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コミュニケーション能力はだいじ【#29マッチングサイトリポート】

はじめてマッチングサイトデビューしたのは、昨年の夫の命日のあとだったので、まる1年が経過しました。その経過はこのシリーズに集約されています。

↑前回の続きからアップデートしておきます。医師のDavidさんは、世界のあちこちにバイク(自転車)を持って旅をしてしまうほどのサイクリストでプロフィールにも世界各地で撮った写真をたくさん載せていて、そのグローバルぶりが伺えました。

バイク乗りで鍛えているだけあり年齢のわりにとても若々しく、ミシガンの北方にある島にカヤック旅に出たり、トライアスロンのボランティアをしていたりと週末も大忙しで、出先からすばらしい写真や動画を送ってくれました。

そんなやりとりは一ヶ月半ぐらい続き、送られてくる写真から彼の日常の様子は垣間見えましたが、文章で自分を伝えたりチャットすることは苦手のようで、いくらやりとりしていても彼の行動はわかってもパーソナリティがちっとも見えてきません。

彼は医師であるだけでなく、ミシガン屈指の観光都市に広大なチェリー農園も所有しており条件的にも申し分ない方だったのでうまくいくといいなと、かなり打算的な期待もしていたのですが、どうもそういう気持ちがわいてきませんでした。

これまでの経験から、しばらくチャットするともっと話したい、もっと知りたいという気持ちになる人とは会話のキャッチボールが楽しくなるのですが、ちっともその気配が生まれなくて、これは"No Chemistry"だなと!!

英語では、ビビッときて良い相性を感じることを“We have good chemistry”なんて表現を使うのですが、それまったく感じられずです。わたしが感じないのだからたぶん先方もそうだったのでしょう。

お互いにめんどくさくなり自然消滅しました。😅

一方、メンタルヘルスのエキスパートで、精神的問題を抱える方に対してカウンセリングや必要なサポートをする仕事をしているソーシャルワーカーKevinとは初デートも終わり、Grebeさん以来の楽しい会話のキャッチボールが続いています。KevinさんにはQP(キューピー)さんとあだ名をつけました。

趣味や好きなことはまるでマッチしていないのに、なぜか会話が弾むのが不思議です。会話のテンポや受け答えのユーモア、レスポンスがすこぶる良く、職業柄か聞き上手で応え上手なところに心地よさを感じています。

チャットでは、まるでティーンエイジャーとやりとりしているみたいにオチャメに絵文字を使いこなすので感情表現が豊かに感じられます。ところが、お目にかかった印象はとても控えめで温厚で静かな雰囲気。内面と外面のギャップもちょっとおもしろくなりました。

体格もこのあたりによくいらっしゃるとにかく「でかい」というタイプではないので威圧感がありません。年齢はわたしと同じですが2度の離婚歴があります。最初の結婚と2度目の結婚で3人の息子さん(ひとりは2度目の奥さんの連れ子)がいます。最初の結婚は3年、2度目は21年で1年半前に離婚されたそうです。

最初の結婚がなぜ失敗に終わったのかをおもしろおかしく話してくれたり、当時の苦しみを想像すると笑える話ではないのでしょうが、笑いに変えて話してくれるところに好感を持ちました。

わたしはスポーツにはまったく興味がありませんが、彼は息子さんたちとスポーツ観戦に行くことが大好きで、良いパパぶりを発揮しています。キャンピングも趣味でキャンパーを持っているそうです。春から夏の間はハーレーライドを楽しむというのだから、そんなところだけを取ればわたしとはぜんぜん趣味違うじゃん?って感じです。

唯一合うところがあるとするなら、寒いときのバケーションはカリビアンリゾート!!ってところぐらいかな?

お付き合いしていく上でたいせつな人生における基本的価値観はほぼ一致していることがわかっています。お互いが求める宗教的、政治的、性格的な理想は今のところ大きくズレていないように見えています。遊びや趣味の興味よりそこはずっと重要です。

拘りの深い趣味が同じだといいことばかりでもないし、ここで学んだことはとてもだいじ。↓

まったく趣味が一致していないのに、会話が楽しく続けられるというのは、コアバリューに通じるものがあることと、安心感からなのかな?と自己分析しているところですが、さあ、QPさんとわたしこれからどこに向かうのか……。

これまでに、何度も期待してはしぼんでいるのも現実ですから、過度な期待はせずに、ゆら〜りと今後の運命を見極めることにします。楽しみで〜す。

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