映画『怒り』
2016年9月17日公開した映画『怒り』。監督李相日監督×原作吉田修一さんがタッグを組んだ。また、役者陣も豪華で、主演に渡辺謙さん。他、宮﨑あおいさん・松山ケンイチさん・池脇千鶴さん・妻夫木聡さん・綾野剛さん・広瀬すずさん・佐久本宝さん・森山未來さん・ピエール瀧さん・三浦貴大さん・原日出子さん・高畑充希さんが出演している。正直、広瀬すずさんのことはそんなに注目したことはないんだけど、李監督の時の彼女はとても良い顔をするなと思った。素晴らしかった。うん。素敵でした。今日は、そんな映画『怒り』について話したいと思う。では、よろしくお願いしますね。はい。
信じると信じれないとは、紙一重である。目には見えないものであるし、人って自分を偽ったりもできるから、何が本当なのかって正直分からない。それでも、相手との関係性や相手の言葉。行動。で判断をして信じていくしかないんですよね。でも、信じるってそんなに簡単な事ではない。信じるって自分自身も心を開かないといけないし、さらけださないといけないですよね。ある程度は。まぁ心を開きあったとて信じられるというわけではないかもしれないけど。
そもそも、自分のことを話したい人ばかりではないし、自分を知られたくない人もいるよね。そんな人からは情報をあまりもらえないから、少ない情報から信じるとか信じないを決めなくてはいけないのよ。もしそんな人が怪しい言動をしていたとして。誰かにそれを話して不安を減らしたり、ひどい時は警察に通報してしまったり。でも、そういう時は、自分が何処かで安心したいという気持ちがあるんじゃかなと思う。人間って何処か、白黒をはっきりさせたいという所が少なからずあるし。うん。私は他の人よりは白黒に興味はないほうだと思うんだけども、やっぱり肝心な時は白黒ははっきりさせたいという気持ちにはなるのかなと感じる。
信じるとかって、ある意味自分自身の安心材料であり、相手との距離を近付かせるきっかけですよね。その体現をしながら裏切りがあることをしってしまった時の絶望感。また、裏切ってしまった時の悲痛な叫びとは非常に恐怖を感じる。人の思いとはとても重く怖い。そんな時の人の目も怖い。振り切ってしまった人の思いは、受け止めるに体力もいる。助けたいという気持ちはもちろんあるけど。出来る限り受け止めたいけど。難しいですよね。人の気持ちって。思い通りになったら楽なのにとたまに思う。そんなこと出来ないのは分かって分かってるからね。頑張るしかないんですよね。まぁ若いころに比べたら、信じるも信じないも、分かってきたつもりだけど。自分は自分とか。他は他って良い意味で考えられるようになったので、昔ほど信じる信じないに縛られることはなくなったけど。シャッターのように閉じてしまう癖はたまに炸裂してしまう時あるから人見知りって中々改善しないのかと頭を抱える時があるよ。疑り深いのが完全に悪いことではないと思うけど壁があるのも問題である。うん。信じる、信じないというテーマはいつになっても答えが出ない気がしてきた。難しい。
この映画を映画館で観たんだけど。観た後数日は、フワフワと映画の内容を考えていたように思う。そういう考えてしまう映画ですよね。
私の人類で一番好きな人が出演して素晴らしい芝居をしたので誇らしかったな。格好良かった。大好きな映画ですね。
ありがとうございました!!!
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