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環境の多様性

お仕事の知識や技術を深めるために資格の勉強を、
なんども行いましたが、
わたしには何か違和感がありました。
自己啓発本を読んで、お仕事へのやり方や意欲の高め方などを、
好きなのでよく読みながら職場で活かしていきましたが、
働いていると、職場の環境というものが大切なのではないかと、
お仕事と本を読んでからの経験により、そう思うようになりました。

HSPという、物ごとに繊細な人に、わたしは当てはまるので、
人間関係について、敏感に反応してしまいます。
相手が不快に思ってはいないだろうか、
きょうはいらいらしていないだろうかと、
人を気遣うように生きてきました。
それはそれでいいことなのかもしれませんが、
お仕事を辞めるとき、いつも人間関係が原因なのだと知りました。
なぜ、いつもこのような結果で退職してしまうのだろうと思い、
本屋さんへ行ったり、アマゾンで本を探して、
人間関係について悩んでいるときのヒントはないだろうかと、
本を試し読みしながら探し回った結果、
武田友紀さんの本、"「繊細さん」の本"、と出会いました。
この本によると、
人間の感情やその場の雰囲気、光や音などが、
敏感に感じ取るような、HSPの特性を持つ、
繊細さんという人たちが存在するのだと知りました。
非繊細さんは、あまりこのように敏感に感じることは少ないのですが、
繊細さんは、深く感じ取るので、
心身ともに疲れてしまうことがあります。

人間関係で悩んでいるときは、あまり人を気遣い過ぎないで、
もっと自分自身を出したほうが楽になれることが、
いちばんの発見でした。
相手を思いやりを持って接するのはとても素敵なことです。
思いやりを持ちながら、自分がやりたいことや、
自分がこうしたいことを、
想像したり考えたり、計画を立てて行動して、
実際にやってみると、楽しい気持ちになれるということと、
いままで殻をかぶって仕事をしていた自分から、
思ったよりも楽に仕事ができるということでした。
お仕事でもプライベートでもそうですが、
もっと自分の意見を言ってもいいということ、
もっと自分がやりたいこと、表現したいことを、
やってもいいのだと知ったときには、
うれしい感情が沸きあがり、
あたたかい想いを抱きしめることができました。

確かにいままで、人の話を聞くということが、
あたりまえに行ってきたのですが、
そのような態度とともに、
自分の話も積極的にやってみようと、
思うようになりました。

人の話を聞いてあげたら仕事が早く終わるから、
効率がいいのですが、そのような行動とともに、
自分の話もしたら、職場での作業も、
いままでの自分と比べてやりやすいと思いました。

資格の勉強や自己啓発の本を読むことも、
好きですし、いいとは思うのですが、
職場という”環境”で働くためのカウンセリング本というものも、
これからは大切になっていくものだと思いました。
環境ひとつでその人の働き方や作業のやりやすさ、
人間関係の悩みやコミュニケーションなどに、
影響がでてくるものだと思います。

大きな会社で働くのがあう人や、
小規模な職場がいいという人、
自宅で作業することが向いている人、
お仕事を立ち上げて活動する人、
いまはお休みして、心とからだを安静にしている人。
どんな人とお仕事をしたいのか、
どんな職場ならお仕事がやりやすいのか、
仕事をする上で環境の多様性が必要なのではないかと、
叫けばずにはいられない。
決して仕事は楽しいだけではない、
むしろ悲しいことやつらいことが多いのかもしれませんが、
そのような仕事でも、
ひとりでも、ふたりでも、
いまの仕事でよかったと思うことができるような、
そんな、環境づくりが、
見直されていると思いました。

#私の学び直し

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