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聖徳太子所縁「紫雲山頂法寺(六角堂)」西国三十三所十八番でシャネル祭り!?【京都シリーズ】

聖徳太子所縁の西国三十三所第十八番。587年に聖徳太子によって建立されたとされた古刹。正式名称は「紫雲山 頂法寺」だが、本堂が六角形なので「六角堂」と呼ばれている。

2021年11月10日~2022年10月31日「聖徳太子千四百年大遠忌 法要」

変更履歴
2024/08/25 初版


▼HP

▼アクセス

京都市中京区堂之前町248

▼本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

  • 587年、聖徳太子によって建立されたとされる古刹

  • 正式名称は「紫雲山 頂法寺」

  • 本堂が六角形を成していることから「六角堂」の名で呼ばれている

  • 門前を東西に走る道も「六角通り」だが三条通りに位置する

  • 本尊は、淡路島に漂着した如意輪観音像で、聖徳太子の念持仏である

  • 聖徳太子は四天王寺建立の材木を求めて京都盆地を訪れ、身を清めるにあたり念持仏を木に掛けたところ動かなくなり、この地にとどまって人々を救いたいとおっしゃられたのでお堂ができる

  • 本尊・如意輪観世音は、寿命を延ばす、病気を治すなどの健康面でのご利益があるとされる

  • また、子宝に恵まれたり、難産を緩和させるといったご利益もある

  • 822年、嵯峨天皇の勅願所

  • 996年、花山法皇の御幸があり、西国三十三所となる

  • 1201年、親鸞聖人が100箇日間参籠して霊告を受け、後に真宗を開宗する根源となったとも

  • 洛陽三十三所の巡礼地でもある

  • その昔、祇園祭の山車の順番はここで決められていた

→由緒など境内風景

2022年

→本堂&秘仏公開記録

2022年
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2016年

 2016年は西国三十三札所記念で、秘仏「御本尊如意輪観世音菩薩」が御開扉。年により時期が違うので要注意。ちょっと歩けば京都観光地&食事処なので最後に周るのが良いかと。御本尊・如意輪観世音菩薩@秘仏は18、33、50などの数字の年月日に定期的に御開帳がある。近年の御開帳は2009年に行われた。その御開帳理由は、西国花山法皇千年恩忌であった。その前は1877年の六角堂本堂再建時でラストチャンスかもしれないので参拝!!持ってけ1000円/人!?

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2016年
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2016年

 まずは聖徳太子2歳像がお出迎えしてくれます。不定期公開のため見仏者が多く、みんなオペラグラスで凝視している。
 秘仏の前には、男前の「如意輪観音@お前立」が厨子をガードしており、前に行かないと見えないようにされ、通路が狭いので待ち時間が長い。しょうがないからお前立を凝視。男前だ!!あの厨子の中はどうなっているんだと期待が膨らみます。

 脇時には毘沙門天と地蔵菩薩。なるほど、さらに本尊の期待が膨らみます。そして、順番が回って来ましたが、小さいっ、めっちゃ小さい。オペラグラスでしか顔の表情は見えない。。この本尊だが、聖徳太子が水浴をするときに持っていた持念仏(本尊)を置いたところ、そこから動かず、創建したのがこの六角堂だそうです。なるほど、小さいのは当たり前ですね。

→本堂左の「石不動」は不動明王

2022年
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→本堂裏

 本堂裏にはのぞき穴があり本尊裏側の仏像たちが安置されている。また、太子堂もあり、人工池?にはアヒルが優雅に泳いでいる。

2022年

 太子堂は、六角堂を創建した聖徳太子2歳像と騎士風味の聖徳太子が安置されている。平安時代以降の京都の太子信仰が広まって場所でもある。
 騎士風味の聖徳太子は、父・用明天皇の病気平癒を祈る十六歳像で、仏教の受容をめぐって物部守屋と戦った姿を表しているよう。(公式HPより)

→十六羅漢・お地蔵

 本堂右手に池があり十六羅漢像が並んでいます。

2022年
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→親鸞堂

 境内右ですね。1201年、親鸞が六角堂に参拝し、浄土真宗を開くきっかけを得たことから、親鸞の像を二体安置している。一体は草鞋を履いて比叡山から六角堂へ向かう姿で、もう一体は六角堂に籠もって如意輪観音から夢の中でお告げを受けている姿とのこと。(公式HPより)

2022年

→唐崎社、六角祇園社、六角天満宮、日影稲荷社

2022年

 境内奥には六角堂の鎮守社である「唐崎社」がある。祭神は唐崎明神で「唐崎の松」で有名な琵琶湖畔の唐崎神社(滋賀県大津市)の神様。比叡山延暦寺とも深い関係があります。

2022年

 明星天子菩薩とも称していた時代があり、祇園社(八坂神社)と天満宮(北野天満宮)の神様が合祀されている。

2022年
2022年

日影稲荷社の「日影」は小学校の名前説がある。1869年に出来た「日彰小学校」があり戦後にはここに遷座したとか。

▽過去記録「シャネル祭り」

 ビルに囲まれていながらも、聖徳太子と所縁があり、西国33札所でもある寺がシャネル一色に・・。新製品の先行販売があるほか、メーキャップ体験が楽しめる。

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▼旅行記

◆京都中京⑥右京⑬下京①◆京都正月!猿田彦神社「こんにゃく祈祷&護摩焚き」六角堂と雑魚や東本願寺など【嵐電シリーズ】|やんまあ@旅行記 (note.com)

▼セットで行くところ

▼仏像展


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