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病む病む病む病む


定期的に病みます。

病むっていうか「闇」って感じで、
闇の中、靄(もや)の中に入ったような感覚になる、定期。
今も絶賛病み中なんですけど、久々に長期の病みに入ってて、
たぶん10日たたないぐらい?だけど普通は3日ぐらいだから、
久々に長い病みだな〜と思って、病んでいます。


病んでるときはたいてい、能動的な行動がとれなくなって、ずっと受け身の生活になります。テレビを見るとかYouTubeを見るとか、ひたすら何かを見てるだけ。自分の脳みそをあんまり使わずに済むことだけしかできなくなって、普段趣味としてやっているイラストや noteとかの文章を書くみたいな、クリエイティブな行動がとれなくなる。
めんどくさいなぁみたいな気持ちが一番近いんだけど、そこまでもいかない、というか無気力って感じですかね。でも人間関係とか自分自身についてはいつも以上にイライラして、ポジティブに転換できない。夜もなかなか目が閉じれなくて永遠に天井を見る羽目になるし、気がついたら「つらいなぁ」ってつぶやいてます。つらすぎ。

自分が本当にちっぽけで嫌な奴で、誰も愛してくれる人なんていない、って思います。自分の欠点がどんどん目につくようになって、気がつけば手の甲に爪を食い込ませてたりします、やば笑笑
半日ぐらい残る爪の跡とともに、まぁ生きてたらやらなきゃいけないこととか、普通にしてなきゃいけない時間はあるんで、日中はポーカーフェイスしてます、普通の顔。人と話すときも本当は無視したいしそっけなくしたい気持ちなんですけど(病み期のときの話ね)、そういう態度をとることによって損をしたり、どうしたの?って聞かれたくないから、普通にしてます。そこまでの勇気はない。


病みはたいてい、自然に終わってることが多くて、特にきっかけとか、いつも同じ終わり方をするわけじゃないので、ボーッとしながら終わりを待ちます。待つっていうか、放置するっていうか、時々どうにかしよう!と思って病みながらも立ち直ろうとしてみたりするんですけど、そういうときはtodoリストを書きあげた時点で息切れで、それらを実行する気力は残っていないので、結局何も終わっていないtodoリストを見て病むのがオチです。つらい。

自分って全然ダメだなぁとか、どうしてこんなに醜いんだろうとか、どうして立ち上がれないんだろうとか思います。一旦座っちゃうと立ち上がれなくなる。行かなきゃ、やらなきゃって思っても本当はそう思ってないから体が動かない。動かそうって指令が出せない。そうしているうちにも時間は経っていくので、あっという間に昼になり夜になって、あぁ今日も何もできなかったなって思いながらお布団に入るんです、つらい。
本当に何もできなかった、っていう自分の「役に立たない感」ってすごいつらいなって思います。人間、やっぱり人から必要とされたり、人に感謝されたり、人のために生きるのが生き甲斐に感じる、っていうか。仕事をしたり働いたりするのも結局はそこから来てるんだと思うんですよね。自分は人の役に立ってるっていう実感がないと、最初はいいけどだんだんおかしくなってきて、自分の存在価値がないように思えて、なんで生きてるんだろう?って思います。今の私。

病んでるときは、その投げやりな気持ちから人にあたったり、八つ当たりするときもあるけど、そうすると 正気に戻ったときに後悔するので、人に迷惑かけることだけはやめたいなぁって思います。でもむしゃくしゃするんだよね、自分の中だけじゃ解決できない、解決しようと努力できない。それが私の病みだなと思う。


現在もまだ病み中で、いつもなら自由な時間は本を読んだり絵を描いたり 何か自分の向上のためにできることをするんですけど、何もしたくないなぁって思ってボーッとしてて、でもボーッとするのも飽きてきたって頃だったので、noteを書いています。もう何書いてもいいやって気持ちは危険なんですけど、そう思ったらどんどん愚痴みたいに書けてます。note開いてもすぐ他の人の記事読むほうに走っちゃうから、なかなか書き出せなかったけどね。今は書けてるから不思議だ。
一種の発散みたいになってるのかもしれないですね。


みんなも、平気そうな顔に見えて、何もないよって顔に見えてそれぞれの闇を抱えてんだろうなぁとか思います。まぁ私には関係ないけど。それぞれ気持ちの波とか気分の波とかあるもので、上手くいくときもいかないときも両方あるけど、とりあえず生きるしかないから流れに流されて生きる。そういう感じなのかなぁと想像したりします。あるいは、流れに逆らって頑張ってみる人もいると思うけど。
病み期の私はとにかくテレビ見るか、SNS見るか、イヤホンで音楽聞くか、バスに揺られるか、そういった類のことしかできません。他のことは期待しないでほしいし、私に力を入れて取り組まなきゃいけない課題を提示しないでほしい。できないし、やってはみるけどできないから、それでさらに落ち込む。自分が嫌になってもっと死にたくなる、のループなので誰も何もしないでほしい。ただ放っておいて。

病んだとしても、いつも自然と回復してきて、何事もなかったようにケロッとして、そうしてまたしばらくしたら病む。それが私の今までの人生だったので、こんなもんなんだろうなぁと思います。私の好きなK-POPアイドルたちは、どうしてあんなにキラキラしているんだろうか。彼らの舞台裏とかYouTubeロケとかの動画を見ると、もちろん大変そうだなと思う場面もあるけれど、どんなときも目がキラキラしていて、真剣に一つひとつと向き合っていて、ちゃんと考えて答えを出し、インタビューに対しても人生3周目か?みたいな受け答えをしていて、謙虚で腰が低くて、美味しそうにご飯を食べる。アイドルとしてのパフォーマンスも完璧だし、ビジュアルも完璧、汗までもが美しい。人前にたつ、精神的にも体力的にも削られるようなお仕事なのに、私より何歳も年下の子たちが頑張っていて、輝いていて、本当に同じ人間だろうか?と思う。

K-POPアイドルに限らずだけど、世の中タフな人が多いんだなぁと思う。病んでるときは、その人たちがただひたすらに幸せに見えて、まぶしくて、羨ましくて、妬ましくなる。彼らと私の違いはなんなのだろうか、同じ人間なのに、どうして私はこんなに醜くて性悪で心の狭い生き方をしているんだろうか、と思う。アイドルたちが視聴者に見せている姿は表のもので、裏にはどんな姿でいるのかはわからない。人間だから気持ちが落ち込むこともあるだろうし、私のように病むこともあるだろうと思う(こんな陰湿じゃないかもしれないけど)。だから、表に出てる部分が全てではないのだから、彼らと自分を比べて落ち込むのはお門違いだし、そもそも違う人間と自分を比べることは"負"でしかないことは様々なビジネス本に書いてあるというのに、いまだにそんなことをしてしまう。無駄なのに。いや、無駄だからこそ、病んでいるときはそういう行動をとってしまうのかもしれない。

高校生の頃のように、熱く、一生懸命に頑張れる自分でいれたらな、と思う。どうしても、昔の自分に戻りたいだとか、昔の自分のほうが生きやすかっただとか、どうしようもないことを考えてしまう。当時は当時で他の悩みがあったり、当時の自分に対する嫌悪感を抱えていただろうに、どんなことも今のほうがつらい、と感じてしまう。自意識過剰だ。病んでるときは、自分が一番不幸なんだと思ってしまいがちである。


だいぶ書いてスッキリしてきたけど、書き終わったらどうしたらいいのか、何をしたらいいのかわからなくて不安である。ただただ闇が、雲が流れるように自分を通り過ぎていってくれるのを待つのは、今までそうしてきたけど、そうしたくないというのが理性を持った本音である。
待つ、というのは時間を使うことで、いつまで待てばいいのかわからないし、正直今の私にはそんな無意味な時間(のちのち意味があることになるかもしれんが)を使うことは、自己嫌悪につながるので避けたい。時間は有限だし、大切に使いたい。やることリストもたくさん未実行のままなのだから、できることから始めたいと思う。

ツイッターかなにかで、「病んでる人は自分のことを考えすぎ」と見たことがある。確かにそうだなと思う。自分のことを考えすぎて、悪いところに目がいき、勝手に落ち込むのだ。そういうときは他のことを考えたり、自分の好きなものについて考えたらよいと書いてあったが、それはそれで現実から目をそらしているような感じがして、(もうこの時点で自分のことを考えてしまっている) 自分は逃げているのだと感じてしまう。しかし、今までの自分もそうしてきたし、そうやってその場しのぎで生きてきたことは否めない。


ちゃんとした人間になりたい。自分のことばかり考えて、勝手に落ち込んで、時間を無駄に使うような人生にしたくない。今まで過ぎていってしまった時間はもう取り戻せないけど、これからの時間をどう生きるかは今の自分が決められるのだから、なるべく自分の理想に近づけるような過ごし方をしたいと思う。
自分がすぐ病んでしまう理由のひとつに、「目標やロールモデルがいないこと」があるのではないかと思う。ここ数年、私には目標がない。目標をたてて、それに向けて頑張るという過程がない。大人になり、強制されない環境にいるために、自分の能力の範囲でできることを選び、そんなに大変じゃない方向に進む。できないことはできないままでもいいかな?と自分を甘やかし、失敗が怖いので挑戦もしない。これらのことについて、なんでかなーと考えたところ、『目標』という 自分を突き動かす原動力がないのが 原因ではないかと思った。同様にして、私にはロールモデルがおらず、有名人などで憧れの対象となる人はいるが、ロールモデルはよく観察できるような身近な存在にいることがより好ましいので、そのような人を見つけられていないことも、今の私の無気力さに繋がっているのではないかと思う。


とにかく、病んでいても自分は幸せになれないので、悩むことは必要だけれど病むのは時間がもったいないので、人生からなくしたい行動のひとつだなと思う。そうは言ってもどうにもならないのが『病み』なのだし、心のままに行動することが、本当はそんなに悪いことじゃないんじゃないかと私は心のどこかで思っているので、しばらくは今の私のまま、変わらないんじゃないかと感じている。



面倒なことは避けたいし、一生寝てたい。
もはや、それでもいいのだと、病み期のわたしは考えています。







おしまい


2023.3.30 14:06

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