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【文章】心が柔らかくなる瞬間を。

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写真と言の葉。どこかにある物語。
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#写真

「あなたと出逢えてよかった。」と言うのだと思う。

「あなたと出逢えてよかった。」と言うのだと思う。

「生きていてよかったなぁ。」と、思う瞬間があった。

先日。よく行くバーの20周年の記念で歌を歌わせてもらった。
実は、2年くらい前からお話を頂いていた。

普段は、バー営業をしているその店で
スピーカーからギターの音を鳴らし歌う不思議。

リハーサルを終えて
カウンターでビールをいただきながら
マスターがこの店をオープンするまでの
紆余曲折を、聞いていた。

あの時こんな失敗があったから
この道

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つい口遊んでしまったハナウタで。

つい口遊んでしまったハナウタで。

月が綺麗ですね。は、名訳だよね。っと、純水に話す人が、居たバーカウンター。

SNSを、眺めていると

月が綺麗は、月が綺麗だろ。っと、言う人をよく見かける。

確かに。
そうだよなぁ。

月が綺麗は、月が綺麗。
ただそれだけの意味の大切さだって必要だ。

だけど
話の論点は、ズレているような気もする。

I LOVE YOUを、じゃあ君は、愛してると訳してちゃんと意味を伝えられるのだろうか?

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曇り空、灰色。でもどこにでも行ける色。

曇り空、灰色。でもどこにでも行ける色。

カーテンを開けると曇り空だった。

いや、ほんとは目を覚ました瞬間から気づいていた。

なんでだろ。

寝惚け眼を擦りながらコーヒーを飲む。

あったかいと感じる体感。

そっかぁ。と、ぼんやり思う。

気温や、カーテンの隙間から溢れる色。

例えばそんな風に
言葉にする前に身体はきっと気付くのかもしれない。

頭には、人生がインプットされていくけれど
身体は、もっとその前から
自然と一体になって

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にっこりと夜空は、笑っていました。

にっこりと夜空は、笑っていました。

月を見上げて
「またなんか笑っとる」と言う少年が居た。

三日月の夜。立ち寄ったスーパーの駐車場。

「ほら早く行くよ。」と少年は、お母さんに手を引かれていく。
その背中をぼんやりと見送って月を見上げた。

ほんとだ。笑ってる。にっこりと。

猫の爪みたいだという人も居る。
同じ月を見上げて
みんなそれぞれの宇宙に居るんだなぁなんてそんな事をぼんやり想うスーパーマーケット。

「子供の感覚があるか

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想い合うってきっと。

想い合うってきっと。

「好き」って、気持ちって。

届くとか届かないとかじゃないんだよなぁって思う。

いつだって一方的で、それを許されているかどうかでしかないんだよなぁと。

お互いに許され合っている事を関係の名前で呼ぶんだよなぁって思う。

だから届いたとか伝わったって思う事が傲慢なのだと思う。

許され合っている。お互いに一方的に。

だからこそ
“想い合う”って、成り立つのかもしれない。

好きじゃない人に好意

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その感受性を子供の心で遣っていたい。

その感受性を子供の心で遣っていたい。

頑張りたい。

それなのに、頑張れない時がありませんか?

つい
頑張れる。と、思ってしまう。

でも
頑張れない時があるよなぁ。

いつの間にか頑張る為の芯みたいなものが折れてしまってたり、拗ねてしまってたり、現実を知りすぎてしまったりする。

大人になるほどに
先読みして考えてしまう。
これが一体何になるのか。
先読みしてだいたいの事の予測をつけてしまう。

それが良い風に働く時もあれば
頑張

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その名前には、知らない意味がそっと宿ったりするみたい。

その名前には、知らない意味がそっと宿ったりするみたい。

「ねぇ別れの時期を春に持ってくるのって不適切じゃないですかー?!」

そんな事を言いたくなる。
この春特有の気候やそれぞれの生活の変化。

いつも通りであればあるほど
心に風が吹き抜けていくような気持ちになる。

別れのない出逢いが欲しい。
そんな事を考える夕暮れ時

自転車に乗って
図書館に寄った帰り道。
日暮れが綺麗でシャッターを切った。

たまたま通りかかった人がそれを見て
自転車から降りて

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あの頃より美しく見える空の話。

あの頃より美しく見える空の話。

窓越しに、ふと空を見上げて
心が少し軽くなった気がした。

それからぼんやりと雲の流れを見ていた。

家の契約更新の為郵便局へ。
この家に来た日の事を振り返りながら自転車を漕ぐ。

町を眺めていると
卒業式を終えたばかりの学生が溢れていた春の日。

校門の上に登って
証書を片手にポーズを決める女子高生達。
それを今日だけは仕方ないかって感じでにこやかにスマホで写真を撮る親御さん達。

そんな瞬間に

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ひとり旅のすすめ。

ひとり旅のすすめ。

ひとり旅が好き。

知らない街をふらふらと思いのままに歩き出す。

全てのことが新鮮で
意識の向かないところまで細胞が何かを感じようとしている。
そんな体感を得て楽しい。

九州に住んでいるけれど
先日関西でライブをする為に
たまたま神戸三ノ宮に立ち寄った。

今日は、直感で飲む会を開催するぞと思い立ち。
ふらふらと飲み屋街を歩く。

ここには、何があるんだろう。
どんなお店がどんな価格帯でどんな

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それをきっと言葉に出来ない。って云うんだと思う。

それをきっと言葉に出来ない。って云うんだと思う。

「そんなに自分を責めたりしないで。」

そういう繊細な言葉を、届けたい時
それは言葉にしない方が届きそうな気がする。

その距離に居れない事に
不甲斐無くなったり情けなくなったりする
そういうものをたしか人は。

簡単に答えを共有出来ない言葉は、人それぞれの体温をもつような気がする。

その温度を分かち合いたいと思う事を
きっと傍にいたいと言うのだろう。

気付けばあなたの温度とわたしの温度が

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“世界が美しく思えるのはあなたが美しいからだ”

“世界が美しく思えるのはあなたが美しいからだ”

真夜中の光に魅了されて。
誘われるように
散歩に出かける今日この頃。

月の灯りが本当に綺麗で、明るい。

カメラを持って歩くと
光を実体として、手に持つ感覚で不思議。

暗闇に居るのに光についてばかり思いを馳せるのが可笑しい。

毎日の違いを愉しめる心でいたい。
まるで宇宙旅行に出かける感覚。

この星だって他の惑星からみたら宇宙なのだ。
そんな事を大袈裟に考える。

イヤホンから流れてくる音楽

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「無駄だったなぁ。」と、あなたと苦笑いしながら見上げる空を最期の瞬間に思い出すかもしれない。

「無駄だったなぁ。」と、あなたと苦笑いしながら見上げる空を最期の瞬間に思い出すかもしれない。

効率的に生きよう。と、頭を使う。

けれど
そうすると悩みや迷いが増える気がする。

無駄な事は、ない。という言葉が過ぎる。

けれど
そういう時に決まってその言葉は、嘘みたいに思える。

きっと
無駄になってもいい。と、思えるには
まずそこに向かう体力が必要。

どうしてだろう
生きていく度にそういうものがどんどんなくなっていく気がする。
心の傷を覚えるたびに、どんどん臆病になっていく気がする。

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日々を刻む軌跡のような奇跡を目の当たりにしていたい。

日々を刻む軌跡のような奇跡を目の当たりにしていたい。

いつもの町に居て
世界って美しいなぁ。と、溜息をつくように思う。

似ているようでいて全然違う。
日暮れの色合い、雲の形、風の歩み、水の旅路、月の満ち欠けや、その灯り。

日々を刻む軌跡のような奇跡を目の当たりにしていたい。

ファインダーを覗き込む時
この美しい世界の何を見ているのか問われる瞬間が好き。

正しさや正解じゃなく
何に心が動いているのか
確かめるようにシャッターを押す。

人の瞳っ

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一緒に居られるのは、変わらずに代わり続けていけるから。想いってものを色んな角度から描いていく事なのかもしれんね

一緒に居られるのは、変わらずに代わり続けていけるから。想いってものを色んな角度から描いていく事なのかもしれんね

今日は、映画「ジョゼと虎と魚たち」を観た。
妻夫木聡と池脇千鶴の。
心って見えないから厄介だね。四角に収まらないから大変だね。数字で表せないから戸惑うね。言葉で確かめようとして切ないね。未来を想像して儚いね。その分今が煌めく矛盾。宝物には、鍵をかけるもの。

試そうとするのは、それ以上預けると引き戻せなくなるから。人って変わらずに居られない。一緒に居られるのは、変わらずに代わり続けていけるから。想

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