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「フォトグラファーになる」

このnoteは、自分自身を客観的に見つめ直しながら
より良い人生を送るための気づきを発信するために2021年5月に開設した。

思い返せば、「自分には何もない。もっと人生を充実させる何かを見つけなければ」と焦り
「あっという間に人生終わってしまう」と
いつも恐さを感じていた。

さまざまな本を読み漁り
神経言語プログラミングを学んだりセミナーに参加したりした。
いつも怖くて、何か良い方法はないかと焦っていた。
「自分を変えなければ」「変わりたい」と思っていた。

あれこれ回り道をしてきたのだけど
それらは私にとって必要な回り道だった。

自分の中に巣食っていた強いネガティブな思い込みや
持っていても無駄なプライド
主に人間関係に関して湧き起こるさまざまな感情(怒り・悲しみ・嫉妬・疑心暗鬼)
それらにがんじがらめにされてきた人生の絡まった糸を
一つ一つほぐしていったら

昔持っていた純粋な気持ちを
心の奥から掬い出すことができた。

それは
「表現したい」という思い。

素晴らしいアート作品を目にしては
いつも嫉妬していた。嫉妬とは気付かずにモヤモヤしていた。
「表現したい」と、ここまで自分が思っていたということに
気付かなかった。

本当は、ずっと写真が好きだった。

数年前に結婚した夫は、20年以上写真を撮り続けているベテランで
ずっと一緒にいるのに、写真やカメラの話をそばでいつも聞いていたのに
私も撮ろうという気にならなかった。
いや、正確には、何度か撮ってみようと思ってカメラを借りたのだけど
いつの間にか撮らなくなっていた。

重い腰をようやく上げるに至ったのは、今年の7月のことだった。

がんじがらめの糸を全てほぐして真っ直ぐにするまでに
随分と時間がかかってしまった。

何歳からだって始めていい。
周りになんと言われようが関係ない。
失敗を恐れる必要なんてない。才能なんてなくていい。
継続さえできればいい。成功するまで続ければいい。

「心底」そう思えるようになった時
私は「フォトグラファーになる」と決意した。

その軌跡を
このnoteに記していきたい。
誰かの目に私の写真と文章が止まって
何かを感じてくれたら、嬉しい。

2022.12.8 Yukari

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