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#会社経営

言葉を大切にし自分に矢印を向ける

言葉を大切にし自分に矢印を向ける

先日、ある経営者様とお話する機会がありました。

そのお話の中で、「言葉を大切にする」と「自分に矢印を向ける」という示唆が、たいへん印象に残りました。

一例として、神社やお墓参りのことを挙げながら、次のようなお話をされました。

同経営者様の言う、自分に矢印を向けるというのは、他者の立場を度外視し何事も自分本位に考えて行動する自己中心的な姿勢のことではありません。うまくいかないときや結果が出ない

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食料安全保障を考える

食料安全保障を考える

7月5日の日経新聞で、「食料安全保障の論点(下) 農地規制撤廃で効率向上へ」というタイトルの記事が掲載されました。農業をテーマにした内容なのですが、農業以外の事業にとっても参考になる示唆があふれる記事だと感じます。

同記事の一部を抜粋してみます。

同記事の示唆する通り、私たちは「食料安全保障」と聞くと、「食料自給率」を連想します。自給率の高い状態の実現が、食料安全保障の決定的な要因だと認識して

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国家ブランド指数を考える

国家ブランド指数を考える

2月9日の日経新聞で、「日本はブランド力を生かせ」というタイトルの記事が掲載されました。アンホルト―イプソス社が毎年発表している「国家ブランド指数」(NBI: Anholt-Ipsos Nation Brands Index)」で、2023年に日本が初めて1位となったことについて取り上げたものです。米国とドイツ以外で1位となった国は初めてだそうです。

同記事の一部を抜粋してみます。

関連サイト

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理念浸透には対話の量が必要

理念浸透には対話の量が必要

10月19日の日経新聞で、「オムロン、理念が成長の礎 「より良い社会作る」仕事を評価 社長と社員、膝詰め対話」というタイトルの記事が掲載されました。理念実践の成果を表彰する世界大会を開催するなど、企業理念の浸透・実践に力を入れていることを紹介しています。

同記事の一部を抜粋してみます。

経営トップをはじめとして、理念浸透のために並々ならぬ取り組みをしている様子がうかがえます。

これまでに見聞

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アート思考を考える(2)

アート思考を考える(2)

前回は、書籍「イノベーション創出を実現する「アート思考」の技術」(長谷川一英氏著)を参照しながらアート思考について考えました。論理的思考、デザイン思考、アート思考を比較しながら、アート思考は0を1にするような大きな「イノベーション」を起こす場面で力を発揮するのではないかと考えました。

アート思考の重要性は分かったとして、それではアート思考をどうやって高めるとよいのでしょうか。同書では、現代アート

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アート思考を考える

アート思考を考える

「イノベーション創出を実現する「アート思考」の技術」(長谷川一英氏著)という書籍を読みました。組織がイノベーションを起こしていくうえでアート的なアプローチの重要性が高まっているという話を耳にする機会が増えました。同書では、そのことについて分かりやすく説明されています。

「アート思考」に近いイメージを持つ言葉に「デザイン思考」があります。これらに「論理的思考」を加えた3つについて、同書では次のよう

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