おもち

'96(産休中) 🍊

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最近の記事

命を生むということ【出産レポ】

トツキトオカ一緒に過ごしてきた大切な小さな命が、ついに私のお腹をはなれ、単体の命としてこの世に誕生した。 備忘録+似た境遇の方の参考になればと思い、記録を残しておこうと思う。 わたし👩 ・96年生まれ27歳 ・メーカー営業職(産育休取得中) ・普通分娩 ・脊柱側湾症 ・痩せ型 ・運動経験なし、体力/筋力0 赤さんは女の子、健診時からBPD(頭の大きさ)大きめだった。37w6dのエコーでは、 ・BPD:91.6㎜ ・AC:285.8㎜ ・FL:66.8㎜ ・2,459

    • 38w1d いまの気持ち

      正期産に突入して約1週間。 そわそわした気持ちで毎日過ごしています。 昨日から左脚の付け根〜腰の辺りが痛み始め、歩くこともままならず、、 ストレッチしたり、色んな向きで寝てみたり、温めてみたり、やれることはやったのですが全く良くなりません。 これまで積極的に歩いたり動いたりしてきたので、出産日が遠のく気がして、少し悲しくなってしまいました。 Xをはじめとする様々なアプリで、出産予定日が近い人を探しては、共感したり、もう産まれたという報告を見て少し焦ったりする日々。 お

      • 【レポ】ベッラヴィスタラウンジでディズニークリスマスを感じてきた話

        小さい頃からクリスマスがイベントの中で一番好きでした。 キラキラの装飾、おいしい料理、ハッピーな音楽、プレゼント…。 毎年ハロウィンが終わって11月に入ったら、もう気分はクリスマスです。 中でも、クリスマスシーズンのディズニーパークが大好きで、毎年欠かさず行っておりました。 ただ、今年はベビー誕生の予定日が12/20なので、 妊娠後期に入ってからインパする勇気もなく、我慢しようと決めました。 そんなときに夫が発した言葉。 「ディズニーホテルのレストランでも予約してみたら

        • 産休に入ってからのこと

          産休に入って約1ヶ月が経過した。 最初の1週間は、何も予定のない1日を過ごすことに罪悪感があったり、引き継いだ仕事を心配してみたり…。 そんな中で、今まで仕事のない生活はどんなに素晴らしいだろうか、と想像を膨らませてはワクワクしていたのに、「もしかしたら働いている方が向いているのかも」なんてことまで思い始めた。 しかし、2週間経った頃、そんな考えは綺麗さっぱり消え去った。 休むことに慣れたら、逆に仕事をしていた毎日に対して、「なぜあんなに頑張れていたのだろう、絶対もう働

        命を生むということ【出産レポ】

          アイドル

          日本を代表する某大手アイドル事務所の問題が世間を賑わしたこの数ヶ月、私はアイドルという存在についてよく考えていた。 下記、Wikipediaからの引用。 意味はわかるが、なんかあまりピンとこないなぁと思ってしまう。 私は、アイドルを語る上では「恋愛」ではなく、「パフォーマンス」「努力」「成長」「物語」「夢」といったキーワードが重要な鍵を握ると考えている。 もちろん、ビジュアルが好みという理由で推しに貢ぐオタクもいるだろう。 しかし大多数は、いわゆるガチ恋であったとし

          アイドル

          終わりよければ

          すべてよしっていうけど、こういうことか〜と今思う。 新卒で入社して4年半ほど勤めた会社。 30w2dの本日、無事に最終出勤日を迎えた。 社会人になってからは、悩んでばかりの日々だったと思う。 会社での立ち居振る舞いからはじまり、業務過多によるストレス、キャリア形成への不安などなど。 残業ばかりで雑な夕飯を食べ、メイクも落とさずに死んだように寝る毎日。 かと思えば、常に責任を伴う業務から逃れられないことの恐怖で眠れなくなったりもした。 今だから思えることだけれど、すべ

          終わりよければ

          働く妊婦

          心身ともに限界を迎えつつあった7〜8月。 記録として残しておこうと思う。 朝起きると身体が鉛のように重くなっていた7月のある日、部長に「辞めたい」と伝えた。 6月。コロナにかかる直前、ストレスから身体中に蕁麻疹が出来た。 元々ストレス耐性が低いことに加え、繁忙期が重なり、妊婦となった私の身体は悲鳴をあげた。 その時に課長には伝えていた。 今の身体の状況、外出を出来るだけ控えたいこと、引き継ぎを早めたいことなど。 実際外出は代わってもらえるようになったが、どうしても行か

          働く妊婦

          妊婦と仕事と心と身体と

          4月末に妊娠が分かった。 妊娠検査薬で陽性を確認したときの、喜びと戸惑いの感情は今でも忘れられない。 脈が速くなる。 自分の中に、自分ではない命があるということ。 経験したことがないその状況で、とりあえず手にしたものはスマートフォンだった。 《妊婦 気を付けること》《出産予定日 計算》 とにかく調べなければ、何の知識もなかった。 そもそもこの命が成長してくれるのか、無事に産むことができるのか。 夫以外には誰にも相談できず、もちろんその夫にも、何の知識もない。 と

          妊婦と仕事と心と身体と

          そういうふうにできている

          コロナから復活して1週間、ようやく罹患前の状態に戻ってきた、ような気がする。 何故このように煮え切らない表現をしているかと言うと、そもそも妊娠してから通常の状態というものがよく分からなくなっていたからだ。 いわゆるつわりというものが、どこまで私の身体に影響を与えていたか、今となってはよくわからない。 とにかくコロナ罹患中が辛すぎて、つわりの気持ち悪さやダルさ等を圧倒的に超えていた。 喉の痛みも生きてきた中でトップクラスに辛かったが、その後の味覚障害も結構くるものがあっ

          そういうふうにできている

          コロナ罹患

          ここにきてコロナに初感染。 咳が止まらなくなり、なんか熱っぽいなあと思ったが、 寝れば治る!と思いながら寝て、起きたら絶望。 治っていない。むしろダルさが増している。 どうしても朝直行しなければならない仕事があり、フラフラしながら向かう。 会社戻って、これはもう無理だと思い早退。 その足で病院の発熱外来へ。 インフルとコロナ、同時に検査できる検査薬で、5分くらいでコロナのところに線が。。 あんなに流行っていた時は一度もかからなかったのに、、というショック。 課長

          コロナ罹患

          11w3d

          いまだに自分のお腹の中に命が宿っていることを実感できていない。 どうやらつわりは落ち着いたようで、朝起きた時の絶望的なダルさや気持ち悪さはなくなってきた。 この間夢をみた。 子どもが産まれたあとの夢。 寝転がった赤ちゃんが私をみてニコニコ笑っている。 その笑顔を見て、今まで味わったことのない幸福を感じた。 夢って割とすぐ忘れるけれど、あの場面と感動は今でも薄れずに残っている。 すごく幸せだった。 しかし、こちらが幸せをもらうために産まれたのではなく、 幸せをたくさん

          コーンスープ

          胃の気持ち悪さと空腹感でどうしても寝付けずに身体を起こした。 雨が降っている。 雨音以外は何も聞こえない静寂の中で、深夜の3時半前にコーンスープを啜っている。 初めて行ったヨーロッパの思い出と、明日からの仕事への憂鬱と不安、自分の身体の変化、ぜんぶのしかかってきて1人じゃ支えきれないぞ、と思う。 自分がしてきた選択なのだから向き合う。 ただそれだけのことではあるけれど、夜中に起きてしまうと嫌な考えばかりがぐるぐると廻ってしまう。 こういう時は寝るに限るのに、寝られない

          コーンスープ

          人にはそれぞれの地獄があって みんなそこで闘いながら日々生きていて たまに集まって喋った時に 自分の地獄で得た価値観とか 偏見とか 思想とか それを自分として 意見として伝えながら 交換しながら生きているんだな。 私は別にそれを交換する必要ってないと思っていた。 だって絶対にぶつかるだろうし。 ぶつかった時になんか否定された気持ちになるだろうし。 みんな楽しくハッピーに会話できればそれが一番良くない? あー楽しかった って終われて。 明日からも頑張ろー って思えて。 で

          ひからびた犬

          腹が減る どんなに嫌な明日でも そうやって続いていく生活 小学生ぶりに短歌を詠んでみた 「昼なに食べようかな」 平日頭使って楽しい瞬間ってこれ考えてる時くらい ああやだなぁ また明日がくる 朝ドラでたかしくんからこぼれた 「ひからびた犬」が忘れられない こんなに絶妙に悲しくて虚しい表現 もう自分がひからびた犬にしか感じられない 昨日友達とフラッと行った占いで 競争が嫌いな星を持っている、みたいなこと言われて ほんとそうなんだよね 営業一番向いてないよ 会社辞め

          ひからびた犬

          息苦しい

          相手の立場に立って考えられる 先のことを考えて行動できる 臨機応変に対応できる これが人事部長の考える「仕事のできる人」らしい。 当たり前のようだけれど意外と難しいことだよな、と思う。 先のことを考えて臨機応変に対応する、なんて特に、経験はもちろん、元々の性質だったりもあると思うし。 どうしたらそうなれるのだろうか。 教えてほしい。

          息苦しい

          二十五、二十一

          青春の輝きは眩しい。 愛と友情が全てだった頃。 騒々しい青春と熾烈な愛。 振り返れば一瞬の出来事だが、当時は毎日一生懸命に生きていた。 苦しみと喜びが表裏一体であることを受け入れられず、 ただ喜びだけを感じていたくて、逃げ続けた日々。 今だって私は自分を守ることに精一杯で、自分のことばっかり考えている。 ヒドのように、自分にも他人にも真っ直ぐに生きたい。 こんなにも胸が締め付けられるのは、それがヒドの青春だったからだ。 いつでも真っ直ぐに、全てに向き合った人の青

          二十五、二十一