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インスタントで海外に飛んでみた話

私は海外旅行の経験があまりありません。職場に入って間がない20代の頃は世間に長期休暇を取る習慣があまり無く、長い休みを取って職場に帰ってきたら席が無いかもと言われていた時代です。昭和50年代前半のことです。

私が初めて海外に渡ったのは、30歳の時です。妹がアメリカに語学留学していたので、この時を逃してはと、勇気を持って、1週間の休みを取ってニューヨークに旅立ちました

ニューヨーク近代美術館やグッケンハイム美術館を巡ったり、ビレッジバンガードでジャズのライブを体験したり、ミュージカルを観たり、楽しい経験が沢山できました。

次に行った海外は韓国です。25年以上前に、取材で訪ねました。私の地元愛媛と韓国の定期便が就航する前の年に韓国の見どころを紹介するために5日間訪れました。一緒に韓国でリポートしてくれたのは、国際電話のコマーシャルで一躍有名になった「ゼロゼロワンダフルのキムヒジョンさん」でした。とてもやさしい人柄でチャーミングな方でした。

その時の取材で韓国の美味しい食べ物をたくさん知りました。サンチュに様々な野菜をたっぷり挟んで食べる韓国風の焼き肉の食べ方を知ったのもこの時です。トッポギや韓国の巻きずしキンパチヂミのファンにもなりました。

その後、韓流ドラマブームにのって、冬のソナタにはまった私は、そのロケ地を訪ねることになります。

その時の旅では辛みのある、ビビン麺を地元の人気店で食べて、独特の韓国麺のファンにもなりました。

そして、3年前には取材で韓国チェジュ島にお邪魔しました。観光地巡りでソンサンイルチュボンや大浦柱状節理帯、東門伝統市場などを訪ねました。宿泊先の済州神話ワールドでは豪華な宮廷料理を紹介し、コバルトブルーの美しい海ヒョプチェ海岸では名物のタコ料理を紹介しました。

その時食べた唐辛子たっぷりのタコの味は、辛さで流れ出る汗とともに忘れられない味になりました。

そんな韓国料理好きの私が先日、思いっきり食べたくなったのがチヂミです。

近くのスーパーで初めて買った、チヂミセットで作ってみたらとっても美味しく出来たので、ご紹介します。

お好み焼きのソースで有名なオタフクの商品だったんですが、これが大正解でした。

材料を切って、生地に、水、卵と具材を入れてかき混ぜるだけです。私はニラ、玉ねぎ、長ネギ、豚肉、ハムを入れてみました。

後は油を敷いて両面をこんがり焼くだけです。

片面を3分、裏面を2分焼いて、最後にフライパンの周りにゴマ油を回しかけて出来上がりです。

付属のコチュジャンベースのタレが、とても美味しくって、食にうるさい母にも大好評でした。

ほんの一時、韓国のマシッソ(美味しい)な旅を思い出しました。

【毎日がバトル:山田家の女たち】

「私は韓流ドラマ好きじゃけど、残念ながら、キムチは好きじゃないんよー、ほじゃけど今日のチヂミは美味しかったんよコチュジャン言うんもおいしいねー

「あれだけ、具が、入ったったら、ヘルシーなろー」

「韓流ドラマ見よったらトッポギ言うんがよう出てこう、あれは美味しいんじゃろか・・・」

「私は、韓国の屋台で食べたけど、日本のおもちみたいなんじゃけど、びよーんと伸びたりはせんよ、味付けは甘辛いんよねー子どものおやつじゃけんね」

母は韓流ドラマの大ファンですが、韓国料理で好きなのは焼き肉とチヂミになったようです。

【ばあばの俳句】

美味しいとチヂミの昼餉春うらら

私が作ったチヂミを怪訝な表情で一口食べた母は
にっこり笑って「美味しいねー」と一言、昼ご飯が楽しい一時になりました。

私が作るメニューが、また一つ母のお気に入りになって良かったです。
本当に美味しくできますので、皆さんもお試し下さい。

▽この記事の中の「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日、音声配信しています。20時前後に発信している「フリートークでこんばんは」もお聞きいただければ嬉しいです

今日もたくさんの記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただきありがとうございます。


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また明日お会いしましょう。💗

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