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「留学すると太る」は本当なのか


『留学をすると太る』という都市伝説がある(と思っている)。

環境の変化だけで太るなんて、そんな摩訶不思議なことが起こるわけがない。
運動不足とか、食生活が変わるとか、ちゃんと理由があるはず。

それでも「絶対太るよ!」と周りの人(留学経験の有無問わず)に忠告をされていたので、初っ端にランニングシューズを購入するほど気合いを入れた。




それでも、太った。

体重計がなかったため、正確には分からないけれど明らかに人生のマックスを迎えていた。


最初の1ヵ月は問題なかったけれど、その後2ヵ月目~4ヵ月目の2ヵ月間で一気に。

最終的には、持ってきていた服が入らなくなるという事態にまで陥ったので金銭的にも大ダメージを受けた。

その当時、金銭的に余裕があったわけでもないので、なにをそんなに食べただろう…と不思議でしかなかったのだけれど、今改めて思い返してみた時にその謎が判明した。




その正体は…これである。

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当時2015年、渋谷でのブームはもう少し前にあったかなぁ?くらいの感覚だった『タピオカ』である。

ここ最近ほどのブームがまだ日本に来る前だったこともあって、知識がなかったんだけれど、勝手にナタデココみたいな感覚で飲んで(食べて)いた。


オーストラリアにはいろんな種類の店舗があって、飲み物としての種類も豊富。

日本食とか、日本の味が恋しくなったら抹茶のドリンクを飲むだけで、気分転換にもなった。

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店舗によっては2つでより安くなるような割引システムを搭載していて、友人と買いに行くこともしばしば。

サイズも大きいため、お金がない状況でお腹を膨らますには最適すぎた…というのも理由のひとつなんだけれど、どのくらいの大きさかというと…

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顔と同じサイズ。


小顔アピールではなくて、本当に顔と同じサイズなのだ。

サイズが選べたかどうかは忘れてしまったのだけれど、毎回このサイズ感のものを飲んでいた。
だいたい、週3回くらい。


抵抗として、砂糖少なめにしたりはしていたんだけど、気付いたら服が入らなくなった。

環境の変化で、ストレスはなかったけれど、生理が止まったりもしていたのでそういうのも理由にはなるとは思うけれど…タピオカ、恐るべし。



そこにプラスでやってくる、あいつの存在。

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おわかりいただけただろうか。


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そう、なにを頼んでもついてくる大量の芋。

お店によっては、フライドポテトとマッシュポテトで選べるんだけれど、いずれにしてもカロリーは高い。


日本で飲み会となれば、枝豆やお刺身など低カロリーのものも多くて、口がさみしいな何か食べたいな…くらいの場合でも、そんなに高カロリーになることはない。

だけれど、居酒屋のようなお店が少ないかつ、飲みに行く場合はだいたいバーに行くことが多かったため、その場所で一番低価格のものになるとポテト。
低価格ではなくても、分け合えるものになればピザとかになりがち。

ひとりでがっつり食べたいとステーキを頼むと、結局ポテトがついてくる。


そして、こちらのサイズも…

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このサイズ感である(店舗によって違いはある)。

ステーキと一緒についてくるものは、そんなに大きなサイズではないけれど、単品で頼めるものはサイズ感がすごい。


そして極め付きは…

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このTimTamの量である。



結局のところ、留学をすると太るというのは人それぞれだとは思うけれど、気付かないところにカロリーが潜んでいることも多い。
(コンビニのマフィンが、日本で食べるよりもはるかにカロリー高く仕上がっていて叫んだ)


よくアメリカの食べ物のサイズはすごい!なんて見かけていたけれど、オーストラリアも負けていない。

どおりで、エスカレーターのサイズ感が日本よりも幅が広いわけだ…と謎の合点に至った。もちろん、それだけではないんだろうけどね。


縦にも横にも大きめな方が多い中で、身長も小さいわたしが少しまん丸になってもまだまだ小さく感じてしまって、「やばい…」という謎の焦りがなかったあの頃。

誰かと比べて安心していたわけでもなければ、誰かと比べて落ち込むこともなかった2年間だった。

それはそれで、すごく心が安定していたし幸せだったなぁ。


日本で生活していると、結構見た目による批判や指摘を聞くことがあるけれど、見た目は大事とはいえ何も影響がない人までとやかく言うのはなんか違うように思えてしまう。

可愛くなりたいのは自分のためだし、すこし広めに見ても、恋人に可愛いと思ってほしいとか、自慢のママでいたいとか、友達と歩いても恥ずかしくないようにとか…
結局のところ、自分の気持ち持ち様な部分も多い。

それでもSNSが発達したからこそ、まるで知らない人からも指摘をされることも当たり前にある世の中で、それはすこしだけ生きにくいなぁと感じてしまうこともある。


健康的に生きていくためにも、自己管理はしっかりしていきたいと思うけれど、こころの健康があってこその体の健康であることは常々忘れたくないことだなぁと思った。




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