見出し画像

活動リスタート宣言。

こんにちは、コンタニです。
前職で運営していた事業を3月末にクローズし、会社を4月頭に退職してから、約3週間ほどが経過しました。(厳密には、まだ有休消化が続くので退職ではないですが・・・ご興味ある方は、詳しくはこちらのnoteにて。)

今回のnoteは、自分にとって一つ大切なnoteになると思います。
こちらのnoteでも少し今後の構想っぽいことに触れていましたが、今後の会社の構想、事業の構想、自身の活動方針について少し整理が進んだので、是非このnoteを発見したor読んでいただいている皆様にシェアさせてください!


会社の”Key Concept”を、まずロゴに込めました

生きることをやめようとした十代の時。最初の就職で長く模索し、苦しんだ時期のこと。キャリアアドバイザーとして、老若男女の人の人生に向き合って気づいたこと。そのあらゆる全てをこめてゼロから生み出し、会社で運営させてもらっていた事業「circle」

事業を閉じなければいけなくなってから、クローズ処理と並行して事業の振り返り、改めて自分自身について、考え向き合う時間をとりました。(今も引き続き、そんな日々ではあります。)

変わらず心の中にあったのは、『一人一人の人生に残るようなもの、体験を創りたい』。
そんな想いでした。むしろ、それだけが確かにそこにあった。と言ったほうがいいかもしれません。

誰しも人生の終わりを迎える時が来る。
最期に人が死ぬ時、思い出すのは何だろうか。心に残っているものは何だろうか。生きていく中で、その人の考えが変わるきっかけ、瞬間、勇気を持って一歩踏み出して行動する瞬間には、どんなものが起点となっているんだろうか。

それは人との出会いかもしれない。全ては偶然から来るものかもしれない。運なのかもしれない。言葉かもしれない。

正直、まだわからない。というか、一生かけてもよくわからないものなのかもしれない。
でも私は、だからこそこの問いに人生を懸けよう。人生の時間を使おう。そう思いました。

「人生の起点をつくる」
降りてきたこの言葉を、ミッションなどという大それた言葉としてではなく、”Key Concept”として、会社をつくることを決めました。

会社のロゴをまず生み出したぞ…!

まるで本に挟んだしおりのように。
振り返ってみたときにそこに挟んでいた。もう一度そこから読み進めてみてもいいかもしれない。挟んだまま、読みかけになることも、振り返らずにそのまま読み終わることもあるかもしれない。ただ、気づいたらどこかに行ってなくしてしまった、ということだけは無いように。

会社ロゴは、以前から一緒に事業をやってきている大切なメンバーのはらみさんにお願いしました。彼女には、引き続き私の会社のサポート、クリエイティブディレクションを一緒に進めていただきたいと思っています。

ロゴは、字体のウロコの部分が「点」になっています。
一見普通の漢字ですが、引いてみると確かに点が刻まれている。そんな風に、はらみさんがKey Conceptをロゴに込めてくれました。

意味をつくる、会社になる

最近、こんな本を読みました。

価値提供というものには二通りある。それは「役に立つ」か、「意味をつくる」か
「役に立つ」は、例えば電気自動車の開発で、便利に、かつ地球に優しく移動できるなどが挙げられます。こちらは、定量的に価値を説明し、大規模に価値展開をすることが可能です。ただ、世の中はもう十分に便利なもので溢れており、「役に立つ」価値提供で溢れているため、こちらの方向の企業は大きな企業のごくわずかしか残らない、と書かれてありました。

「意味をつくる」のほうは、提供価値に関して定量的な言葉だけではどうしても説明が難しくなります。また、明確な”メリット”を万人に提供するような形の価値提供ではないので、「意味を感じられるかどうか」は受け手にもよるでしょう。

これらの本を読んで、気づかされました。
私が創りたいのは「意味をつくる」会社だったんだ、と
勿論、”役に立つ”ということですら簡単なことではありません。まだまだ深掘りと広げようのある、大切な価値提供のあり方です。でも、それは既に大きな企業に任せるべきで、私がこれからトライすべきなのは、「意味を見出す」「意味に気付かせる」「意味をつくる」ことなのではないかと。そう気づきました。

不思議なことに、「役に立つ」と「意味をつくる」の違いは、
最近でいうところの「ユニコーン企業」と「ゼブラ企業」の違いの話に似ていると気が付きました。出典:https://www.zebrasand.co.jp/zebras

最初に何から始めるか

とはいえ、理念よりも実態が大事です。私も、実際に手を動かして創ることが何より大好きです。
会社の目指すありたい姿・方向に関しては、現時点ではここまでに書いたKey Conceptのみを言語化して定め、後はどんどん試して動いて考えていこうと思います。どうせやってみたいことは変わっていくでしょう(むしろ変わっていく自分でありたい。)

いろいろ手掛けていきたい、チャレンジしていきたいという中ではありますが、まず最初に「コリビングハウス」を準備していきたいと思っています。

事業を運営していた時、滞在イベントの企画運営で訪れた長野県松本市乗鞍の「すもも荘」。
すごく素敵な場所でした(参照:https://sumomonorikura.com/)

circleという事業を社内で運営していた際には、費用面のこともあり自社で場づくりをすることは叶いませんでした。ただ、様々な地域に訪れ、色んな事業者さんを訪ねたり、シェアハウスやゲストハウスに訪れたりする中で、「自分の手で、人々の暮らしの中に溶け込むような場づくりをするべきなんじゃないか」という気持ちが消えることはありませんでした。

また、私自身、何か場づくりをするのであれば、旅のような非日常にある場というよりも、日々の暮らしにあるもの、そして濃いつながりの仲間で共同生活をするシェアハウスというよりは、もう少し場や存在がよりパブリックにオープンに開けているものがいいんじゃないか、そんな風に考えていたりしました。

時には、ホームステイで全く違うバックグラウンドからやってきた子と、何気なく一緒に暮らす日々が始まった時のように。
時には、いつも通っていた、本を、そして自分にとっての何かを探していたあの時の静かな図書館のように。
個々人の住空間とパブリックスペースがうまく融合した、コリビングハウスをまずつくりたいです。

最終的には、こういう場づくり、そしてそれ以外のことも手掛けながら、「人生の日常に意味をつくるプロデュ~サ~」みたいになれたらいいですね(勝手に言ってみた。名乗るのは勝手だろ?w)

今後しばらくの活動について

とはいえ、場づくりをするにはとても時間がかかりますし、お金もかかります。しばらくは諸々修行と経験の日々になるでしょう。ここ数年は事業運営にフルコミットしていたため、今後は今までやれていなかったことにチャレンジすることも始めていきたいと思っています。

有償無償問わず、自分が関わることで役に立てるかもしれない、力を出して貢献できるかもしれない、創っていきたい「意味のある」未来に対してどこか繋がっていくかもしれない…そんなお仕事やプロジェクトの機会があれば、是非関わらせてください!

プロマネ、体験設計/コンセプト設計、文章を書く、コンテンツを企画する、何かファシリテーションをする、マーケティング、カスタマーサクセス、事業企画、開発…私の場合、これまで事業運営全般をしてきて、これから会社経営を始める身なので、どうしてもわかりやすく「何か一部の業務をお願いする」という感じにはならないかもしれません。ですが、お金どうこうだけでお仕事やプロジェクトを全く判断していないので、思い当たりのある方はぜひご相談いただけると嬉しいです❣ちなみに、ビジネスだけではなく非営利の活動、政策や政治の活動にも興味があります。

一人一人の人生に向き合うという事について、地域での活動、コミュニティ運営について、暮らしの領域、リアルな体験やプロダクト作り、ブランドの企画開発、などなどに今は特に関心を持っています。(就職するつもりは現状ないので、業務委託等々で検討いただけたらと思います。リソース上フル出社での仕事は難しいですが、現場を大切にしたいのでどこまでも伺います!)

ご連絡先はGmail(yayoi.kontani02@gmail.com)、既につながっている方はFBMessenger、XアカウントDMなどからお願いします。

定期的に相談したいことがある、話したい、色々語らいたい、と思っていただいている方は、こういうのも企画してるので、Book Clubの案内もぜひ読んでいただけると嬉しいです📚

それでは、引き続き無職と空白の時間を楽しみながら、準備していくぞ~!

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

今月の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?