矢口エイト

30代、冴えないサラリーマン。地方出身、都内勤務。くだらないこと、面白いこと、あとシャ…

矢口エイト

30代、冴えないサラリーマン。地方出身、都内勤務。くだらないこと、面白いこと、あとシャレた街並みは好きなんで、ざっくばらんによろしくお願いします。偏った思い出は何度か出てくるかもしれません。不定期で駄文アップ予定。

最近の記事

220831【23歳と33歳の夏休み】

今から10年ちょっと前、大学生だった時に「神聖かまってちゃん」というバンドに出会った。なんだろ、ネット界隈で見つけたのかな。のっけからで失礼しますが、自傷行為をしながらライブをやっている映像を観て、「なんだ、こいつらは。」と思ったのだ。そして、楽器は何もできないし歌も音痴な自分なのに、「こういうのを“ロック”って言うんだよ。」とサークル内に普及させようとしたが、当時のAKB48の勢いには勝てなかった。こっちだって、神曲たちなのに。 それでも、ベタに代表曲「ロックンロールは鳴

    • 220818【アウトドア嫌いと夏フェス】

      自分はどうもアウトドアが苦手だ。キャンプ、グランピング、バーベキューなど、夏休みに、夏の思い出づくりにどうですかと、メディアが誘ってくる。いくらテレビが特集を組んで煽ってくるが、自分は全く行かない。まあ、子供の頃、少年野球チームで、夏休みに河川敷でテントを張り、バーベキューをして一泊していたが、あんまり乗り気じゃなかった。野球部員と監督にコーチ、保護者も勢揃いして行なうバーベキューに、ホームセンターで買ってきた大量の手持ち花火。そりゃあ、子供心に純粋に楽しかったけど、あまり良

      • 220731【ここ4・5・6・7月のこと】

        久しぶりにここに書く。別に需要がある訳じゃないけど。4月まで定期的に書いてきたが、新年度に入り、どうも仕事が忙しい、というか業務量が多い。4月5月6月が過ぎて、2022年が折り返し、7月に入ってしまった。そして、その7月も梅雨なのか猛暑なのか分からないが、いろんなものが値上げしていることだけは日々感じている。相も変わらずコロナ禍ではあるが、たまに、妻と娘の目を忍んで戦友と飲みに行くと、「仕事忙しいの?」、「大丈夫?」と労わってくれる。仕事は忙しいわけじゃない、案件をこなす要領

        • 220414【映画と夜遊び女とドライな朝と】

          映画について、自分は非常に疎い方だ。今、映画館では何が上映されているのか、何がヒット作品なのか、情報をキャッチできていない。職場で「あの映画見た?」という会話にはなるべく入らないよう、仕事が忙しいふりをしてでも目線を下げ、キーボードを打ち込むようにしている。学生時代、「土曜日のめちゃイケは見た?」という話題を真っ先に繰り出していた身だが、どうも「映画」には疎い。映画、というか、映画館に疎いのかもしれない。子どもの頃、金曜から日曜にかけて、テレビを点ければ、どこかのチャンネルで

        220831【23歳と33歳の夏休み】

          220331【野球少年の質問】

          2022年のプロ野球ペナントレースが開幕した。先に申しておいて得も損も無いが、ワタクシは生まれてこの方プロ野球大好き人間、大正義巨人軍のファンである。この時期において、今シーズンはどんな戦い方をするのか、どんなペナントレースになっていくのか、とてもワクワクしちゃうのだ。もちろん、贔屓球団にはぶっちぎりで勝ち続けて優勝してほしいのだけど。 高校野球までは、一応、野球をするプレイヤー側の立場でもあって、冬が明けて、対外試合が組まれだして、春の大会に繋がっていくのが今日この頃であ

          220331【野球少年の質問】

          220317【広尾でヘルメット】

          たぶん、自分は社会人における様々なスキルにおいて、全国何千万人と居る社会人ピラミッドの下の方に位置していて、それでもどっしり現状維持で構えているんだが、ひょんなご縁があって、自分が施工主の立場、担当者になり、とある公共建築物を作り上げるプロジェクトにジョインしている。これは貴重な機会、人生は思い出づくりだと思いながら、あらゆる協力会社の方々に迷惑をかけないよう、日々神経をすり減らして業務に取り組んでいる。一応。 少しは、このプロジェクトが一段階したところで、自分自身の社会人

          220317【広尾でヘルメット】

          220303【初めての海外はシンガポール】

          大学1年生の11月の終わり、ご縁あって彼女ができた。「パチンコホールスタッフのアルバイトを辞めなさい」と、口酸っぱく言ってきた彼女。そんなことを頭に書いてしまって申し訳ないが、自分の大学生活の潤いと、軌道修正にも力を貸してくれた彼女。どれくらい付き合っただろう。キーボードで打ち込む前に考える。別に彼女との交際録、彼女の解体新書を書くつもりはないが、今回はその軌跡をダラダラと、一部包み隠しながら記すことにするし、この駄文は絶対彼女には渡らないと、勝手に断言する。 同じサークル

          220303【初めての海外はシンガポール】

          210217【勇敢な戦士は羽ばたいていく】

          2月3月と、別れのシーズンだったりする。これは決してネガティブなことが全てじゃない。はじまりでもあるのだ。今勤めている会社でも、2月早々に最終出社、3月末まではゆっくり有給消化に充てるということで、一人、最終出社を済ませた社員が居た。 脱出おめでとう、ブラック企業を超えて漆黒なるブラブラブラック企業からの脱出を。たぶん、多くのスタッフがそう思っていて、「だったらアナタも辞めればいいじゃん。」と突っ込みたくなるが、なかなか辞めないのは、居心地の良い地獄で、そのぬるま湯なるコミ

          210217【勇敢な戦士は羽ばたいていく】

          220203【パチンコバイトとだらだら】

          パチンコを打ったことも、パチンコホールに入ったこともない、ましてやアルバイトの経験もない18歳の世間知らずの自分が、パチンコホールスタッフのアルバイトを初めて1ヶ月が過ぎた頃には、すっかりアルバイトに慣れ、日々のライフサイクルに溶け込んでいった。ただ、良くないのは、大学生活の、ベタな講義、研究、言葉が幼稚だが“勉強”、そっちのけでアルバイトにハマってしまった。時給は他のアルバイトより高く、先輩が難癖つけてシフトを替えてほしい、という要望に応えて、その分アルバイトに入り、その分

          220203【パチンコバイトとだらだら】

          220120【パチンコホールスタッフ】

          パチンコのホールスタッフのアルバイトを人生初のバイトに選んだ自分。横浜のとある商店街の個人経営ではあるが、周辺のパチンコホールに比べ、床面積が広く、通路が広く遊びやすい設備であり、リニューアルオープン日は超満員でホールは盛り上がっていた。遅番で入った自分に早番のスタッフからのインカム等の引き継ぎは無く、店頭で、店内BGMに負けない声の大きさで叫んでいた。7月、18時が過ぎ、だんだんと夕焼けに染まる商店街、主任が様子見なのか店頭の自分の所にやって来て、一言伝えた。 「いつまで

          220120【パチンコホールスタッフ】

          220106【初めてのアルバイト】

          日本の教育体制・方針に何も口を出せる人間ではないし、「お前誰やねん。」的な我輩ではあるが、どうも、日本の教育は、お金の稼ぎ方を教えてくれないのだ。大学に入って、経営学を専攻でもすれば、少しは学べるかもしれないが、田舎の公立小学校から高校まで過ごしていて、将来どこで使うか分からない数学の方式や、物理の法則等を目の前にして朦朧としていた。自分が通っていた高校は、基本的にはアルバイトは禁止だったため、上京・大学に入って初めてアルバイトを経験した。親がどんな仕事をしているかも曖昧なま

          220106【初めてのアルバイト】

          211230【お笑いは観て笑うに限る】

          御存知の通り、先日「M-1グランプリ2021」が開催され、今年の漫才師日本一が決まった。その日、昼下がりからテレビで敗者復活戦を観て、夜は決勝戦、酒も飲まず、ずうっと笑いながら楽しんでいた。中学生の時、初めて「M-1グランプリ」が開催され、第一回大会から欠かさず観ている。リアルタイムで観れなかった時は、録画をして、しっかり観ている。観てから寝ないと、あくる月曜日、クラスの話題に着いていけなくなる、そんな恐怖心は無いのだけれど。 大人になり、「M-1」に関わらず、お笑いのネタ

          211230【お笑いは観て笑うに限る】

          211216【サークル内恋愛】

          大学祭の実行委員会にて、何故か指名された“芸能人担当”というポジション。当時、自分だけかもしれないが、まだまだインターネット、メールでのやり取りが盛んではなかったあの頃、部室のFAXにて出演依頼を送り、数日後に返信が来た。慣れないやり取りではあったが、日時・予算他一定の条件の中で、大学祭にお笑いコンビ「ダイノジ」をブックした。また、これは当時の“バーター”になるかもしれないが、当時若手の「平成ノブシコブシ」もブックしたのだ。ダイノジにはエアギターをやってもらい、ノブコブ吉村さ

          211216【サークル内恋愛】

          211209【大学祭を作るといっても】

          大学生にもなれば、彼女くらい軽くできる。そう幻想に浸っていたのは大学受験時代からかもしれない。テニスサークルに入れば女子の比率も高いしゴールデンウィークには彼女ができるという謎の情報が、華の東京から田舎の高校にも入っていたのは事実。首都圏に行けば行くほどカワイイの偏差値は上がる、とも聞いた。ネットの掲示板の情報までも鵜呑みにして、期待と、不安の入り混じった中、ひょんなご縁で大学祭実行委員会に身を置いた。 サークルというか、一応部活動なので“部活動”という表現になるべく統一す

          211209【大学祭を作るといっても】

          211202【嫌な汗、気持ちいい汗】

          今日、妻は生後5ヶ月の娘が寝るレンタルのベビーベッドの隣に簡易的な布団を敷いて、一緒に寝ている。娘が夜中に泣き出しても、すぐに駆けつけている。できる母だ。一方で自分は、別室の寝室に、新調したクイーンサイズのベッドを独り占めしている。クイーンサイズのベッドは、たぶん渋谷道玄坂のラブホテルくらいでしか経験がない。しかも、休憩プランでしか使ったことがない。さらに加えれば、そのベッドで十分な睡眠を取ったことがない。ひらすら相手とイチャイチャしていたからだ。ベッドより目の前に横たわる裸

          211202【嫌な汗、気持ちいい汗】

          211125【大学祭実行委員会に入部する】

          大学の劇団サークルにて、新入生歓迎公演なるものをその日の午後に観て、自分の好きなタイプの子がヒロインで、目の前で演技ながらもディープキスをしていて、それを観て、何か“奪われた”感に襲われた夕方。キャンパス内では、金曜日でもあり新歓コンパの勧誘が繰り広げられていた。 中には、参加費無料、お酒がタダで飲める、その代わりウチのサークルに入ってもらいますよ。みたいな暗黙のルールが敷かれていたと思う。昔の話ではないが、今の時代よりおおらかな時代だった。良くない話かもしれないが。キャン

          211125【大学祭実行委員会に入部する】