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人は情熱がなければ本当に生きられないのか

『人は情熱がなければ生きられない』なんて本が、リハビリをしていた病院にあって、当時は食指が動かなくて、手に取らなかった。PTSDが治りつつあり、大分本を読むのが楽になった今なら、読めるだろう。

自分の文章は、人に評されたことはないが、エネルギーがあると思う。

これは投稿者全員に言えると思うけれど、文藝賞に出した小説、あれは本当にエネルギーがある。読み返してみて、引き込まれた。どうか、引っかかってくれ、なんて思う。

話題が逸れたが。このエネルギーは、私の情熱から来ているものだと思う。

毎日創作活動をして、何らかを(文字通り)編み出し、何らかを紡いで作品にしている今、その情熱は息切れを起こしている。疲れているのだろうか。前のように情熱が湧かない。

そもそも、ゆっくりと療養するはずの入院生活で、毎日何かを作っているのは少しおかしい。作業療法だと思えば良いのかもしれないけれど。私は休むのが下手だ。

どうやったら情熱が戻ってくるのか。いや、熾のように燻ってしまった心に、どうやればもう一度火を焚けるのか。まだ炭はある。もう一度、呼吸をするように熾る火を灯したい。

そんな方法を探しつつ

たかほ

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