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臨床心理士のカウンセリングを受ける(1)

全てを捨てて逃げ出したいと思った

逃げ出したい、いなくなりたいという気持ちを抑えられず、公共機関の電話をかけたのがついこの前の話です。

僕が実際に電話をかけたのはこちら

自分の住所がばれてしまいますね…。千葉県市川市に住んでいますので、市川市の健康相談に電話しました。

そこの相談員の方が親身になって僕の話を聞いてくれました。そのあと、対面でのカウンセラーの紹介をしてくれるとのことだったのでありがたく受けることにしました。


カウンセラーとは

そもそもカウンセリングと心療内科の違いが私はよくわかっていませんでした。

心療内科はあくまで精神的な疾患に対して対処療法で治すことを目的としています。吐き気や眠れないなどの状況に薬を処方します。

対して、心の問題に対して直接相談・アプローチをかけるのは臨床心理士などが行うカウンセラーのお仕事です。

僕自身の人生背景に直接タッチし、何が問題なのか、何をすれば解決に導けるのかということを一緒になって考えてくれます。

簡単に言えば、「心の体力が少ない人が、風邪を引いた際の薬を提供してくれるのが心療内科。そもそも心の弱さに対してアプローチしてくれるのがカウンセリング」といった感じでしょうか。


カウンセリングは医療行為ではなく、保険がきかない関係上1時間数千円~1万円はかかります。そんなお金を持たない僕ですから、迷いもありました。今回、公共機関からの紹介という事で計3回ほど無料でカウンセリングが受けられるようになったのは非常に感謝。

真面目に市民税を収めていてよかったなぁと冗談半分に思いつつ、直近の土曜日に面談を受けてくれるという事だったので予約を入れました。



そもそも僕は何が起きているのか

起きている事象はここにも書いてありますが、改めて書いてみます。

  • 吐き気が酷い。気分もすぐれず、頭がボーっとしている

  • 眠れない(眠っても夜中に起きてしまう)

  • 早朝は動悸、吐き気などで起床する。これが一番キツい

  • 入社して2週間目。仕事は細かく、厳しい。積極的に仕事をしたいという気持ちにならない。

  • 食欲わかず、体重はここ二週間で4kg減る。おかげでお腹が若干スッキリする。

などなど。語るともっとたくさん出てきます。


何をカウンセラーと相談したいかを予め決める

先生から事前に準備は必要ないとは言われたのですが、たかだか1時間程度しか喋れないので自分の中でカウンセラーに何を相談するかを考えることにしました。

僕としては二つの課題に対してアプローチしたいことをまとめました。


[ 課題① ]
直近の体調不良に対処するべく、仕事をどうするかを考えたい。できれば辞めるか休職したい。もちろん、たかだか1か月弱で仕事をやめてしまうと今後の人生がどうなるかが不安である

[ 課題② ]
人間関係にいつもストレスを感じる自分の問題を解決したい


①は喫緊の課題。②は自分の生き方そのものをアプローチするもので個人的には恐怖でもあるのですが、もはやここを通らずして誤魔化しながら生きていくことはかなり厳しいと考えました。

①で仮に仕事を辞めるにせよ、次は厳しい就職活動が待ち受けていることは確実です。その中で(仮に給料が安かったとしても)自分がより自分らしい仕事をするためには②の折り合いをつけざるを得ないと考えました。

前回話を聞いてくれた電話越しの相談員の方も仰ってました。「今こうして電話してくれたことこそ、変わりたいという気持ちがあるということです。チャンスなんです」と。

今の仕事をどうするかは短期的なアプローチにするにしても、ここで覚悟を決めて自分のパーソナルな所にどこまで折り合いをつけるかを決めていきたいなぁとざっくり方針を定めてみた次第です。


ちなみに感情ってロジカルに解決できるものではないじゃないですか。でも、多分ある程度は論理的に整理していかないと何も話が進まないもんだと感じます。

こうした精神的な問題に対してある程度の落とし込みは必要かなと思ってます。いや、まだ病気の最中なんで偉そうなことはいえないか。




カウンセラーと方向性の確認をする

ある程度まとめた上で、いよいよカウンセラーと話になります。マンションの一角だったので「大丈夫か、ここ…」と心配しましたが、先生自身は物腰が柔らかい方で安心しました。

カウンセラーと話をし始めると、基本的に僕が喋ることになりました。症状、何が今困っているのか、何を解決したいのかという問いかけを先生がしてくるので、僕はそれに淡々と答えていくスタイルになりました。

僕はあらかじめ準備をしてきた内容をそのままお伝えしました。その中で、課題①と課題②の二つにアプローチをとりたいことを明確にしました。


短い相談時間の中、先生とまず一つ方向性を決めました。

課題①の仕事に関する件については吐き気・不眠などで精神的な余裕がないなかでゆっくり話をして解決するべき話ではないと考え、心療内科に相談することとしました。

友人から教えてくれた心療内科はかなり話を聞いてくれるとの紹介があったので、そこで話をしてこようと考えています。

1か月もたたずにダウンするなんて自分がふがいなくて仕方ないのだけれども、先生は「1か月で辞めることが悪いことでしょうか?」と言われてちょっと衝撃。履歴書的に傷はつくし、まともな仕事に就けないような気がしているし、何よりも自分が逃げ込んでいるように見えて許せないやら情けないやらの感情が入り混じっていました。

こうした話を聞いてもなお「休んでもいいのでは?」という提案はありがたかったです。

ということで、課題②の僕の人生そのものに対して話を中心に残りの時間を話をすることにしました。

長くなってしまったので、続きはまた次回に…

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