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神影鎧装レツオウガ

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神影鎧装レツオウガ 第三十話

神影鎧装レツオウガ 第三十話

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Chapter04 交錯 07「GIIIIIIIlッ!」
 竜牙兵が再び吼えた。骨でありながら近代の軍隊に似た戦闘服を着込む兵士達が、徒党を組んで殺到する。辰巳達に襲いかかる。
「GI、GIIッ!」
 左、右。閃く骨兵どものコンバットナイフ。中々の動きだ。だが二人には通じない。
「シッ!」
 まず辰巳側。斬撃の隙間を絶妙にかいくぐりつつ、放たれるカウンタ

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神影鎧装レツオウガ 第二十四話

神影鎧装レツオウガ 第二十四話

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Chapter04 交錯 01 日本でレツオウガがRフィールドを食い尽くしていた、丁度その頃。
 遙か西方、北極圏に位置する島国アイスランド。その首都レイキャビク。
 日本との時差は約九時間。整然と立ち並ぶ町並みは、未だ深夜の帳に眠っている。
 そうした、建物の内の一件。
 屋上。唐突に、電気とは違う光が瞬いた。霊力光である。
 光源は扉。少し錆が浮く蝶

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神影鎧装レツオウガ 第二十三話

神影鎧装レツオウガ 第二十三話

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Chapter03 魔狼 14 かちり、こちり。大げさな音を立て、柱時計が回る。
 時刻は八時二十分、もうすぐ朝のホームルームが始まる時間だ。校舎のほとんど隣にある翠明寮とはいえ、こんな時間までくすぶっている生徒はそうそういない。
 いるとすればそれは病欠か、あるいは何かを待っているか。それくらいだろう。
「来ないなぁ」
 そして今。玄関先で立ち尽くして

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神影鎧装レツオウガ 総合目次

神影鎧装レツオウガ 総合目次

■ あらすじ ■
五辻辰巳が怪物を消し飛ばした。
霧宮風葉は、その一部始終を呆然と見ていた。
なぜ、こうなったのか。
発端は、つい今朝方。風葉の髪が銀色になった上、犬耳まで生えていたが為に、全ては始まったのだ。
しかも異常事態はそれだけに留まらない。日常は薄墨色の向こうへ沈み、怪物が当然の如く出現し、果ては巨大なロボットが校舎を揺るがせる。
やがて明らかになるのは、日常の裏で繰り広げられていた

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