がどのチームとも契約できない」という状況がありました。 なかには自由交渉リストに載

          B3リーグ引退に寄せて

          プロを目指すか就職するかで迷ったら

          先日とあるご縁でキャリアについてお話させていただく機会があったので、ちょっと深堀して「”仕事の選び方”に迷ったら」というお話について少し書いてみたいと思います。 「退職の決め手はなんでしたか?」 「起業のキッカケはなんでしたか?」 「なぜその年でプロを目指そうと思ったんですか?」 たまにこういったご質問をいただくことがあります。 また、学生アスリートの方からは「プロチームを目指すのと一般企業に就職するのはどちらがいいと思いますか?」という質問をいただいたり、会社員の方か

          プロを目指すか就職するかで迷ったら

          「選手の個性」と「品行方正」

          最近、「スポーツ選手の人間性」についての議論をよく目にする。コロナ禍で選手の新たな一面が披露される機会もグンと増えたから、議論が選手個人の人間性について及ぶことも自然な流れなのかもしれない。 現代において「SNSでは炎上に気をつけましょう」はもはや社会の常識だが、スポーツ選手は人前に出るのが仕事のようなところがあり、今やSNSも選手業務の一環のような雰囲気もある。 選手がSNSを活用して応援してもらうためには「自分の特徴を出し、テンプレは避け、誠実に、誰も傷つけず、でもユ

          「選手の個性」と「品行方正」

          挑戦のトリガー

          驚いた、名前の書き方が分からない。小学生の頃からたぶん何千、何万回と書いた自分の名前なのに。緊張ではない、一瞬の躊躇。ペンを持つ指に汗が滲む。コンマ1秒ほどの奇妙な間を置いてから思い出す。ああ、そうだ、まずはウ冠からだった。その後はすらすらとペンが進む。上手でも下手でもない平凡な字。「選手統一契約書」に書かれた4文字は誇らしくもあり不安げでもあり、臆病さと自信がせめぎあってるように見えた。 春とも夏とも言えない、6月の末の梅雨の時期。今にも雨が降りそうな曇天の中、西所沢駅に

          挑戦のトリガー

          成長痛の向こう側

          先日、B3リーグの埼玉ブロンコスに新オーナー就任のニュースが流れましたね。今日はその新オーナーのPodcastや著書などから僕が個人的に感じたことや、僭越ながら意見などをちょろっと書いてみようかと思います。 ≪注意!≫ 前提として、僕は今のブロンコスが好きだし、以前Tweetしましたが前オーナー・前社長にはとても感謝しています。 また、下記文中では敬称や敬語は割愛させて頂いている部分もあるのでご容赦下さい。ていうか全部僕の個人的な独り言なのでご容赦下さい。 ≪結論≫ ブロ

          成長痛の向こう側

          熱量の鮮度

          皆さんこんにちは。 今日は僕が今noteを書きたいと思う理由についてのお話です。 先日こんなTweetをしました。 最終的な理由は複合的なのですが、きっかけはあるブースターさんのTweetを拝読したことでした。 チグハグな文章に見えるかもですが、僕のなかではまとまってます。どうぞお付き合い下さい。 《結論》 最近次の3つのことを感じていて、だから今自分に書けることを書こうと思った。 ①人の成功談ばかり見る毎日に少し疲れた。 ②フォロワーの皆さんが僕に関心をもっ

          試合再開に向けての準備って何?恐らくプロ選手になりきれていない僕の感想。

          Bリーグも含め、各競技で試合延期や無観客試合の決断が下されてますね。 Bリーグ会見にてチェアマンが「これ以上の影響が出た場合には、3年間で培ったものがすべて吹き飛ぶほどのインパクトがある」と仰っていたのが印象的でした。 今日はこの言葉を聞いて感じたことをちょっとだけ。 ≪結論≫ 自分は、今回のような災害時に選手たちに対して「チームが稼ぐために今はプレー以外のことも頑張ってくれ」と言えるかどうか、言ったときに選手たちに心から理解してもらえる関係を普段から築けているか、そん

          試合再開に向けての準備って何?恐らくプロ選手になりきれていない僕の感想。