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同調

同調とは、他者の意見や信念と同じになるように調子を合わせることである。広い意味では説得による態度変容も同調であるといえるが、説得は影響を与える側の視点であり、同調は影響を受ける側の視点であることに注意が必要である。また、社会心理学では単に「同調」という場合、集団への同調を指すことが多い。通常は少数派が多数派に同調することになるので、集団規範に従うことが同調行動であるともいえる。

同調行動の極端な事例① 自粛警察

新型コロナ感染禍で世間をにぎわせましたね。

「自分の正義が世間の正義」と思っている非常に迷惑な奴らとしか私には映りませんでした。

マスク警察、外で遊ぶ子どもへの嫌がらせ、営業している店への誹謗中傷など・・・大の大人がするような行為なのかと呆れました。

私自身、「恥を知れ」と言いたいぐらいでした。

同調行動の極端な事例② いじめ

私が気になったのは、医療従事者への差別・偏見の出来事でした。

ニュースでは、医療従事者の子どもを保育園に預けようとしたら、断られたり、子ども自身が差別されたりしましたね。

医療従事者は、新型コロナ感染を最小限にするために日々、見えないウイルスと戦っています。そして、大切な人たちの生命を守るために、必死で、患者さんの治療に向き合っています。

本来、社会で守るべき人たちなのに、排除・排斥の目を向けるのは、人間として、倫理的に正しいことなのでしょうか?

最後に

今日、1都3県に緊急事態宣言が出ましたね。

東京は、一日の感染者数が2,400人を超えました。

外出自粛、テレワークの強い推奨、飲食業の時短営業など、関係住民のすべてに「同調行動」を政府が要請してましたね。

これは、いたしかたない「同調」です。

「同調」しなければ、医療崩壊し、助かるはずの命が助からないという事態に至ってしまいます。

生命を守るための「同調」か、生命を脅かす「同調」かを、私たちは、日々、見極める必要があると思います。

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