歪みの原因
日本人の場合、主に2か所に疲れがたまります。それは
首~肩 そして 腰
首は前に曲げる(下をみる)ことはあっても、反る(上をみる)ねじる(左右に向く)は少ないですよね?
肩も前下半分は、仕事や家事その他使っても、上や後ろに腕を廻す事は少ないと思います。
その為、つかっている筋肉にばかり疲労がたまる。
そして使ってない筋肉とのバランスが崩れてくるのです。
腰の部分も同じで、曲げる(下に)ことはあっても、反ったりねじったりは少ないですね。
そのため支えになる部分(腰椎=腰の背骨の部分 の4・5番目)に負担がかかるのです。しかも腰の所はそれだけではありません。
股関節
歩く前後は使っても、左右(内・外転)、そして内・外旋(つま先を
内・外側に向ける動き)は ほとんどしないとおもいます。
「何もしてない」とおっしゃる患者さんが多いのですが
腰には上半身の重みが常にかかっていて、
腰も股関節も一方的な動きしかしないのです。
当然疲れがたまってくる筋肉がでてきます。上の首~肩 で言えば
僧帽筋を筆頭に後ろ側の筋肉群
腰で言えば
大腰筋と腸骨筋という骨盤の内側にあたる筋肉です。その筋肉が
解り易く言うと
「縮こまって動かない」つまり
「力が最初から入ってるので力が入れられない状態」
になっているのです。ならば、その筋肉をゆるめれば解決します。
この発想は皆さん聞いたことないのではないでしょうか?
多くの人が、
「自分の身体は自分の思い通り動かせる」
と思ってらっしゃいます。でもそれが真実なら、
肩こりは一瞬で解決するはずです。
「肩の筋肉、ゆるめ!」
と幾ら言っても思っても、肩こり解決しないですよね?
そうなんです。ゆるまないのです。これが多くの症状で
「異常ない」と言われる原因でもあります。
ならばその筋肉を正しく緩めていけば、必ず解決します。
私の治療院ではそれを、
「てこ」を使った手技
で一つ一つバランスをとりながら緩めていきます。
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