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【カナダ留学】社会人留学に必要な英語力は?困る事や渡航後の変化も合わせて紹介します!
今回は社会人留学で必要な英語力について書いていきます。
留学前に英語力0という状態は危険なので、なるべく勉強をしていく事をおすすめします。
渡航して語学学校に通って3ヶ月が経ちました。色々な方が「3ヶ月で慣れるよ」と言っていたので、その点も合わせて書いていきます。
社会人留学に必要な英語力とは
私がカナダに渡航した際の英語力はTOEIC535点でした。留学前に働いていた時の勉強状況はこうでした。
・単語
センター1800を通勤の電車内で見ていました。最終的に全部は覚えられませんでした。
・リスニング
abceedというアプリを利用してシャドーイングのみ。後半は1.5倍速で聞いていました。
TOEICのテキストも持っておらず、長文読解も「やろう、やろう」という気持ちを持ちながらやっていませんでした。そんな状態でTOEICを受けて、その後すぐにカナダへ渡航しました。
実際に困った事は後に書いていきますが、「英語力0」での渡航はリスクが高いと思います。
私も過去のXやYouTubeの中で「英語力0です」という表現をしていましたが、それはTOEIC満点、IELTS7.5以上と比べてという意味合いで表現していました。
実際は何を基準に「英語力0」というのかは分かりませんが、既に色々な方が言っている通りで、勉強はした状態で海外に行くのが普通で、そこに「ここまで」というレベルはありません。
特に社会人留学というのはメインの仕事を辞めて行く人が多いと思います。※今は副業が盛んですが、本業1本のみという私のモデルを例にします。
在職中は勉強の時間を作るのが大変ですが、そこでやればやるほど後に困り事が減ります。また、現地で人とのトラブルも減らす事が出来るので、渡航前の勉強は必須です。
私のレベルでも現地で困ったので、1つの点数の基準にしてみて下さい。※英語はリーディング、リスニングだけではないので、あくまで基準でお願いします。
渡航前と渡航後に英語で困った事
実際に困った事を、渡航前と渡航後に分けて書きます。
渡航前
ビザの申請が自分で出来ない
隔離ホテルの予約が大変だった(2024年5月現在はありませんが)
現地の方とのメールのやり取りが大変(渡航前も渡航後も)
カナダ政府のサイトを見ても分からない(ビザや隔離の情報など)
主に「英語を読めない」という点で困る事が中心でした。ビザの申請もサイトや書類が英語で、Google翻訳を用いても理解するのに相当な時間がかかりました。
初めての留学で慣れていない事もありましたが、知らない・読めない単語の多さに衝撃を受けました。
隔離もあったので、エージェントに頼めない「自分で手配しないといけない」事もありました。
最も困ったのはホテルの予約です。
ホテルの詳細も確認するのが大変で、「隔離専用プラン」がどれなのかも何度も確認していました。(2024年5月現在は隔離ホテルはありませんが、旅行のホテルなどに置き換えて考えてみても良いと思います)
また、予約後に「空港に着いてからの送迎はどうするか?」「部屋のアップグレードはするか?」などのオプションのメールも来たので、そのやり取りにも手間取っていました。
コロナ関係の最新の情報が知りたい時、ビザ関係を確認したい時に見た政府のサイトも分かりませんでした。
今でも全ては分かりませんが、見たい情報がどこにあるのか位は見つける事が出来るようになりました。
渡航後
機内・空港でのやり取り
ホテル送迎のタクシー乗車時
隔離ホテルのチェックイン時
各種申請時
渡航後はより「スピーキング」「リスニング」「リーディング」で困りました。機内や空港で話せない事が、こんなに相手に迷惑をかけるのかと痛感しました。
ビザの発行時は書類をベースに確認が進んでいきますが、空港スタッフは少し固い雰囲気があり、ジェスチャーや他の何かでどうにかなる様な空気はあまり感じませんでした。
空港に着いてからは人と話す機会が増えるので、自分の情報を伝える事が大変でした。日本で全く英会話の経験が無かったので、オンラインでも何でも挑戦すべきだったと思います。
タクシーもホテルも同じ状態でした。相手の言っている事を1回で理解出来る事は無く、自分の状態も正確には伝えられませんでした。
チェックイン時も自分の予約の確認や、サービスの紹介・受け方、エレベーターの乗り方まで何から何まで説明がありましたが8割はその場で理解出来ませんでした。
今ではどうにかなってますが、これは本当に危険な状態だと思いました。
また、何か困ってもその場でGoogle翻訳をして解決するというのも正直難しいです。これは語学学校に行き始めた時も同じでした。クラスメイトもそうですが、先生とすら上手く話が出来ませんでした。
相手の言っている事は何となく分かるのですが、それに対する答えが言えていませんでした。
授業中に分からない事があっても質問の仕方も分からなかったので、最初はそれにすら困ったのを覚えています。
渡航後3ヶ月での変化
今の自分の英語についてです。
まず1番の悩みであった「英語への耳慣れ」はしたと思います。地元のネイティブの方のスピードが速すぎる場合を除いては、日常会話のリスニングで困る事は少なくなりました。
学校の先生は発音が綺麗で、ある程度分かりやすく喋ってくれるので慣れは速かったです。
しかし、地元の人は別です。
レストランやお店の店員さんはこちらの事は知らないので、普通に喋ってきます。
例えば渡航してすぐに行ったスポーツショップの店員さんの英語が全く分かりませんでした。質問をしたのはこちらなのに、その話すら聞き取れない状態でした。
最近ではそのお店の方に質問をしても、内容を理解する事が出来ます。それでも会話の中で繋がる言葉や、消える言葉、人それぞれのなまりがあるので、ある程度は予測しています。
もちろん知らない単語は聞けても分からないので、まだまだ会話としては未熟です。
スピーキングに関しても、言いたい事が言えるようになってきました。頭の中に描いている日本語をそのまま訳す事は出来ていないので、簡単な英語に置き換えている状態です。
ある程度文法の型にはめてしまえば、多少形が崩れても相手に伝わっている事が多いです。
それでも発音が問題で伝わらない時もあるので、話すペースが速くならないように心掛け、ゆっくりでも聞いてもらえる様に話しているつもりです。
どうしても慣れを感じ始めると速くなりがちですが、よく周りの人のスピードを聞いているとリスニング教材を1.5倍速にした位で話している人は少ないです。
最初はスピードも気にしていましたが、それは後から出来るようになると思って、今は正確に伝える事を1番気を付けています。
人によってスピードが速い人がいるので、その場合はリスニングに集中して、答えを正確に言う事を意識しています。
相手のペースに必ずしも合わせる必要はないので、相手の求める答えをしっかり発言していきます。何よりも生活の中で「英語を使う事に慣れてきた」事が留学の強みだと思いました。
もちろん学校だけでなく自分で勉強をしていました。放課後の自習は必須で、2ヶ月を過ぎた頃から変化を感じる事が出来ました。
自習無しに英語力の向上は大幅には望めません。
特に社会経験がある方は自由な時間が多い事に驚くと思うので、そこで勉強する事を心掛けてもらえればと思います。
最後に
渡航前から勉強をしておくべきだったと本当に思います。仕事をしながらも出来る事はあったはずで、リスニング、単語以外にも取り組むべきでした。
日本での「耳慣れ」というのは日常生活からは難しいと思いますが、日本でやればやるほど海外に行った時にすぐ順応出来ます。
私は語学学校に長期で通っていますが、これから検討している方は他の記事も合わせて見てもらえると嬉しいです。
エージェントも正確な情報は取り切れていないと思うので、特に都心部の学校に行かれる際は事前に調べてみて下さい。
今回も読んで頂きありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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