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経営者以外が知っておきたい「経営者の仕事」

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「経営者の仕事」とは?

経営コンサルタントとして、今まで数多くの経営者とお仕事をさせていただいておりますが、僕はよく「経営者の仕事」に関してお話をすることがあります。

経営者の仕事って何だと思いますか?

コンサルティングの現場では、「経営者以外の」社員・幹部クラスから、「うちの社長、仕事してます?」って聞かれることがあります。

この質問が出てくるときって、たいてい現場と経営者のかけ違いが多いのですが、僕は逆質問で「そもそも社長の仕事って何だと思います?」って返すことが多いです。

多義にわたる解釈はあると思いますが、僕が一番しっくり来ている表現は、
「決断をすること」(最終意思決定業)
にすべて集約されると思っています。

現場目線で考えて、「社長にプレゼンをするシーン」ってどんなシーンでしょうか?
何かを決めてほしいから、そのために資料を準備しプレゼンを進めるはずです。
社長が決断をしやすいように、要点を絞り込み誘導していくこともあるかと思います。

経営層を相手にする、経営コンサルタントの仕事は実はこれを毎日しているといってもいいと思います。
そこでなされた意思決定を基に、現場業務の改善やマーケティング施策の改善を現状の課題に対して行っているのです。

伸びる経営者と伸びない経営者の違い

上記で、経営者の役割を「意思決定」と解説しましたが、
ここから先は「伸びる経営者・伸びない経営者」の違いを実体験含めて執筆します。

ズバリ、伸びる経営者は「ずれない意思があること」(経営方針)に尽きると感じています。
テクニック的なことを解釈するならばもっと多様に表現できますが、今回は核心部分に迫りたいと思います。

「うちの経営者はコロコロ言っていることが変わる」と思う社員様は、それは経営方針か否かを照らしてみてください。
実際ころころ変わるのは、「枝葉」の話で、核心部分は実は変わっていなかったりしています。
むしろその場合、現場で改善できていないことはこの「愚痴」の出てくる本質だったりします。

コンサルティング現場で、社長ないし経営層から「経営方針」を作ってほしいといわれることがあります。
その返答は「作るのは社長で、僕はそのサポートをします」とお伝えします。
決断が社長の仕事であり、コンサルタントはそのサポートという立ち位置を僕はずらしません。

スタンス論的になりますが、コンサルタントがその会社・プロジェクトで主役・主演になる必要はありません。
コンサルティングの仕事は、「課題ありき」なので、クライアントが起点になることを前提に据えるのであれば必然的にそうなるかと思います。
※例外シーンも存在します。あくまで基本スタンスの話です。

少し脱線しましたが、伸びる経営者は、「自分の軸・会社の軸」をブラさずに持っていることです。
(ここの有無、強さによって、付き合い方を僕は調整しているのも事実です。)

今回は少しでも経営者ではない人に「経営者の仕事」を知っていただける機会になれば幸いです。

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