いかフライ

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本好き25歳のアカウントです。 本の魅力を伝える場として、noteを活用しています。 本以外にはアニメ、合唱、音楽(特にロック)、アート、神社・お寺巡り等、好きなことを中心に執筆。 積読数は数えるのが追い付きません。

最近の記事

京都で桜旅③六波羅密寺~銀閣寺

京都の旅を3回に分けて書いています。 今回は2日目の記事です。 〇1日目の記事はこちらから。 ホテル~六波羅密寺 東寺近くの星野リゾート京都東寺OMO3に宿泊。 朝ごはんは、ホテルの無人売店(24時間利用可)でパンとコーヒーを購入した。ホテル1階に本格的なコーヒーマシーンがあり、京都ならではの地元のパンが購入できるので、とても美味しく満足感があった。 ホテルを出て、六波羅密寺を目指す。 今回の京都旅行の目的は京都市京セラ美術館の企画展と桜の写真を撮ることだが、「京都に

    • 京都で桜旅②平安神宮~東寺夜桜ライトアップ

      前回の記事の続きから。 京都市京セラ美術館で企画展を鑑賞した後、 桜の名所で知られている平安神宮を参拝した。 京都市京セラ美術館からは徒歩5分ほど。 入り口の応天門を抜けると、広々としたスペースの先に大極殿が見えた。 季節限定(3月23日~5月初旬)で桜(はな)みくじを引くことができたため、 1回引いてみる。大、中、小の吉ではなく、「満開」や「七分咲き」といった表現で面白い。神様の教えを読んだ後、境内の木におみくじを括り付けた。おみくじを括り付けた気が桜のように見えるの

      • 京都で桜旅①京都市京セラ美術館

        2024年4月 京都と言えば、夏のシーズンの印象が強い。 夏は修学旅行シーズンであり、白シャツ・プリーツスカートで 汗を流しながら京都の観光名所を歩いた思い出が強いからだ。 社会人になり、ある程度お金を貯めて、好きな季節に旅行に行けるようになった。夏、秋は行ったことがあるから、まだ1度も行ったことがない春に行ってみよう、と思い立った。 京都の桜の名所を一眼レフやスマホで撮ることも旅の目的だが、 今回の大きな目的は、京都市京セラ美術館の企画展を見に行くことだ。 大学生あたりか

        • 春に聴いて刺さるアジカン3曲

          こんばんは、いかフライです。 東京でも桜の開花が宣言されたようですね。 3月は肌寒い日が続いていたので、待ちに待った春という感覚です。 暖かくなり気分が晴れやかになる一方、出会いと別れの季節でもあるので、 しんみりとする日も多い時期ですね。 そんな春だからこそ!という訳ではないですが、今回はどんな日にも 寄り添ってくれるような、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲をご紹介したいと思います。 アジカンの楽曲の特徴 ASIAN KUNG-FU GENERA

        京都で桜旅③六波羅密寺~銀閣寺

          紙博2024東京 買ったものレポ

          こんにちは、いかフライです。 週末はいかがお過ごしでしょうか。 3/15~3/17に紙好きのためのイベント「紙博2024東京」が開催され、最終日の3/17に行ってまいりました。 昨年に初めて紙博に足を運んだのですが、今年は会場がある建物に入る前から列が並んでいて、人気が更に増しているような印象を受けました。 晴れて天気が良かったですが、花粉の量は今年トップクラスに多く、花粉症の身には少々辛いコンディションでした。 会場の皆さんは元気ハツラツと紙製品に手を伸ばしていたので、「

          紙博2024東京 買ったものレポ

          本のはなし(17) 「お城の人々」ジョーン・エイキン

          大人向けのファンタジーと聞いたら、何を思い浮かべるだろうか。 映画化されたハリーポッターシリーズやナルニア国物語、ホビット、指輪物語など…、子供だけではなく大人も楽しめるファンタジー作品は多くある。ファンタジー大国とも呼べるイギリスに、大人向けのおとぎ話を書く作家がいる。今回ご紹介をする「お城の人々」を書いたジョーン・エイキンだ。 彼女の作品の多くは、舞台が現実の世界でありながら、主人公が非現実的なものに遭遇するローファンタジーである。 短編集の『お城の人々』は死を連想する

          本のはなし(17) 「お城の人々」ジョーン・エイキン

          [桜・いちご・海鮮]伊豆修善寺はとバスツアー

          こんにちは、いかフライです。 今回久しぶりのnote投稿です。 普段はよく本の感想や、お勧めの本を投稿しているのですが、 色々な本に手を出していたら1冊を読み切ることができず、 ずるずると投稿が遅れてしまいました。 本の話題が書けないときは、身の回りのものであったり、感じたことを書く時間を定期的に作りたいと思います。 つい最近、はとバスのツアーに初めて参加しました。 よく東京駅の付近で黄色のはとバスとすれ違うことがあったので、 はとバスのツアーは「よく見るけど経験したことが

          [桜・いちご・海鮮]伊豆修善寺はとバスツアー

          本のはなし(16)「きみのためのバラ」池澤夏樹

          最近、平日の朝にニュースを見ていると、耳がキンキンして聞きたくなくなることがある。朝の支度をしたら仕事に行く、というプレッシャーが関係しているのかもしれないが、朝起きてすぐにたくさんの情報を見て、テレビの 明るい声を聞くと疲れてしまう。(ニュース番組が嫌い、という訳ではないです。ニュースを届けてくれる番組にはいつも感謝しています) 良い意味でも悪い意味でも人々の会話がどこに行っても聞こえ、携帯にもテレビにも情報が溢れている。そして当然のように、他人とコミュニケーションをとるこ

          本のはなし(16)「きみのためのバラ」池澤夏樹

          本のはなし(15) よしもとばなな『小さな幸せ46こ』

          最近、小さなことで幸せを感じることが多い。 コーヒーは1日に3回は飲むし、ダンスを見るのが好きで、アイドルのダンス動画を何回もリピートして見ている。小さい頃は全く興味が無かったのに美術館が好きになって、来年の美術展をまとめた美術雑誌を年末にいつも買うようになった。面白い本に出逢ったときはとても幸せで、通勤の電車、家に帰った後、就寝前に本を読む。私にとっては「小さな幸せ=好きなもの・好きなこと」であり、小さな幸せを積み重ねて暮らしている。 よしもとばななさんの『小さな幸せ46

          本のはなし(15) よしもとばなな『小さな幸せ46こ』

          本のはなし(14)小川洋子『人質の朗読会』

          自分の人生の中で、一番言葉にして残したい出来事は何かを 考えてみると、幾つかの場面が思い浮かぶ。 私の場合は、単純に嬉しかったことよりも、悲しみや切なさの後に来た嬉しい感情がずっと思い出に残っている気がする。 例えば、学校を転校をするときに友達が泣いて悲しんでくれたことや、 クラスに馴染めずにいたときに部活の友達が励ましてくれたこと等々だ。 人の温かい言動が1つの場面となって脳裏に記憶されていて、いつでも記憶の引き出しから取り出すことができる。一生忘れないであろう、良い思い出

          本のはなし(14)小川洋子『人質の朗読会』

          美術展巡り(5) キース・へリング展  森アーツセンターギャラリー

          おはようございます、いかフライです。 新年の初美術展に行ってきたので、鑑賞レポートを書きたいと思います。 まだまだ心がお正月気分ですが、年末から気になっていたキース・へリング展に足を運びました。森アーツセンターギャラリーと言えば、現代美術の展示が多くされているギャラリーで、私は過去に1度Chim↑Pom展で訪れたことがありました。今回の美術展は、他の美術展に行った際にチラシを見つけて以来、とても楽しみにしていた美術展でした。 キース・へリング展 鑑賞レポート 1、全ての

          美術展巡り(5) キース・へリング展  森アーツセンターギャラリー

          2024年にやりたい10のこと

          こんばんは、いかフライです。 noteの連続投稿チャレンジのお題でもあったので、今の自分の気持ちを整理するためにも、今年の目標を書いておきたいと思います。 1,書評に挑戦をし、誰かに読んでもらう noteでも度々小説を読んで感想文を投稿していますが、今年はnoteを続けつつ、別の形でも小説の感想や書評を書いていきたいです。ネットで調べたところ、書評を投稿するようなコンテストはあまり無かったため、書店の企画などがあれば応募をしてみたいと思います。ZINEを制作した経験はあり

          2024年にやりたい10のこと

          2023年に読んだ本ベスト3

          こんばんは、いかフライです。 新年明けましておめでとうございます。 2023年中にこの記事をアップしようと考えていましたが、 間に合わず元旦のアップになりました。 昨年もマイペースに記事を投稿しておりましたが、読んでくださった方々、 ありがとうございました。 noteを投稿した方には記録が自動的に送られてくるかと思いますが、私の場合は下の結果になりました。 紙博関連の記事が1位になり、改めて多くの方に注目されているイベントなんだなぁと感じました。文具女子博や紙博覧会はよ

          2023年に読んだ本ベスト3

          初めてバーで飲んだカクテルは、体にも心にも優しい味

          #いい時間とお酒 お酒には強くないが、お酒が好きだ。 飲み会に行くと2杯が限界で、すぐに手で蓋をしてギブアップしてしまう。 酔いつぶれたいとは思わないし、「飲んでいて楽しい」と思える量を体が勝手にコントロールしている。それでも、お酒の味が好きで、人と深い話をすることも好きなので、誘われたら極力は飲みに行くようにしている。 ワイワイと飲むお酒の席も悪くないけれど、最近とても気に入っているのは「バー飲み」である。暗い場所や隅っこが好きな性格もあり、薄暗くておしゃれな「バー」と

          初めてバーで飲んだカクテルは、体にも心にも優しい味

          花屋の店主と話していたら、知らぬ間に心が軽くなった話。

          2023年10月 イベントの仕事の準備でバタバタとし、心身の疲れが溜まっていた10月末のある日。上司から花束を買うというお使いを頼まれた。 正直に言えば、お使いに行く時間の余裕も心の余裕も無かったが、断る訳にもいかず、「分かりました!!」と会社を飛び出した。 飛び出したのは良いものの、誰が誰に渡す花束なのか分からない。 花屋に着いて注文をし、「どなたに渡すものですか?」と聞かれて、あれ? 誰に送る花束だっけ?とクエスチョンが浮かんだ。会社を飛び出す前にせめて何用の花束なのか

          花屋の店主と話していたら、知らぬ間に心が軽くなった話。

          美術展巡り(4) シン・ジャパニーズ・ペインティング展-ポーラ美術館-

          こんばんは、いかフライです。 11月も後半になり、クリスマスとお正月を少し意識するようになりました。 つい最近年を越した感覚ですが、年末には今年1年の出来事を振り返って、 来年をより良い年にしていきたいです。 今年は美術展にたくさん足を運び、様々なアーティストの作品を鑑賞しました。noteには一部の美術展の紹介記事をまとめていますが、その他にも数多くの素晴らしい作品や作家を知ることができました。年末には行って良かった美術展のベスト3をまとめたいと思います。 今回は、箱根の

          美術展巡り(4) シン・ジャパニーズ・ペインティング展-ポーラ美術館-