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タブー~禁忌もしくは禁句~

この世の中正しいことでも言っちゃいけないことがある。自分の感情に素直に気持ち悪いと言ってもいけないし、子供を産むことに関して生産性が無いと言ってもいけない。昔はもっとおおらかだったように思うがそれは昭和だねと茶化される。時代や社会により通念や常識も変わるからしょうがないと言われれば確かにしょうがないが、ならば昭和レトロブームは何故だろう。

戦争で失った国土は戦争で取り返すしかないも、今の烏露戦争を見ていると正鵠を得ている。北方領土を話し合いで返してくれることなんかないのだ。しかし経済制裁はほとんど効いていない。民主主義を錦の御旗に掲げても、「民主主義は分断がお好き」に述べた通り独裁国家が多いのだ。自衛のために反撃能力が必須と防衛費を増やすようだがこれは正しい道なのだろうか。

ICBM開発に熱心な北朝鮮の眼中にあるのはアメリカだ。自国存続のために核ミサイルが必須と考える国に実験を止めろと言っても聞かないだろう。防衛力を強化したいから実験を脅威と喧伝している。核を持つ国に対抗するならこちらも核を持つしかない。そこはアメリカの核の傘に入っているからと安心するのなら、これまで通り反撃はアメリカに任せるべきじゃないか。

台湾有事があるからと言って軍事大国の中国に対抗できるわけがない。そこもアメリカとの共闘にしかならないのだが、アメリカは本気で台湾を守るのだろうか。本気なら香港の一国二制度が崩壊した時に約束が違うとイギリスと共同戦線を張っていたと思うのだが。平和裏に台湾が中国に併合されるのが経済的には一番いいのである。台湾有事のリスクなんて考えたくもない。

#多様性を考える

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