黄檗宗秘仏公開「西圓寺(西円寺)」神道と観音はHELPME「八幡神社」【湖東シリーズ】
山門が特徴のある黄檗宗の「西圓寺(西円寺)」の本尊は秘仏「聖観音立像」で三十三年に一度のご開帳。普段は寺務所に誰もいないために山門で300円専用のコイン投入式に入れるとスピーカーから寺の紹介が流れる面白い寺。
変更履歴
2023/08/21 初版
▼HP、▼アクセス、▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽西圓寺(西円寺):滋賀県米原市西円寺661
山門。2018年10月末の2日のみ開帳で、初日14:00から自由参拝だったかと。13:40着だったが人が少ない。。。境内からは説法が行われていた。
山門が特徴のある黄檗宗の寺。本尊は秘仏「聖観音立像」で三十三年に一度のご開帳で、2018年が御開帳年!!普段は寺務所に誰もいないために山門で300円専用のコイン投入式に入れるとスピーカーから寺の紹介が流れる面白い寺。
本尊秘仏「聖観音立像」は101.7cmの平安時代作。2018年10月27日~28日の2日間、三十三年に一度の「西圓寺御開帳」が行われた。延暦寺の末寺として栄え、織田信長の焼き討ちで壊滅的な被害を受け、江戸初期に京都宇治・黄檗山萬福寺の黄檗宗に改宗し再建された。本尊はそれより前から大事にされている観音様で、地元の方が多く、参拝客も顔見知りが多かったみたいだ。
ということで、ほとんど檀家かという感じで、法要が続いている。なんか見仏好きが少ない気がすると居心地が悪い気もして、境内をブラブラする。
唐招提寺と万福寺以外は比叡山・延暦寺の分派という説明が・・。そうだっけ・・。確かに、この2寺は中国の高僧が始めた寺の認識だが・・。
本堂裏に回ると近江稲荷や庭園がある。近江稲荷は神社・稲荷社ではないので神社参拝様式ではないようですね。
本堂裏の庭園です。本堂を見ると、縁側になっており、檀家と思われる世話役が廊下を忙しそうにお茶などを運んでいた。本堂の中を覗いたら怪しまれた。。(笑)そろそろ説法も終わるなと思い見仏しに本堂へ!
14:00から参拝のはずが、14:15になっても説法が終わらない。しかし、無宗教という人がいるが、普段、何気なく使っている言葉の語源って、神道・仏教から来たものが多いよな。
参拝者は30名ぐらいだった。少ない。。テレビ局と新聞社もいない。。33年に一度なのに??
本尊「聖観音立像」見仏!!十一面観音立像の宝庫である湖北において、聖観音は貴重かも。実は顔が取れただけで十一面じゃないのかなと疑ってかかったのだが、確かに聖観音立像だ。腕は観音の特徴であり膝のところまであり、腰はくねらせ系になっている。脇侍は阿弥陀如来坐像と薬師如来坐像で金が良く残っている。なかなかの佇まいだが江戸時代だそう。
ここの住職の本尊の説明がはじまった。住職は仏教には詳しいが、仏像は祈るものなので、皆さんの方が詳しいと言われる寺の方は多いが、ここの住職は勉強しているようです。神道は英語で言うと「HELP ME」だが、仏教はそうではない、ただし、観音様は「HELPME」を聞いてくれるとのこと、そのくだりの話しは納得した。
さっ、気になる八幡神社に行こう!と思うと声をかけられた。いただきます!!
▽八幡神社
西円寺参道にある。あっこんなところに八幡神社が!!まあ~神宮皇后の父方の地域なので当然といえば当然か。
行きに気づいていたが、先に秘仏公開優先で、帰りに参拝してみた。
鬱蒼とした木々の間を通ると境内になる。
山の麓に鎮座する神社の空気感だ。祭神は「スサノオ」。。。あれホンダワケと神宮皇后など八幡大明神ではないのに驚き。由緒からもよくわからなかった。
最後に、この神社のファーストコンタクトは「ああああ~室生龍穴神社!」でしたね。
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