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寝て疲れる
ジャズ評論でも始めようかしら
【読書感想】流浪の月
明るく読みやすい文体と暗澹とした社会問題のテーマのコントラストが終始引き立ち、一貫していた。
生きていて辛いことは数多くある。
第三者が見える形だけを切り取り騒ぎ立て、本人達の言い分を聞かず心無い数多くの言葉を浴びせる。
少女更紗と青年文はある日公園で出会い、共に過ごすようになる。
共に暮らした期間はお互いにとって幸福であり、気を許し会えるかけがえのない時間だった。
その幸福を引き裂いたの
【随筆】文章を書きたい欲求
小説家に向いている人とはどんな人なんだろう。
慌ただしい日々の微かな瞬間、一息をつくとふと文章を書きたい欲求に駆られる。
文章に書きたい内容は色々だ。
こんな良い時間を過ごせただったり、こんな良い映画を見た。こんな嫌なことがあったなど、様々な思考が吹き出しになり文章として形成されようとする。
画家がデッサンをしたい風景に出会った時、あるいは写真家がシャッターを切りたいと思った時、欲求の起源はど