マガジンのカバー画像

雑感

9
運営しているクリエイター

記事一覧

絶壁の全肯定オタク派閥~推しは好きだけど、でも自分はこう思うというジレンマ~


歌い手のニコニコ離れ今に始まった話ではない
なんならその兆しは2-3年前には既に見え始めていた。
歌い手がニコニコ動画よりYouTubeの方が伸びると気づき始めた。

そしてそこからわたしの果てしない憂鬱が始まった。

YouTubeはあまりにも規模が大きかった。
世界のGoogleに日本の一企業が敵うものか。

江戸時代のニッポンが受けた激震がニコニコ界隈にも走ったのだ。

あの頃にも、変化す

もっとみる

推しを一生推したい:四次元への誘い

ファン「一生応援します!」

1年後ー

どこいった??

とかくこの世は嘘に満ちている。
優しい世界になるにはどうしたらいいのか、そんな気持ちでこの文章をしたためている。

ちなみに近頃、時空間とか次元とかの話が気になっていて、とはいえ、自分はがっつり文系で物理をしっかり学んだ基礎もなく、にわか知識を躊躇なく取り入れることをことわっておきたい。

正確な定義はおいといて、ざっくり、二次元は平面、

もっとみる

モンスター化するオタク

巷には「モンスターペアレント」という言葉がある。

そして、その呼び名から派生した「モンペ」と呼ばれるファンがいる、らしい。
最初にことわっておきたいが、親バカ的な意味でモンペをカジュアルに使う人もいるので、この言葉を使うのはちょっと悩んだが、この記事においては、特にどういった部類の人を指しているかを文脈で察していただけるとありがたい。

(※なおファンやオタクといった応援側の呼び名は、ここでは明

もっとみる

みんなでごっこ遊びをしよう

子供のころに楽しいと思った遊びは、大人になっても楽しいはず。

お姫様になりたいし、ヒーローになりたい。
おままごとがしたいし、鬼ごっこがしたいし、砂場でお山を作りたい。

子供のころのわたしは、トイザらスのCMの歌を聞いては、切ない気持ちになっていた。

子供でいた~い
ずっと、トイザらズキッズ
大好きなおもちゃに囲まれて~
大人になんか~なりたくない
僕らはトイザらズキッズ

おもちゃで遊べな

もっとみる

平成元年に生まれた自分が平成の間に幸せになれなかった理由

平成31年4月。もう平成は終わる。

自分は平成元年に生まれた。
ということは、“平成生まれ”として一番長くチヤホヤされたといえる。

だが、平成生まれとして、イキがったことはない。
そもそも昭和が古いとも思ってない。というか、なんとも思ってない。
昭和を生きてきた人にとっては新鮮に感じられた言葉で、「若い」という言葉を言い換えたかったのだろう。
自分とは世代が違うと表せるなら、昭和/平成でも、1

もっとみる

Rの法則「歌い手特集」で何故荒れるのか。

今から10年以上も昔、あるところに小さな惑星が誕生しました。その星は、砂でできていて、少し他の星とは変わっていました。

そこへ他の惑星からやってきたパイオニアたちは、砂の惑星の特性に合わせて自由に遊び始めました。おもしろそうだと、ほかにもたくさんの人がやってきました。
長い年月が流れる間に、砂の惑星は興隆を経ながらも、豊かに広がりを遂げ、独特なカルチャーを確立していきました。いろんな人が入っては

もっとみる

おばけはこわいという話。

私は、自閉症スペクトラム、特に俗にいうアスペルガーの傾向があると思われる。
ただ、それを深く理解してもらうために記事を書いているわけではない。前回の「もしかしてASDですか?」という記事でも、左利きのような少数派だけど、ちょっと違うという認識程度でよくて、身構えないでほしい気持ちを書いた。

でも、時にはちゃんと説明しないといけないと感じたので、ちょっと私のそういう話。

その前に…

◆境界線の

もっとみる

本を読むこと

本を読むことは
人の話を聞くことだと思っている。

もともと物語は「語り」で伝えられていた。
でも口での語りは変わるし、忘れられる。
文字に記すことで安定し、安定した物語は場所や時間を超えることができるようになった。

それが本――。

自分は昔から友だちが多い方ではない。

図書館にはよく通っていた。
でも難しい本は読まず
分かりやすい本を選んでいた。

――いや、どうやら、おもしろい本しか、読

もっとみる