戦後神奈川県議会の選挙区定数の変遷
今回は神奈川県議会の選挙区定数、戦後の変遷を取り上げます。神奈川県は古来より源頼朝が鎌倉幕府を開いたり、そのあとの室町時代においても鎌倉公方がおかれるなど、東国の政治の中心として機能してきました。江戸時代は、県の西半分の多くが小田原藩の領地でしたが、その他は幕府の直轄地や旗本領、他の藩の領地など領国支配は錯綜していた状況でした。幕末の1858年に日米修好通商条約が結ばれると、それまで一漁村にすぎなかった横浜村が開港地として選ばれ、外国との交易の中心地として発展してゆきました