「誠実」にかける労力と時間

　自分が大変な思いをしなくて済むように、色々な手間をかけたくない為に、色々な事を明確にしないという事。

仕事上でもプライベートでも、いろいろな約束の内容をちょっと曖昧にしておく。自分が楽しみに行ける以外の約束の日時は明確に決めないとか。

「また会いましょう」と、とりあえず言っておく。自分は悪くないと思いつつ、とりあえず謝っておく。

仕事であれば、会社同士の立場上、非はなくても非を認めなくちゃいけない事もあるでしょう。また時には大局を思って、四方八方丸く収まるなら、と自分に無理を強いたりする場合もあれば、自分の我を通す為の適当な誤魔化しの場合もあるかもしれません。

「誠実に生きる」という事は、自分の発する言葉、自分の行動にちゃんと向き合うという事。責任を持つという事。それはとても労力と時間のかかる事。

　noteの記事一つ書くにしても、整合性を取るのに、自分の言ってる事、引用する事象が、ホントに間違いではないか調べて見たり。文章の言葉遣いを何回も修正したり。写真一つ選ぶのにも時間を掛けたり・・。

noteを始めてから、「記事を書く」事に時間を使うようになり、それはとても楽しい作業で、最近だんだんと、思いのままを書き表す作業も、当初に比べたらスムーズにできるようになってきたな～という実感があるものの、結構馬鹿にならないほどの長時間を掛かっているという事と、社会がだんだん日常のリズムを取り戻しつつあるという実感。ペース配分を、少し再調整する時期が来ているのかな～と肌で感じ始めている今日この頃。

自分が言葉にして出すものに、誠意を尽くす事だけは曖昧にしないで、やっていけたらと思います。