「あなたのためだから」って指摘する上司
「あなたのためだから」
部下の悪いところを指摘する上司がいました。
テレビのCMでもあったような気がします。
確かに、不備なところがあるのは事実ですが、悪いところばかり指摘されると、だんだんと自分自身が本当にダメな人間なんかなぁって自信を無くしていきます。
悪いところだけを指摘して、本当に改善するんでしょうか?
どういう部分が悪いのかなど、具体的な改善をすべき点を指摘がなければ、上司の求めている価値に近づけることは出来ないと思います。
ただ、組織にとって改善すべきことなのか、上司のために改善すべきことなのか、それによっても変えるべき行動の質にも影響してきます。
具体的な理由もなく「あなたのためだから」って言われ続けた人が、この先で上司の立場になった時、どうなるのでしょうか?
上司の姿を見続けてきた人は、その姿が当たりまえになってします可能性があります。
これは、組織にとって明るい未来ではありません。
「文脈を読み取れ」「行間を読め」なんてことを聞きますけど、その人の価値観は他人の価値観とは異なります。
自分自身がどう考えているのか、どうしたいのか、どうしてほしいのか、具体的な説明や思いを伝えないと相手との共感は生まれません。
組織って、他人の集合体です。
血のつながっている家族間でも、見解の相違は発生します。
組織の目標を共有することで、組織の関係性が好転するような行動に取り組みたいのもです。
その人の良いところを見つけてあげて、褒めてあげることの方が大切なのではと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
貴重な時間を使っていただき感謝申し上げます。
またよろしくお願いいたします。
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