不評マイナは戸籍廃止を交換条件に

この４月からマイナンバーカードを保険証として持ち歩かなければいけなくなった。「養老院のサンバ｢You’re rollin thunder｣」にて手術した経過観察で胃カメラ検査に行くと、従来の保険証は初診で４点、再診なら２点診療報酬が加算されると書かれた説明書をもらった。１点１０円なので３割負担なら初診において６円負担が１８円に、再診にて負担０円が６円に増額される。

マイナンバーカードを持ってるなら通してきてと言われたが、中核病院なのに機械が１台しかないので、混雑しているかと思いきや全く混んでいない。
お陰で顔認証できるか何度も試したが、「読み取れません」の表示である。カードの置き方が悪いと思いきや、暗証番号は通せたのでカード作成時から顔が変わった？。全病院に機械は導入されてないから従来保険証も必要だ。

マイナンバーで管理するなら、「美しい国ニッポン」「美しい国ニホン」に新しい家族の形を阻害している戸籍制度は廃止したらと書いたが、ツギハギだらけで根本的に制度設計ができていないとよく聞く。自治体により導入のスピードが違っていて現住所の奈良市はコンビニで住民票取得や印鑑証明を取得できるが、相続手続のため徳島に戸籍謄本を請求するのが大変だった。

郵送で請求するが、手数料として同封する定額小為替はゆうちょ銀行窓口でしか入手できず、その窓口は平日の９時から１６時までしか開いていない。
今回「極楽の沙汰も金次第」に書いたお袋の相続手続きをしているが、お袋は住所変更する度に戸籍も移したことを悔やんでいた。相続人は現戸籍だけでいいが死亡本人の戸籍謄本は戸籍があった全自治体の謄本が必要なのだ。

戸籍は頻繁に動かすもんじゃないとはよく聞くが、現戸籍謄本しか要求されることしかないので理由がよくわからなかったが、親父が死んだ時にお袋は大変だったから悔やんだのだろう。順次戸籍謄本もコンビニから請求できるようになるだろうが前途多難だ。戸籍制度廃止は大混乱になると考える人も多いだろうが、２０２５年に生まれた人からとか順次移行していけばいい。

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