明石はここの赤石からきている「林神社」明石で最も歴史あり【播磨シリーズ】【明石シリーズ】
明石の地名の由来は、この神社の「赤石」からきているとか。祭神見ると「林神社=青龍神社+御崎神社」じゃないの??有名じゃなくても古社にはその地域の歴史が詰まっており、祭神をつなぐと何かが見える。
変更履歴
2023/09/15 初版
▼HP
▼アクセス
兵庫県明石市宮の上5番1号
▼祭神・本尊と脇時
少童海神 (ワタツミノカミ)
彦火々出見命 (ヒコホホデミノミコト)
豊玉姫命 (トヨタマヒメノミコト)
葺不合尊 (フキアエズノミコト)
玉依姫命 (タマヨリヒメノミコト)
御崎大神(ミサキノオオカミ)
▼見どころ
境内西側から境内に入ると10台程度駐車できる
往古、当地海浜の巨大な赤石の上に少童海神が顕れ給うが、人皇十三代成務天皇八年風波のため、赤石は海中に没した。
139年、小高い丘に一社を建て少童海神を祀ったのが当社の創祀
平城天皇が行幸した場所
922年、干ばつで雨を祈願したところ雨が降ったので、雨乞社と称えられた
1005年、彦火々出見命、豊玉姫命、葺不合尊、玉依姫命の四柱を合祀し上宮五社大明神とした
明治時代、境外末社の御崎大神を合祀
太古より海を見おろす高台から漁業の町明石の繁栄と、海上交通の難所明石海峡を行き交う舟の安全を見守り給う明石で最も歴史ある神社
摂社・末社に左から龍田社、男左磁社、猿田彦社
社名・地名から大伴氏の一族である「林氏」が関係しているとも
「三笠稲荷社」から右側の石段を少し上ったところに「貴船社」がある
▼旅行記
徒歩で来ると急な階段を上ることになる。車なら西側の坂を上がると境内に入られる。平日は幼稚園か保育園も境内にあるので、車を止める場所は要注意かと。
→表参道左「貴船社」「三笠稲荷社」
階段を下ります。祭神は不明でしたね・・。
石碑には「八禮大明神」と刻まれていた。次は 「貴船社」です。雨乞いの場所なので納得。
→本殿左:左から「龍田社」、「男左磁社」「猿田彦社」
昔の海運は風が重要で、風は大事だったので風の神が祀られたのか??
「男左磁社」は海人「男狭磯(オサシ)」を祀っているようですが、たぶん初耳ですね・・。『日本書紀』で、天皇が淡路島で狩猟したが獲物を得ることができず、占ってみると島の神の祟りであり、「明石の海底の真珠を供えたら獲物が獲れるであろう」と告げられた。そこで白水郎(=海人)を集めて海底を探らせたところ誰も底まで潜れなかったが、ただ一人、阿波の「男狭磯」という海人が海底で大きな鮑を抱いて浮上し、そのまま息絶えた。鮑を割いてみると桃の実ほどの大きさの真珠があり、これを島の神に祀ると多くの獲物を獲ることができた。天皇は男狭磯の死を悲しみ、墓を築いて厚く葬った。な、謎すぎるぞ・・この話・・。
最後にサルタヒコですね。
→お祭り
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▼セットで行くところ
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