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コーンスープ


胃の気持ち悪さと空腹感でどうしても寝付けずに身体を起こした。

雨が降っている。
雨音以外は何も聞こえない静寂の中で、深夜の3時半前にコーンスープを啜っている。

初めて行ったヨーロッパの思い出と、明日からの仕事への憂鬱と不安、自分の身体の変化、ぜんぶのしかかってきて1人じゃ支えきれないぞ、と思う。

自分がしてきた選択なのだから向き合う。
ただそれだけのことではあるけれど、夜中に起きてしまうと嫌な考えばかりがぐるぐると廻ってしまう。

こういう時は寝るに限るのに、寝られないのが一番辛い。

コーンスープが美味しくて救われる。
ヨーロッパは温かい汁物に全く巡りあえず辛かった。

ヨーロッパの思い出はまた別で書きたいと思う。

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