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飲食店経営での気付き

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滋賀県の小さなレストランで起こる、日々の気づきをテーマに 来店される方も働く人も喜んでもらえるには、を日々の課題として取り組みます。
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2022年5月の記事一覧

諦めてたオムレツのコツが1日でわかったたった一つの理由

諦めてたオムレツのコツが1日でわかったたった一つの理由

「上手なプレーンオムレツが作りたい」

と、思いながら自己流でやってきました。
火加減、タイミング、卵の混ぜ方。など

ポイントはいくつかありますが、昨日1日で劇的に上達したので、その方法をお伝えします。

(誰かに教えてもらうとかではないです。)

では、早速結論を

フライパンを変えた。これです。

作り方については、動画やレシピなどを参考にしていましたが、どうも形を作るのが難しく、それまでは

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料理人は仕込みを制するものが営業を制す。3つのポイント

料理人は仕込みを制するものが営業を制す。3つのポイント

これは、修行時代によく言われた言葉です。

仕込みを制するための3つのポイントをお伝えします。

1、メモを用意するポケットに入るメモでもいいですが、引っ掛けたりして1アクションで書ける場所にあることがポイントです。
営業中のキッチンは時には、戦場と呼ばれるほど張り詰めて常に動き回ることがあるので、ポケットからペンとメモを出す間もない程の状況があります。
なので、動作を一つでも少なくする必要があり

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レストランは、美味しいだけを提供する場所ではない。お客様のベネフィット

レストランは、美味しいだけを提供する場所ではない。お客様のベネフィット

昨日とっても嬉しい言葉をお客様からいただきました。

いつも楽しくお食事をされる方なのですが、帰り際に

「今日も、元気になりました!」

とお声かけ。

お店全体を評価されている言葉で、スタッフと嬉しさを共有しました。

飲食店が提供するもの・事は

食事
飲み物
空間
接客サービス
非日常
など

これらのどこに重点を置くかによって与える影響も変わってくると思います。
一言で飲食店と言っても、

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飲食店で働く人が店の外で得るもの

飲食店で働く人が店の外で得るもの

今回の記事は経営者でもある私の主観なので、経営目線も加味されますが、ご参考になればと思います。

飲食店経営と、福祉事業所での仕事のダブルワークで、両方日中は身体をその場所で使うことが多いので、なかなか休みらしい休みがここ最近なかったのですが、ここ最近少し仕事の引き継ぎなどもあったりで、少しだけ時間が捻出されるようになってきたので、会えなかった人と会うなどの時間を作っています。

店以外で何ができ

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昔のレシピが捨てられない。

昔のレシピが捨てられない。

最近、こんまりさんの、「人生がときめく片付けの魔法」の本に影響されて、色々と整理を進めていこうと思う中で、早速つまづいているので、その話しを書きます。

いいアドバイスがあれば教えてください。

本では、まず服からとあったので、早速服から取り掛かりました。
元々、服の種類も少ないのもあり、ここは割とサクサクと進みました。

タンスが空くと新たに欲しいとなってますが、いいのと出会うまでここは我慢。

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飲食店の納品と検品(ガルドマンジェ)

飲食店の納品と検品(ガルドマンジェ)

ガルドマンジェとは

レストランでは、さまざまな形で食材が納品されます。
シェフが一つ一つ検品することは稀(一人でやっている場合などは除く)です。

大抵、新人スタッフが配置され、ものの位置や状態を覚えるために納品を行う場合が多いです。

では、納品と検品について大事なポイントを

・段ボール、発泡スチロールは調理台に置かない(地面に置いている可能性があるので)
・検品
・検品とは「検数」と「検質

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責任感とプライド。

責任感とプライド。

仕事に慣れてくると、自分でやってみよう!人の手を借りずに、できるところまで。という責任感が生まれます。

私もそのタイプで、初めは手伝ってもらってやり遂げていたこともいつしか、一人でしたいと思うようになりました。

その背景には「できた!」の成功体験があり、一度経験すると、自分一人でできるのでは?という自信がつきます。

が、果たして、それが毎度適切な状況下なのかは、俯瞰してみる必要があります。

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