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フリーになって1年9カ月の振り返り(お仕事編)

こんばんは、ユキッ先生です。Web記事を作る人で、2児の母です。

前回の記事が昨年の8月だったんですって。いま6月だよ。久々すぎますね。もう廃業したと思ってた? フフフ…。

noteもログインするたびに仕様変更してる始末。どんなインターフェイスでも新機能でも受け入れるけどな。

あれから約9カ月、相変わらず9000万円か2兆円は降ってきてはおりません。かわりに今日は台風雨が一生懸命降っていて、私の青春時代を知る大和川が氾濫しそうになる勢い。

そういえば、学生時代には吾彦大橋(大和川)をチャリで渡ってくら寿司行ったり、サークルの先輩にびっくりドンキー連れていってもらったりしたなあ。

それはさておき、9カ月の間に、いろいろあったことを振り返り、現在地の確認をしておこうと思った次第です。

▶過去の節目振り返り記事はこちら

ここで過去の記事を、新しい順に紐解いてみましょう。
何書いたかはあんまり自分でも覚えてません。節目というほど節目でもない気まぐれ更新です。

まずは直近が2022年8月。独立からちょうど1年あたり、お盆直前の夏休み期間、子どもと私の実家に帰省している最中に書きました。

その少しだけ前、2022年6月。かなり本数をたくさん積み重ねていた頃。

2022年2月。本格始動し始めて、娘が入学する直前の頃。

ひるがえって今は2023年6月、娘は小2、息子は年中クラスになりました。

私にも、仕事以外での変化がぼちぼち。

記事制作業(本業)と家主業(副業)、母業に分けてそれぞれ記録してみます。今回は本業と副業について言及します。

▶【本業】記事制作案件は安定しつつステップアップ

最初にお仕事をいただいたクライアントさんと1年8カ月で契約終了

今回noteを書いておこうと思ったのは、独立後初めてお仕事をいただいたクライアントさんとの契約が1つ終了となり、リソースに若干の余裕が出てきたからです。

ライターとしては何も実績のない段階で(熱意だけで)採用いただいて、1年8カ月続けられました。

取材記事だったので、対応範囲もリサーチからアポ取り、写真、テキスト、入稿までと、かなり幅広かった。全国にネットワークのあるメディアだったので、出張でセミナーや懇親会に参加させてもらったこともありました。

あと地味に良かったのが、校正レベルがかなり高いこと。丁寧なフィードバックをもらうことで、自分のやりがちなミスやクセがよくわかりました。日々はオンラインでお世話になっている校正担当者の方に、くだんのセミナーなどで「上手いですね」と褒めてもらったことは、大きな自信につながりました。

また、オフライン定期MTGなど、対面できちんと指導を受けられたのも良かった。個人的にはリモート歓迎で、その他のクライアントさんとのお仕事はすべてリモートなのですが、駆け出しの頃に先輩と顔見て話せる環境があるのは全然違うんじゃないかと思います。

他の2社も1年半以上継続的に受注、総収入はだいたいこれくらい

独立したのが8月で、9月は売上が2,000円ぐらいw、最初のクライアントさんとの仕事開始が10月。同じ年の11月と12月、それぞれから取引しているクライアントさんからも継続的に受注しています。

もちろん金額の変動はありながらも、フリーランスあるあるの「突然仕事がなくなって売り上げがピンチ…!」という状況を、幸いにもまだ経験していません。

ぶっちゃけ現在、メイン事業での月収は120,000円ぐらい。最低時給(大阪府:1,023円)で1日6時間、1カ月に20日間パートに出ると122,760円。そんなに変わらないのであれば、「やりたいこと貫いて、なおかつ時間に融通の利く現在のライフスタイルのほうが断然いいわ」という段階にまではなんとかやって来れました。

とはいえ昨年末頃は貯金残高を見て焦り、明らかに迷走していた

とはいえ昨年の年末頃は自分の貯金の値減りが危険水域に達してきて、かなり焦っていました。生活費口座もけっこうギリギリのところでやりくりしていていました。

収入を求めるあまり、実は内容には興味の薄い案件に応募したり、エージェントに登録しまくって、Web記事ではないジャンルの案件まで広げてみたり、今思うと完全に「金ありきで方向性見失ってた」時期です。

クラウドソーシングで「主婦歓迎!高収入!」を謳う案件に虫のように吸い寄せられ、ガチガチのルールで固められた創造性のないテストライティング原稿を精神的に苦しみながら書き、スズメの涙ほどのギャラをもらって、後日その原稿が本番環境で使われてたのを見た時の「やっぱり」感。
十分に味わいました。

そしてそんな状況をどう打破したかというと…、

▶【副業】ピンチ回避のための秘策は「マンション売る」「株売る」

懲役35年の住宅ローンからの解放

見出しの通りなんですが、所有していたマンションを売却しました。

再現性のない方法で本当に申し訳ございません。手元に現金を残すことを優先して、30歳のときにローン組んで購入した都心の1LDKを売却しました。

こちらもぶちゃけると、こんな成績でした。

・購入時の金額 2,360万円
購入時に組んだ住宅ローン 2,410万円
・売却時の住宅ローン残高 1,510万円
・売り出し希望価格 2,xx0万円
・売却額 2,xx0万円

ド年末に不動産屋さんに相談に行き、年始に売却申し込みをして、2月下旬には想定範囲内での買い手が現れたので、かなり順調だったのです。

さすがに購入金額より高く売れることはありませんでしたが「ローンの返済と思って支払っていた額は、実は貯金だったのか…?」的な結果にはなっていました。

住宅の都心回帰の傾向はしばし続くと思うので、働くのが好きな20代、30代には、都心のマンション購入は薦めたいですね。あと、このあたりの経験をもとに記事書ける媒体あればお声がけください。

前の職場の株価が上がっているのも安心材料

あと、前の職場に在籍していたとき持株会で積み立てて所有してた株価が、想像以上に上がってるんです。

退社したときの約4倍に。もうびっくり。

退職金自体は少なくて泣きそうだったけど、退職後にこんな形でボーナスが残りつづけるのはありがたいことですね。
逆に売却のタイミングを見失ってるけど。

山陰地方出身の人らしく「なるべく休まずに仕事をすることが大事」「結果(お金)は後からついてくる」「千里の道も一歩から」という価値観でこれまで人生やってきました。しかしいざ生活のピンチに陥ったときに「価値は地道な労働以外のところにも生まれる。それを取り入れ運用するのもまた能力」という事実に、メンタル的に救われました。

再現性のない秘策で申し訳ない。でも事実。

会社員の人は、会社員のうちに資産のことちゃんとしておくと、後々の自分を助けることにつながるので、使える制度があればぜひ使ってみてください。

私も会社員である夫に、いま使える制度はできるだけ使っておくよう、それとなくコンサルしています。

▶最近の変化と今後のビジョン

走りながら身につけたSEOのスキルが役立ち始めた

私は他の同業の方々と少し差別化するために、現在は「取材」と「レビュー」に対応することを柱にしてセルフブランディングしています。メディア企業にいたので「一次情報」が好きなんですよ。その一方で、検索キーワードをもらって原稿を書く、いわゆる「SEO記事」もコツコツやっていたのですね。

SEOは独立した当初はまるで知識がなかったのですが、最初にマニュアルが整ったメディアで20本近く書けたのがラッキーでした。その後、既存クライアントさんからも毎月5本ぐらいの発注を継続して受けているうちに、少しずつスキルが身についてきました。「走りながら身につける」というやつですね。

数を積み重ねていたら、実は検索1位を取っている記事もあります。

SEO記事の成果も反映してポートフォリオを整理していたら、春ごろからスカウトをいただける機会に恵まれるようになりました。

新規クライアントさんと取引開始、最高単価も更新

新年度からの2つの新規クライアントさんは、いずれもスカウトから契約に至ったものです。自分からの応募以外で評価し声をかけていただけたことで、心理的にもすごく楽になりました。

そしてこれまでの最高単価で、自分のキャリアや経験を活かせる分野のメディアに参加できることになりました。ばんざーい(∩´∀`)∩!
楽しみで仕方ないですよ。そして「新しい仕事が楽しみ」って、本当に幸せなことだなと思います。

とりあえずいただいたご縁を大事にして、これからもまだまだ成長していかなあかんなと思っておる所存です。

さて次回は「母業」のほうを振り返ってみたいと思います。結論からいえば、今のライフスタイルは最高です。
台風なのでいつもより早めに息子を迎えに行かねば。娘はもう先にお迎えしました。今夜のおかずはコロッケかな(停電などなければ)。

おしまい。

カバー写真 / 働く女性にご利益があるといわれる「五大堂同聚院」レースのお守り(2022)


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