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もしもし見られてますよ?

介護入所施設では毎日清掃員がいると思います。特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設、介護療養型医療施設、そして最近始まった介護医療院などは必ず清掃員がいるはずです。

今回は清掃員と良好な関係になる事のメリットをお伝えします。

1.清掃員とは仲良くして損はない



入所介護施設で清掃員程、味方につけておいて心強い事はないといっても過言ではありません。私も介護士時代お世話になったと思っております。

どうしても見守りを頼みたい時に手を止めて助けてもらったり、利用者さんの異変に気付いて知らせてくれたり、時には介助自体を手伝ってもらった事もあります。

時には野暮用を頼んだり、施設内の職員同士の大人の情事の話をタイムリーに持ってきてくれたりもしました。

勿論清掃員も色々ですし、相性もあります。

しかし、結論からおつたえすると清掃員と良好な付き合いが出来ていると業務上メリットが多々あります。以下詳細お伝えします。

1-1.施設内の細部まで良く見ている

入所施設もよりますが、余程の大きな所でない限り数名でフロアや居室を分担して清掃しているでしょう。従って施設内の全フロアを良く知っているものです。

例えば、『3階の脱衣場、電球切れてた』『あそこ暖房付けっぱなしだった』『清拭布がいつも居室に落ちてる』『○○さんの居室の前が何だか匂う』

など清掃員は毎日様々な情報を収集しております。勿論、介護士より早く情報を得る事も多々あります。そんな時すぐに知らせてくれる関係というのはとても業務を円滑にする為の武器です。

1-2.施設内の職員について良く見ている

見られてますよ!!

介護の仕事に関しても退職理由の1番は人間関係です。仮に苦手な職員がいたとしても、清掃員も共感してくれたり自分が知らない相手の情報を教えてくれてストレス回避出来たり、関係が改善されたりする事もあります。

又、逆に利用者さんや、他の職員へ利己的な振る舞いをすれば見られている可能性もありますし、清掃員と仲の良い職員に告げ口される事もあるでしょう。

清掃員の性格にもよりますが、良い噂も悪い噂も街宣車のように、全フロアで拡散する事が得意な人も結構います。

1-3.施設内の利用者の事を良く見ている

職員の事だけでなく利用者さんの事も居室や共有スペースで自然と視界に入るので情報を持っている事は多いです。人によっては掃除しながら利用者さんに声掛けをしてくれたりもします。

そのようにある程度利用者さんの事を知っている清掃員が、利用者さんの異変に気付いて知らせてくれた事も私は何度もあります。

良く面会に来るご家族の事も知っているくらいですから、私達が想像する以上に清掃員は利用者さんの事を知っているはずなのです。

2.人間関係の基本は挨拶

挨拶をしたからと言って仲良くなったり、良好なコミュニケーションが取れたりするとは限りませんが、挨拶のない関係ではそれは絶対に叶いません。
当然、上でお伝えした清掃員も例外ではないでしょう。

従って、挨拶は最低限の対人スキルと捉えても良いのではないでしょうか。施設では色々な職種の人が働いておりますので一々挨拶するのも大変かもしれませんが、欠かす事の出来ないものです。

又、職員同士で挨拶が出来てない人が利用者さんに気持ちの良い挨拶が出来るとは考えに辛いです。仮に利用者さんに出来たとしても長くは続かないか、特定の利用者さんにだけです。

まとめ

介護の仕事も戦場と言われる事もあります。医療的な事になると利用者の異変に気付き、迅速に対処して医務と連携していく事も求められるからです。

そんな時一人でもタイムリーに報告してくれる人がいる事はメリットでしかありません。又、少し、手を貸して欲しい時など人にもよりますが、見守り等をしてくれる清掃員は多いものです。

追記
釣りバカ日誌の浜ちゃんは大手建設会社に勤めておりますが、仕事はしませんが、上司以外の会社の中の誰とでも仲が良いですね。ああなれば仕事もやろうと思えばやりやすいですね(笑)








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