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人材不足をシンプルに!!

真理はいつだっって単純で誰もが簡単に理解できるものと良くいわれております。私も何冊かの本で目にした事があります。

複雑な事象でも単純に考えていけば、本質が掴めるといったところです。

今回は介護業界の課題の本質に迫る為にも極限までシンプルしてお伝えしていきます。

人手不足という要因

人手が欲しい!!

飲食、サービス、建築、IT業界と並び、介護業界も深刻な人手不足です。それでは介護業界の人材不足の課題の原因をシンプルにしていきましょう。

★うまく求人を出せていない。

狙いを定めて、届いてますか!

・介護の仕事の求職者にしっかりと届いていないケースです。若手はスマートホンで求人検索しております。ハローワークでは職業検索しない人達がどれ程いるでしょうか。

・転職エージェント、求人媒体の担当者が残念すぎるケースです。転職エージェントは大体が紹介してなんぼの営業ですから、成功報酬型が多いですが、ミスマッチ人材が多くなります。求人媒体にしては広告料だけドブに捨てるケースもあり得ます。

★給与が少ない

重くのしかかる経費、されど使うべき経費!!

・様々な業種がある中で、仮に未経験の給与を比較すると介護の仕事だけが低いわけではありません。
 他業種から来た未経験の求職者に見合う給与、経験者の給与を同業者と比較検討するべきです。

★仕事に魅力を感じない

・介護の仕事自体に本当に魅力を感じていない人は、どうあがいても採用は難しいですし、そもそもご縁がないでしょう。介護の仕事に興味もないかもしれません。
問題は、そこの介護事業所に仕事の魅力を感じない場合です。なぜ魅力を感じないかを洗い出す必要があります。他事業所と比較しなければなりません。

★離職率が顕著に高い

また、一人去っていく。。。

まずは人間関係が大半の原因でしょう。退職の原因の一番です。忙しすぎた、思っていた業務内容とかけ離れていた等色々あります。

個人的に思うのですが、退職届を受けた介護事業者は可能な範囲で理由を詮索しても良いと思います。円満退職の為にあくまで可能な範囲ですが。

退職者は〘一身上の都合により〗と書くでしょう。本当の原因は何でしょうか。

★外国人材の積極採用等に取り組んでいない

2019年 特定技能始まった!!

現在人手がないのであれば、人手をどこかから確保するしかありません。

一番確実なのは国が2019年から開始した特定技能制度です。外国人材の採用でしょう。

介護の仕事で特定技能と技能実習の制度を使う外国人材は日本語の試験を受けております。

特定技能に関しては登録支援機関の登録申請をするか、登録支援機関に委託するかです。

※登録支援機関とは受け入れ企業に代わって、外国人材の現実的な身の回りの環境整備等、生活支援を代行している機関です。法律で定められた支援を受け入れ企業はしなければなりません。

※委託費用は掛かります。毎月2万円~3万円が相場です。

水際対策による措置が続く限り、歯止めはかかってしまうかもしれません。
しかし、緩和されてからは待ったなしで外国人材採用を進めていくべきです。

私も行った事がありますが、行政機関ですが、パソナが代行している為、懇切丁寧に対応してもらえます。東京外国人材採用ナビセンター (tokyo.lg.jp)

まとめ

今回は極力介護人材不足の要因をシンプルに列挙しました。真理が通れば複雑にみえてた問題も解決の糸口が見えてくるはずです。

又、介護の世界でも、ICTやIoTが人材不足解決の為に叫ばれるようになっておりますが、まだその土台に立ててない現状があります。介護士全般の知識もそうですし、PC環境なども他業種と比較すると決して整っている方ではありません。

あくまでICTは手段であります。その前に問題の本質を一緒に考えて行きましょう!





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