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私のカケラ。

もう かれこれ10年以上前
物語を書くとあるサイトで
「優勝 賞金100万円」みたいなのがあって 優勝を目指し 作品をアップしていたことがあったんですね。

それが 運営の方の目にとまり
オススメ作品として 紹介されて
一瞬ですが
ランキング4位までいったんです。

私ね 以前も書いたと思いますが テレビの放送作家を目指していたことがあって
テレビの専門学校にも通っていたんですね。
で 脚本の授業とかも受けてたんですけど
作品を提出しても ダメ出しばかりで
いい評価をもらったことがなくて ‥。

でも 当時は 若くて根拠のない自信満々ガールだったので先生に対して

「センス無っ!!」

とか思ってたんですけどね。

卒業後 希望通りの会社にサクッと入って
放送作家見習いやってたんですけどツラくて
1~2か月くらいで 辞めちゃって
そのあと リサーチ会社に入ったんですけど
(当時(20年ほど前)は 放送作家になるには
放送作家見習いになるか リサーチャーになるかだった)
そこも1年くらいで辞めて その時 私
放送作家諦めたんですね。私にはセンスがない。私には向いてないって。
完全に自信を喪失したんです。

今 考えたら 放送作家見習いもリサーチャーの仕事も 私がやりたいことに到達してもいなかったんだから センスも何も関係なかったんですけど
特にダメージをくらってなかったはずの
学生時代のダメ出しの記憶と
その後 仕事を続けられなかった自分の不甲斐なさと いろんなものが絡み合って
ごっちゃになって 「私にはセンスがない」と絶望した。

それでも なんとなくテレビの世界が諦めきれずに 某局のテレビの字幕製作の仕事をしていたときに 投稿した作品が オススメ作品に選ばれ
何百・何千もの作品のなかから 一瞬ですが
4位にランクインしたんです。

もう 天にも昇る気持ちで
それは もう嬉しくて嬉しくて‥。

初めて私が認められた瞬間でした。

今まで何も間違ってなんかいなかったよと
誰かに肯定してもらった気分。

多くはありませんが ファンの方もいて
サイトに ファンレターなんかも頂いて
ホントに嬉しかった。

noteを書き始めたら
なんだかそのことを最近 思い出して
で あの頃の自分の作品を見返してみたくなったんですが だいぶ前に そのサイトは閉鎖されていたので もう見れないだろうと思いつつ
なんとなく 作品名と 当時のペンネームを
検索してみたら そのサイトから移行したのか作品が残っていたんですね。

最後まで書き終えた記憶があったのですが
見てみたら途中で終わっていて
もしかして これ仕上げてたら
優勝して100万円もらえてたのかな?
なんていいほうに考えつつ
せっかくだから 編集加えつつ noteに移行して ラストまで書こうかなと思い
作品をコピーしサイトを消去しました。

そのうち noteにアップするかもしれません。
ただ 物語の発想みたいなものが
今の私にはない。 どう発想して どう書いてたんだろう?あの頃の私よ…。

そういえば専門学生時代に使っていた
ネタ帳が捨てるに捨てられず 実家から持ってきていたのを思い出しました。
久々に 開いてみよう。

私のカケラです。このnoteも。
すべて大切に握りしめて進みます。
途中 こぼれ落ちて見失ったモノもあるでしょうがね。

以上。

嬉しい!嬉しい!!嬉しい!!! ありがとうございます♡