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心根が悪い人物の挙措動作や言動からは人としての心栄えは伝わらないという話

青山学院大学陸上部監督の原晋監督が
選手をスカウトするときに最優先するのが
心根の良い人間であることにこだわるらしい。

私は過去にテレビの密着取材で
青山学院大学チームの練習風景や
寮での集団生活ぶりを視聴したことがある。

そのときに感じたのが、どの選手も
素直そうで、人柄が良い印象だったこと。

いったんチームがそんな文化を纏うと
新規に加入するメンバーも、そこに適合する者が
集るし、結束し残留するようになるもの。

そうやって、似たもの同士が集って
同じ価値観を持つ集合体が形成されて
時を経るごとに、それは強化されていく。

それを伝統とか、文化というのだろう。

大学の場合は4年間という区切りがあり
毎年、1学年分の選手が入れ替わる。

そういった新陳代謝を繰り返しながら
青山学院大学の伝統・文化が継承されていき
チームカラーが形成されるのだろう。

その発端を作ったきっかけが
心根の悪い、タイムだけが良かった選手を
記録優先でスカウトしてしまったことらしい。

タイム重視でチーム入りしたその選手は
素行態度の悪さでチームの和をかき乱し
ぐちゃぐちゃにして退部して行ったらしい。

その教訓から、チーム力を押し上げるには
心根の良い人間をメンバーにするしかないと
青学の躍進に向けて舵を切ったという。

心根がよいというのは
素直で人柄がよいということ。

素直で人柄がよければ
人の声にも、ちゃんと耳を傾けられる。

言われたことを疑わずに
素直に従って、励めるという練習態度が
実力を伸ばすためには欠かせない。

駅伝はタスキを繋がなきゃいけない競技。
陸上競技の中でも団体戦なので、勝利には
チームワークの良さが大事な要素になる。

チームワークという点では
職場でも家庭でも同じこと。

苦しいときや辛いとき、悲しいときほど
お互いを、いたわり合い、励まし合って
乗り越えなければ、いけないとき。

人は、自分のためだけに頑張るよりも
人のために頑張るほうが、ガンバリが効く。

自分のことより、他の人を気遣い
勇気を持って立ち上がれる人に出会うと
心栄えの良さを感じてしまうものだ。

心栄え、という花を咲かせられるのは
心根の良さ、という根っこがあるからだ。

今年の箱根駅伝での青学チームをみて
そんなことを考えた。


ってことで、今回は
心根が悪い人物の挙措動作や言動からは人としての心栄えは伝わらないという話」やっぱり最後に行き着くのは人間性ってことですよね。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

栄える花  根っこが咲かし  のほほんと


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