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「乃木坂って、どこ?」と「乃木坂工事中」から見る乃木坂46のモヤモヤ―アイドル番組の功罪をファンの立場から考える― 2/2
5.「乃木どこ」「乃木中」の問題点①異性愛主義 「アイドルについて葛藤しながら考えてみた」では、アイドル文化全体に異性愛主義が蔓延っていると指摘しています。つまり、異性愛が「普通」の恋愛形態であり、同性愛は異質、異端とする考え方です。そして、女性アイドルグループに暗黙の了解として漂う、「恋愛禁止」は異性愛主義を前提にしていると同書では述べられています。 乃木坂46は公式に恋愛禁止を謳っているわけではありません。しかし、男性とのデートや路上キスが報じられたメンバーは人気が落
「乃木坂って、どこ?」と「乃木坂工事中」から見る乃木坂46のモヤモヤ―アイドル番組の功罪をファンの立場から考える― 1/2
はじめに.自分にとっての乃木坂46、この記事の目的 まず、筆者が乃木坂46というアイドルグループにどう接してきたかを明らかにしておきます。私は2014年の映画『超能力研究部の3人』で乃木坂46を好きになり、以後、熱心に彼女たちの活動を追ってきました。ただ、握手会にもライブにも行ったことはありません。CDやグッズを買い、家でDVDや出演番組を鑑賞する程度の「在宅」と呼ばれるファンです。 在宅ファンにとって、乃木坂46が出演しているテレビ番組、配信コンテンツはとても大事な接点と
映像・演劇関係のハラスメント告発者にマンスプしているバカが多いので思わず書きなぐった日記~告発はしてよかったに決まってるだろ~
どうも。石塚です。 事情があり、SNSの投稿をセーブしています。ただ、届いたDMはチェックするので、1日に何度かタイムラインをうっかり見てしまうことがあるんです。気になる投稿を複数見かけたので、それについて書きます。 私は昨年あたりから映画業界を中心に、労働搾取やハラスメントを批判する文章を多く発表してきました。それらと並行し、自分が過去に行ったハラスメントについても、自己反省を続けています。 今年に入って、週刊誌やWebメディア、SNSなどで映像関係者、演劇関係者の問