往復書簡:ひびをおくるとは
本記事では写真家・鳥野みるめさんと、私、書肆 海と夕焼 店主の柳沼雄太がnoteのマガジンにて連載している「往復書簡:ひびをおくる」についての概要をお伝えします。初めてお読みいただける方も、途中からお読みいただいた方も改めて楽しんでいただきたいという思いのもと、筆を執りました。
1.往復書簡:ひびをおくる とは
「往復書簡:ひびをおくる」は、写真家・鳥野みるめと書肆 海と夕焼 店主・柳沼雄太の2名によって紡がれる往復書簡です。東京と鎌倉、離れた土地に住むふたりが送る日々を、写真と物語、そして手紙によって記録していきます。
見るものも感じることも違う日々の中で、お互いがお互いの生活を送ること。それでも、みるめさんが撮影した写真と柳沼が書いた物語が寄り添って、ふたりの日々にいろどりを発見することができたら良いという思いで始めました。
2.往復書簡:ひびをおくるの読み方
「往復書簡:ひびをおくる」は、下記のマガジンにて連載しています。最新の記事が一番上に、下へ向かうにつれて前回の記事をたどっていくことが可能です。
2-1.記事の順序
①みるめさんが写真を5枚撮影し、柳沼へ送ります。
(1通目_鳥野みるめ001)
②届けられた5枚の写真から、柳沼が物語を想像し短篇小説を書きます。
(1通目_柳沼雄太001)
③柳沼の短篇小説の続きを想像し、みるめさんが5枚の写真を撮影します。
(2通目_鳥野みるめ002)
④届けられた5枚の写真から、柳沼が物語を想像し短篇小説を書きます。
(2通目_柳沼雄太002)…
写真→小説→写真…の順番で、ひとつの物語をふたりで続けていきます。
2-2.記事の見方
それぞれの記事の見方を説明します。
<鳥野みるめの記事>
【往復書簡:ひびをおくる】鳥野みるめ001
5枚の写真
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手紙の写真
手紙の文章
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雑記
<柳沼雄太の記事>
【往復書簡:ひびをおくる】柳沼雄太001
原稿用紙の写真
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短篇小説
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手紙の写真
手紙の文章
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雑記
それぞれの1記事の内容は、①写真と短篇小説のやりとり ②手紙のやりとり ③雑記 の3つの要素で構成されています。
TwitterやInstagramを経由して訪れていただいた方々は、往復書簡のやりとりの途中からご覧になることが多いと思います。途中から読んでいただいても、楽しんでいただける内容になっています。さかのぼってお読みいただく際には、先ほど記載したマガジンのトップからお楽しみください。
◆マガジンのトップへのリンクです。↓
◆はじめの記事からお読みいただける方は、以下からご覧ください。鳥野みるめさんの5枚の写真から物語が始まります。↓
以上がふたりが思う「往復書簡:ひびをおくる」の楽しみ方です。もちろん、みるめさんが撮影した写真から、読者の方それぞれの中に立ち上がる情景や、柳沼が書いた短篇小説から、読者の方それぞれに現れる風景があると思います。どのようにお楽しみいただくかは、読者の皆さんにお任せします。あくまで道筋を示す“ガイドブック”として、ご参考にしていただけたらと思います。
2020.08.13
書肆 海と夕焼 店主 柳沼雄太
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